『点鬼簿』のカバーアート

点鬼簿

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点鬼簿

著者: 芥川 龍之介
ナレーター: 斉藤 範子
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このコンテンツについて

身近な人間の死について描かれた、芥川龍之介の短編小説

タイトルの「点鬼簿」とは、死者の姓名を記した帳面のことである。
この作品は、発狂し衰弱していった母の話、「僕」が生まれる前に亡くなった姉の話、
静かな最後を迎えた父の話、そして「僕」と妻が3人の墓参りをする話という4節で構成されている。
墓の前でそれぞれの人生に思いを馳せた「僕」は、人間の儚さや幸福について何を思ったのか。
芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)
大正期の小説家。1892年東京都生まれ。東大卒。乳児期から母方の実家で育てられた。
東京帝国大学在学中の1916年に第四次「新思潮」創刊号に発表した「鼻」が夏目漱石に絶賛され
文壇にデビューする。初期の古典を材料にした「羅生門」「芋粥」「地獄変」などの名作を経て、「点鬼簿」「歯車」など自己の周辺にテーマを得た作品に移行。
様々なトラブルで心身とも衰弱し、1927年に自殺して36歳の若さでこの世を去る。
没後、親友である菊池寛によって、芥川賞が創設された。
©2022 PanRolling
アジア 文芸小説

点鬼簿に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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幸福とはなにか


3人のうち誰がもっとも幸福だったのかは分からないけれど、生きている「僕」だけが、これから先も幸せを感じられるのだなと思いました。

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生死について

死があるから生を意識し、生きていた間に何があったとしてもそれが美しく見えるものなのだなと思います。

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恐らく作者も

毒親問題というか、親にあまり恵まれなかったとう家庭は今も昔も一定にあるのでしょうね

とても切ない作品でした

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よかったです

聞いてよかったです。芥川龍之介の作品の世界を知ることができました。

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切なくなる

なんだかとても切なくなる作品。
あまりいい思い出がないとしても、こうして作品の中に芥川の家族が残っていると思うと、またグッときます。

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