『竹久夢二という生涯――日下四郎が辿るその人生と美の奥義』のカバーアート

竹久夢二という生涯――日下四郎が辿るその人生と美の奥義

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竹久夢二という生涯――日下四郎が辿るその人生と美の奥義

著者: 日下 四郎
ナレーター: 杉山 大
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このコンテンツについて

[商品について]
―たまきという女性に「あなたの長髪が嫌い」と言われ、夢二はどうしたでしょうか―
1、長髪の理由を伝え説得した 2、固く一本に髪を結わいて見せた 
3、頭を刈って翌日会いに行った
正解は、本書 第8章「女人渇仰」をご覧ください。

竹久夢二は、数多くの美人画を残し、『どんたく』や『夢のふるさと』など詩人としても名を残している。本書は、その夢二の歩みを旅という視点で捉え、幼少期や歩んだ土地と出会った女性たちとの関係、夢二の童画と童話の世界などを紐解いていく。著者によって、夢二が日々なにを思い生活を送っていたのか、当時の詩や言葉とともに記されている。子どものように描き、人を恋い、そして泣いた竹久夢二を追いかける一冊である。

[目次]
1章 竹久夢二の淡き女たち ――山荘時代の生活と芸術――
2章 曳航の果て ――夢二の欧米流浪――
3章 モンタレーと夢二 ――カリフォルニアのアートコロニー――
4章 かっこうの啼く…… ――実録・竹久夢二の最期――
5章 旅への誘(いざな)い
6章 郷土の色と香り
7章 ブロークン・ハート
8章 女人渇仰(かつごう)
9章 子どもの目
10章 港のマリア
11章 菊富士ホテルのモデル
12章 とりこぼした夢のいくつか
13章 山荘をめぐる四季
14章 深みゆく秋
竹久夢二年譜
著者略歴

[出版社からのコメント]
竹久夢二は明治から昭和の時代を生きた詩人であり画家です。彼の作品は当時から評価されているものが多くありました。その裏、私生活においては様々な女性との関係が噂される人物でもありました。花火のように儚く消える恋も数多く経験されていたそうです。しかし、真剣に恋をし向き合った女性ももちろんいます。本書には、夢二の歩みとともにその心情が作品のどの部分に垣間見えるのかが記されています。芸術家の心を感じることが出来る一冊です。

【著者略歴】
日下四郎(くさか・しろう)

1930年 京都市に生まれる 戸籍名:鵜飼宏明
1948年 旧制第三高等学校文科丙(フランス語科)を修了
1953年 新制東京大学第1期生として文学部ドイツ文学科を卒業
経歴:放送 JOKR(ラジオ)からTBSテレビで番組制作 ~1979年
   舞台 DANCE THEATER CUBICで創作活動 台本&演出 ~1991年
   教職 淑徳短期大学/日本女子体育大学の非常勤講師 ~1997年
   評論 現代舞踊を中心とする創作作品の批評と審査 ~2013年
以上ダンス関係の仕事にはペンネーム日下四郎(くさかしろう)を用いた。

【主な著作と作品】
●鵜飼宏明名の著作
『太陽と砂との対話:西アジアのシルクロード』(1983 里文出版)
『東京大学・学生演劇七十五年史:岡田嘉子から野田秀樹まで』(1997 清水書院)
『さすが舞踊、されど舞踊』(2005 文芸社)
『ナナとジャン : 昭和20年代が生んだ青春の譜 上下巻』(2016 青風舎)

●日下四郎名の著作
『モダンダンス出航』(1976 木耳社)
『竹久夢二の淡き女たち』(1994 近代文芸社)
『現代舞踊がみえてくる』(1997 沖積舎)
シリーズ『ダンスの窓から』(2003−2012全3冊 安楽城出版)
翻訳本『ルドルフ・ラバン』(2007 大修館書店) その他

●ビデオ制作(全6巻 各1時間 台本・演出および解説パンフレット)
『第1巻 開拓期の人々』~『第6巻 戦後世代の展開』(1988-2005CDAJ)
©日下 四郎 (P)22世紀アート
アート エッセイ 芸術家・建築家・写真家

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夢二は結構苦労人

夢二の生家は元造酒屋で、文化的には恵まれていても、既に家は没落し金銭面では苦労していたんですね。十代の学生時代から、仕送りも滞り勝ちだったとか。多くの女性と浮き名を流し、生前から売れっ子作家で、華やかなイメージでしたが、生立ちから49歳で亡くなる迄、結構苦労人だったんですね。この本は70~90年台に執筆されたそうです。1930年生まれの著者の感性が、特に女性観が、現在読むとちょっと違和感を覚えます。晩年から生立ちに遡り、また最後、晩年に戻る構成も、何だかまどろっこしく感じました。夢二について知れたので、その点は良かったです。

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