『草々不一』のカバーアート

草々不一

(講談社文庫)

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草々不一

著者: 朝井 まかて
ナレーター: くま かつみ
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このコンテンツについて

泣ける。笑える。心がほっこり温まる。
身分としきたりに縛られた暮らしにも、喜怒哀楽、切なくも可笑しい人生の諸相があった。江戸の武家の心を綴る、傑作時代小説短編集。

朝井節、ますますの名調子。
1冊に長編8作分の人生が。

「紛者(まがいもの)」助太刀を頼まれた、浪人者の信次郎。頼まれたら断れないのが武士だが。
「青雲」立身する者とできぬ者。分かれ道を説く上司に悩まされ。
「蓬莱」大身の旗本家へ婿入りしたはいいが、妻から3つの約束をさせられて。
「一汁五菜」刀ではなく包丁で仕える江戸城の料理人が、裏稼ぎに精を出す。
「妻の一分」大石内蔵助の妻、りくにとっての忠臣蔵を、そばで見守った者がいた。
「落猿」藩の外交官である江戸留守居役が、公儀との駆け引きの最中に。
「春天」剣術指南所の娘と二刀流の修行人。剣で心を通わせた二人の行く末は。
「草々不一」漢字を読めない隠居侍が、亡き妻の手紙を読むため手習塾に通い始める。©朝井 まかて (P)2021 Audible, Inc.
歴史小説

草々不一に寄せられたリスナーの声

総合評価
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    36
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ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    34
  • 星4つ
    9
  • 星3つ
    2
  • 星2つ
    2
  • 星1つ
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ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    36
  • 星4つ
    11
  • 星3つ
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短編集

良かった。それぞれのストーリーが、単純な結末でなく、よくねられているし、プチハッピーエンドもいい。

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ナレーターも良いです。

待ってました!短編集なので、かなり物足りない感じがしますが、面白かったです。

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人に勧めたい

何気なく読んだが、素晴らしい作品でした。
どの作品も最後が救われる、心温まる物語でした。

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ナレーションが残念でした

作品は素敵でした。読み方がスムーズでなく、内容に入り込めませんでした。

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妻の一分

冒頭、犬が主人公だとわかりにくかったため、妻の一分だけ余り面白くなかった。

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ナレーションが良かった!

作品の面白さを左右するのはナレーションだと思う。シリーズ物を沢山聴いていると分かってくるけど 本当に大切なのはナレーターだと痛感します。このナレーターはとても良かったです。全部、このナレーターにお願いしたい!!と思うくらい良かったです

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最後は泣けた〜

どれも読み切りで飽きずに良かったけれども最後の草々不一はとても良かった

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心が温まる作品

朝井まかてさんの作品、久しぶりですが、とても楽しかったです。
ただ、私がおかしいのでしょか?「父」のアクセントが気になってしまいました。この言葉がキーワードの作品が多くて、とても念でした。

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解説通りの名調子

作品の紹介に『名調子』とありましたがその通りの手練ぶり発揮の朝井まかて。安心感もあるし、説教臭さを上手く避けていて平成・令和の藤沢周平と言って良いかもしれないと思いました。気楽に聴けたし後味も良いので総合評価は★5つ
 
このオーディブルを聴いての一番の収穫はナレーターの『くまかつみ』さん。短編8つの語り分けが素晴しかったです。ちょっと趣向のある語り手も楽しく洒脱に演じていて、技術があるのに嫌味ではない。

オーディブル時代小説だといくつもの誤読があって台無しになるけれども、くまさんはそれがほとんどなく(ゼロかも)、珍しいしありがたかったです。言葉や国語に対する愛着や造詣の深い方のように思えました。この分野での引き続きのご活躍をお祈りしています。(きゃんきゃんアニメ声のナレーターはもうこりごりなので!)

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ナレーションもよかった!

内容はもちろんですが、ナレーションがとても良かった。
女性が男性の声をしてもそんなに気にしないのですが、男性が女性の声をするとどうしてもおネエ感が…でも、今回は変に女性っぽさを出そうなどとせず普通に読んでいるだけなのに違和感なく聞けました。
お陰で江戸時代の生活を素直に感じることができ、内容も満喫することが出来ました!

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