『鉄塔の怪人』のカバーアート

鉄塔の怪人

少年探偵シリーズ

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鉄塔の怪人

著者: 江戸川 乱歩
ナレーター: 村上 麻衣
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このコンテンツについて

*本タイトルは、差し替え修正済みです。(2022年4月5日更新)

「少年探偵団」シリーズ第10弾!

まっ黒なせなか、白くうきだしている奇怪な模様、まがった長い足、ギラギラ光る丸い目・・人間ほどもある巨大でぶきみなカブトムシは窓から屋敷のなに入っていってしまいました。

後を追って探し回ってもみつけられず、かわりに一枚の紙。

「こんやは、気づかれたので、このまま帰る。だが、賢二君はかならずさらってみせるから、そのつもりでいろ」

監督/今井直人・編集/林岳史

【本作 映画化】

『少年探偵団 鉄塔の怪人』制作年・1957

『妖怪博士 二十面相の悪魔 二部作』『かぶと虫の妖奇』の続篇

監督・関川秀雄

明智小五郎・岡田英次

マリ子・中村雅子

小林少年・小森康充

【本作 七つ道具】

少年探偵団団員はBDバッジという徽章と七つ道具を持つ。

道具の内容は作品により異なるが、本作では万能鍵たば、小型写真機、指紋を調べる道具が登場。

【作者 江戸川乱歩】

大正・昭和期の小説家。推理小説を得意とした。

代表作は『D坂の殺人事件』『陰獣』『孤島の鬼』『怪人二十面相』他。

1894年(明治27年) 三重県名賀郡名張町(現・名張市)生。本名は平井太郎。

早稲田大学政治経済学部卒業後、貿易会社社員、古本屋、支那ソバ屋などを転々とする。

1917年(大正6年) 鳥羽造船所電機部に就職。1年4ヶ月で退職するが『屋根裏の散歩者』や『パノラマ島奇談』の参考になったという。

その後、岩井三郎探偵事務所などを、また転々とする。

1923年(大正12年)『新青年』掲載「二銭銅貨」で作家デビュー。

1965年(昭和40年)7月28日 没。

【関連作品】

1984年に起きた『グリコ・森永事件』犯人グループが「かい人21面相」を名乗るなど、知名度が高く、派生作品も多い。

小説>北村想『怪人二十面相・伝』

小説>浅田次郎『天切松闇がたりシリーズ』百の顔を持つ詐欺師「書生常」

小説>西村京太郎『名探偵が多すぎる』「怪人二十面相」

児童文学>那須正幹『ズッコケ三人組シリーズ』変装の名人「怪盗X」

絵物語>藤子・F・不二雄『かいじん二十めんそう』

漫画>藤子・F・不二雄『パーマン』怪人千面相

漫画>藤子不二雄A『怪人二十面相』

漫画>モンキー・パンチ『ルパン三世 新冒険』盗賊のボス「20面相」

漫画>CLAMP『20面相におねがい!!』

漫画>小原愼司『二十面相の娘』

漫画>青山剛昌『名探偵コナン』「少年探偵団」

アニメ>『乱歩奇譚 Game of Laplace』

映画>松竹『怪人二十面相』『名探偵明智小五郎』シリーズ

映画>東映『少年探偵団』シリーズ

ほか多数

©ことのは出版
文学・フィクション 私立探偵 童話・民話・神話

鉄塔の怪人に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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