『阿Q正伝』のカバーアート

阿Q正伝

こどものための聴く名作 17

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阿Q正伝

著者: 魯迅
ナレーター: バートラム, 日和 みか子
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このコンテンツについて

内容紹介
魯迅の長編小説。阿Qという愚かでうぬぼれの強い最下層の人間を主人公として描き、国民へ無知・無自覚であることへの危機を訴えた作品である。

阿Qは無知だがプライドだけは高く、よく嘘もつく。村人にバカにされたり、喧嘩に負けても自分の頭の中で理論をすり替え、勝利と思い込む愚かな男だ。ある時、革命騒ぎが起き、阿Qもそれに乗じて意味も分からず騒ぎ、捕らえられる。何もわからず騒いでいた阿Qは、碌な弁明もできずに処刑されることになる。村人たちもこの事件を大して考えようともせず、阿Qの死に方が期待と違うことへ不満を漏らしただけだった。愚かな国民は、無意義の見世物の材料になるか、あるいはその観客になるかだけなのである。

目次
第一章 始めに
第二章 優勝(ゆうしょう)の記録
第三章 優勝の記録 その後
第四章 恋の悲劇(ひげき)
第五章 生活費の問題
第六章 ふたたび勝利、そして敗北へ
第七章 革命
第八章 革命をゆるさない
第九章 大団円(だいだんえん) おわりに

©2023 PanRolling
文芸小説

阿Q正伝に寄せられたリスナーの声

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阿Qは喧嘩に弱く最後は負ける

キャラクターが起ってる。こういう物語がこの時代に書かれたことは興味深いし、新鮮だったのだろうがエンタメ全盛期のいまでは少し物足りない。

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『阿Q』って、何かの象徴?

全部聴き終わりました。

Wikipediaに書かれているあらすじは、以下の『』の中のとおりです。
私にとっては、その昔、教科書で一部を読んだ、
かすかな記憶があるだけです。

私には、革命軍に加わって、『えばりたい』だけの阿Q、のように思われます。
もしかしたら、阿Qは、『自分は一番下層階級の人間だ』って、わかっていたのかもしれませんね。

でも、そんなに自己評価が低いままでは、生きていくのは辛いですよね。
だから、なんとかあらがって、革命軍に入ろうとする。

それが裏目に出て、盗賊を一味にでっち上げられて、処刑されてしまう。

なんて、悲しいんでしょう。

この革命、「辛亥革命」によって誕生した中華民国、今は台湾の地域ですね。

『台湾有事』のことも、頭をよぎりました。
きっと、習近平は、台湾を占領しようとするのでしょうね。

こわい、こわい!

Wikipediaにおける阿Q正伝のあらすじ

『時代が清から中華民国へ変わろうとする辛亥革命の時期、中国のある小さな村に、本名すらはっきりしない、村の半端仕事をしてはその日暮らしをする日雇いの阿Qという男がいた。

彼は、働き者との評判こそ持ってはいたが、家も金も女もなく、字も読めず容姿も不細工などと閑人たちに馬鹿にされる、村の最下層の立場にあった。そして内面では、「精神勝利法」と自称する独自の思考法を頼りに、閑人たちに罵られたり、日雇い仲間との喧嘩に負けても、結果を心の中で都合よく取り替えて自分の勝利と思い込むことで、人一倍高いプライドを守る日々を送っていた。

ある日、阿Qは村の金持ちである趙家の女中に劣情を催し、言い寄ろうとして逃げられた上に趙の旦那の怒りを買って村八分になり、仕事にもあぶれてしまう。食うに困って盗みを働き、逃亡同然の生活を続けるうちに、革命党が近くの町にやってきた事を耳にした彼は、意味もわからぬまま「革命」に便乗して騒いだ結果、革命派の趙家略奪に関与した無実の容疑で逮捕される。

無知ゆえに筋道たてた弁明も出来ず、阿Qは流されるままに刑場に引き出され、あっけなく銃殺されてしまう。集まった見物人たちは、銃殺は斬首より見栄えがしないなど、不満を述べたてるのだった。

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魯迅の代表作品

 日本にも田舎には昔、差別的に扱われながらもこんな便利屋の重宝な老人がいた。

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