『黒田如水』のカバーアート

黒田如水

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黒田如水

著者: 吉川 英治
ナレーター: 前田 弘喜
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このコンテンツについて

戦国時代終わりに近づくとき【二兵衛】と呼ばれる天才軍師が現れる。黒田官兵衛と竹中半兵衛。この二人の出会いが戦国時代の終わりの歴史を彩る。黒田如水の人生を軸に、戦国の英傑たちが人間味あふれる人物として描きだされています。監督/吉田純子・編集/三好達也©ことのは出版 歴史小説

黒田如水に寄せられたリスナーの声

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黒田官兵衛さんの前半生

豊臣秀吉と「中国大帰り」前までの
前半生で官兵衛さんの性格や心の動きなどが細かく描写されて面白かったです。

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有岡城で黒田官兵衛が突き抜けたもの

妻の実家のある伊丹で義父の葬儀の為に伊丹に帰省した際に聴きました。軍略に富んだ黒田官兵衛の半生で、「策士策に溺れる」で荒木村重に有岡城(伊丹城)で幽閉されていた1年で突き抜けたものがあったのかと思います。
官兵衛の裏切りと怒って人質に出していた嫡子の首を切る命を下した織田信長を受け入れ、秀吉と共に三木城の開城を成しました。更に自分を荒木村重に殺害を依頼した主人の小寺政職を許して自らの食客に迎える。
そこから秀吉の中国大返しを進言して秀吉に天下を取らしめたのは、伸びゆく藤の枝を眺めながら命を生き続けたこの1年があったからだと思いました。

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タイトルを黒田如水にした意味がわからない

主人公の黒田官兵衛が黒田如水を名乗るのは家督を嫡男の長政に継がせた後。本編は有岡城から脱出して息子と再会するところまで。だから小説本編にはほとんど黒田如水と呼ばれていないのにも関わらず題名にした意味がわからない。
もう一つ言うとこれはあくまでも小説だからしょうがないかもしれませんが、官兵衛と長政が再会した時に竹中半兵衛がまだ生きているふうに描かれていますが、実際には黒田官兵衛が有岡城から脱出したのは1579年10月、竹中半兵衛が死んだのは6月なので、本当は生きていません。

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清々しい武士道

多くは、黒田官兵衛を暗い人物と描くが、この作品では清々しい人物になっている。
史実によると多くの人々に影響を与えた人物なので、この作品の官兵衛が正しいのではなかろうか。

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心地よい

ナレーションの声も聞きやすく
歴史物に合った声質でとても良かった。
内容もよくて、読み終わりが清々しい気持ちになりました。

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ナレーションが最悪

とにかくナレーションの方が雰囲気を出そうとしているのか、不必要と思えるような抑揚をつけていて非常に鼻に付く。気取っていて芝居臭くてどうしようもなく、聴きづらいどころか聴いていられない。個性を出そうとなんかしないで欲しい。

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