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サマリー
あらすじ・解説
十和田湖の封印解きセッションで生まれた音楽と詩の朗読です。
ピアノ即興演奏: 藤川おさむ/ Osamu Fujikawa
朗読と歌: 藤川直子/ Naoko Fujikawa
詩: 佐藤シューちひろ/Chihiro Sato-Schuh
【十和田湖の龍が目覚めるとき】
あまりに狂った世の中が
自ら壊れていくのを
待っていたかのように
十和田湖の湖底深く眠っていた龍は
遥か昔の時代の夢を見続けていた
遥か古代の時代、遥か未来の時代の夢を
悪い龍がいると
社や呪いで封じ込めていた
だけと十和田湖の龍は
遥か古代の夢を見て、眠っていた
こんなに大きな存在だったなんて
下は地球の中心にまでいたり
上は遥か銀河の中心まで続くかのよう
すべての祖霊たち すべての銀河の存在たちと
その龍は繋がっていた
そんな意識で生きていた世界があったのだ
遥か古代のことだったのか
あるいは未来のことなのか
十和田湖の龍は目覚めて
湖底深い洞窟から
脱皮するように、飛び出していく
そのとき地球が裂けて
何倍にも大きな龍になる
この丸い地球、三次元の地球は
巨大な銀河の龍の
卵にすぎなかったのか?
黄金色に輝く、虹色に輝くその龍が
銀河をゆっくりと泳いでいく
いつも何かが足りないと思い込み
それでだまされて、支配されてきた
それが、小さく押し込められた
三次元の経験だった
銀河の龍が泳ぐとき
そんな世界はすっかりと消えてしまって
ありのままの世界がこんなにも美しかったことに
私たちは気づくのだ
この丸い地球、三次元の地球は
巨大な銀河の龍の
卵にすぎなかった
黄金色に輝く 虹色に輝くその龍が
銀河をゆっくりと泳いでいく
だまされて、押し込められた
三次元の体験は
もやと消えてしまって、
大きな銀河を
地球の龍が泳いでいく
***
(歌)
黄金色に輝く 虹色に輝く
十和田湖の龍は こんなにも大きい
地球から脱皮する 銀河の龍
この世界はこんなにも 深く大きかった