エピソード

  • 一夜語Podcast~2026年8月前半の星空~
    2026/07/27

    2026年8月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:41

    毎年お盆のころに多くの流れ星がみられるペルセウス座流星群。13日および14日のそれぞれ夜半から夜明けにかけてがピークとされます。ペルセウス座はカシオペヤ座の隣にあって見つけるのも難しくはありませんが、流れ星は空のどこにでも飛ぶので、広く空が見渡せるように寝っ転がってみることをお勧めします。街明かりや街灯の光を避け、また安全にも十分注意してください。なお、13日の未明に新月となって月明かりは皆無ですが、この新月はアイスランドやスペインで皆既日食を起こします。13日の2:50頃(アイスランド)から3:30頃(スペイン)に皆既となるこの日食のインターネットのライブ中継を行うところもあるでしょう。流星群を楽しみながら、同時に起こっている皆既日食のライブを見るのも面白いかもしれません。


    7:05

    日が暮れた西の空には金星の輝き。頭上には七夕の星、ベガ・織女星とアルタイル・牽牛星も見えます。今年は8月19日が伝統的七夕の日です。二人の間を流れる天の川は南の低い空のさそり座やいて座のほうに。夜半前に東の空に姿を現すのは土星、望遠鏡では環がわかります。夜明け近くになるとおうし座やオリオン座など、冬の星座も見え始めます。夜もすがら、夏の短夜を楽しんでは。


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    12 分
  • 一夜語Podcast~2026年7月後半の星空~
    2026/07/12

    2026年7月後半から8月前半にかけての星空案内です。


    0:39

    宵の明星・金星が夕空で目立ちますが、そこに細い月が加わると一層見事な眺めになります。7月17日、8月16日、9月14日あたりがおすすめです。

    夏の大三角を作るベガ、アルタイル、デネブの3つの一等星。ベガはアラビア語で「落ちる鷲」、アルタイルは「飛ぶ鷲」という意味があります。アルタイルはわし座、デネブははくちょう座の一等星なので、夏の大三角はいろいろと鳥にまつわる目印ということができます。


    6:10

    冥王星はかつて惑星に数えられていた天体で、現在は準惑星に含まれます。楕円の軌道は一時期、海王星よりも太陽に近くなるので、ある世代以上であれば「水金地火木土天冥海」と覚えていた人もいるでしょう。明るさは15等級と、一等星の40万分の1ほどしかありません。2006年には惑星から外れ、準惑星となりました。準惑星はほかにケレス、エリス、マケマケ、ハウメアがあり、現在は5つです。やぎ座の頭あたりに潜む、かつての惑星の姿を想像してみては。

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    13 分
  • 一夜語Podcast~2026年7月前半の星空~
    2026/06/27

    2026年7月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:39

    7月7日は七夕、七夕は五節句の一つです。今の暦のまま、七夕祭りをすることも多くありますが、元来は旧暦での行事です。日付と月の形がそろう旧暦で考えると、7日には半月前の月が出ており、これが彦星が織姫に会いに行くために乗る舟とみる話もあります。旧暦での七夕は伝統的七夕と呼ばれ、今年は8月19日です。


    4:30

    夏の大三角を作るのは、ベガ、アルタイル、デネブ。その距離はベガで25光年、アルタイルで17光年、そしてデネブは1400光年とも3000光年ほどともいいます。デネブだけ桁違いに遠いため、宇宙視点で考えると、この三角はとても鋭い針のような三角となります。地上から見ればアルタイルもデネブも同じような明るさですが、星の明るさは距離の二乗に反比例します。ざっとデネブがアルタイルの100倍遠いとするならば、明るさは1万分の1になるので、デネブの本来の明るさが相当なものであることがわかります。もしアルタイルと同じような距離にあったならば、明るさは今の1万倍に。宵の明星・金星よりも明るく輝く星が星座を形作る夜空を想像してみては。


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    9 分
  • 一夜語Podcast~2026年6月後半の星空~
    2026/06/12

    2026年6月後半から7月前半にかけての星空案内です。


    0:35

    6月21日が夏至、昼が最も長い時期を迎えます。太陽の高さは南ほど高くなりますが、太陽が出ている時間=昼の長さは北ほど長くなります。この時期の北極圏は、太陽が一日中沈まない白夜です。


    3:51

    てんびん座のさらに南には、おおかみ座があります。低いところで目立たない星座ですが、1986年に帰ってきたハレー彗星が地球に最も近づいたころに位置していたのがこのおおかみ座。当時8歳くらいの私は緯度が高い北海道旭川市に住んでおり、ハレー彗星も低い位置で観察した記憶がありません。およそ76年周期のハレー彗星が次に帰ってくるのはあと35年ほど先の2061年のこと。タイミングによっては人生で2回見ることも可能なハレー彗星、今はまだ遠くを旅するほうき星の姿を思い描いてみては。


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    10 分
  • 一夜語Podcast~2026年6月前半の星空~
    2026/05/27

    2026年6月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:40

    6月半ばにかけて夕方の空が賑やかです。6月9日には金星と木星が近づき、中旬にかけて水星も見つけやすくなります。17,18日ころには細い月も加わって見事な眺めとなるので、西側がよく見えるところでご覧ください。


    2:40

    今年は6月6日が二十四節気の一つ、芒種です。芒は「のぎ」、イネ科の植物の穂先の針状のものをいい、これらの種を蒔くころ、という意味があるそうです。折しも麦にゆかりのある二つの一等星が見つけられます。おとめ座のスピカは女神が持つ麦の穂先に、うしかい座のアークトゥルスは麦の刈り入れの頃に目立ち麦星の名が。アークトゥルスは見かけ上、スピカに向かっていく動き(固有運動)があり、5~6万年後には両星が近いところで並びあいます。遠い未来に生きる人が見上げる美しい一対を想像してみては。


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    9 分
  • 一夜語Podcast~2026年5月後半の星空~
    2026/05/12

    2026年5月後半から6月前半にかけての星空案内です。


    0:41

    5月から6月にかけて、夕空で木星と金星が次第に近づいていきます。その割合は一日に約1度。月の見かけの大きさがおよそ0.5度なので、毎日、月2個分の間隔が狭まっていくことになります。5月19日から20日には細い月も加わって賑やかに。6月9日の宵には一番近づき並びます。また、5月31日は今年一番地球から遠い満月、いわゆるマイクロムーンです。


    7:00

    日暮れ後の南の空で長くのびるのは、88の星座の中で一番大きなうみへび座です。その背には、ろくぶんぎ座、コップ座、からす座がのっています。星の高さを測る六分儀、月のクレーターと同じ語源を持つ学名(クラーテル)のコップ座、うそつきカラスを空に張り付けている銀の釘が光るからす座。控えめな星座たちにも目を向けてみては。


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    11 分
  • 一夜語Podcast~2026年5月前半の星空~
    2026/04/27

    2026年5月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:39

    2026年4月上旬に、アメリカのNASAが主導するアルテミス計画によって人類が月の向こう側を回って無事帰還しました。再来年に予定されるアルテミスⅣでは半世紀以上ぶりとなる人類の月面着陸が予定されています。今までに月に降りた人間はアポロ計画時代の12人だけです。


    5:22

    うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラで作る春の大三角。さらにりょうけん座のコル・カロリを加えると春のダイヤモンドとなります。これらの星は順に0等級、1等級、2等級、3等級の明るさで、ほかの星の明るさを比べるのによい目安となります。北斗七星からアークトゥルス、スピカにつながるのは春の大曲線です。プラネタリウムで曲線の感じがわかりやすいのは、比較的歪みの少ない中央付近の座席。折々の星空をプラネタリウムでも楽しんでみては。


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    12 分
  • 一夜語Podcast~2026年4月後半の星空~
    2026/04/12

    2026年4月後半から5月前半にかけての星空案内です。


    0:34

    4月19日の三日月は宵の明星・金星と並びます。その後ふたご座の木星の近くを通り、月末にはしし座やおとめ座の方へ。月が太陽と同じく黄道12星座を通るのは、月の通り道・白道が5度ほどの傾きがあるものの黄道とほぼ一緒だからです。


    4:33

    北斗七星から見つけられる北極星は、こぐま座のポラリス。地球の回転軸である地軸が向かう先、天の北極にとても近いところにあるので、ほとんど動きません。ただ、この天の北極は、地球が約26,000年をかけて首振りをする歳差(さいさ)によって動いていくので、北極星と呼ばれる星は時代によって変わります。2,000年後にはケフェウス座γ星が、12,000年後にはこと座のベガが北極星の役割を担うといいます。時代とともに移ろう北の目印を思いながら北極星を探してみては。


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    11 分