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Delicious staples of a great meal, bread, cheese, and wine develop their complex flavors through a process known as fermentation. Katie Quinn spent months as an apprentice with some of Europe’s most acclaimed experts to study the art and science of fermentation. Visiting grain fields, vineyards, and dairies, Katie brings the stories and science of these foods to the table, explains the process of each craft, and introduces the people behind them.

Whether it’s your first job in Japan or a plan for career transition, working in the recruitment industry can be extremely rewarding, fun, and lucrative. This guide will walk you through the ins and outs of the Japanese recruitment landscape, provide actionable tips, and set you up for success throughout the entire interview process.

The universal appeal of Laura Ingalls Wilder springs from a life lived in partnership with the land, on farms she and her family settled across the Northeast and Midwest. In this revealing exploration of Wilder's deep connection with the natural world, Marta McDowell follows the wagon trail of the beloved Little House series. You'll learn details about Wilder's life and inspirations, pinpoint the Ingalls and Wilder homestead claims on authentic archival maps, and learn to grow the plants and vegetables featured in the series. Excerpts from Wilder's books, letters, and diaries bring to light her profound appreciation for the landscapes at the heart of her world.

In I Never Knew That About New York, Christopher Winn digs beneath the gleaming towers and mean streets of New York and discovers its secrets and its hidden treasures. Learn about the extraordinary people who built New York into one of the world's great cities in just 400 years. New York is one of the most photographed and talked about cities in the world, but Winn unearths much that is unexpected and unremembered in this fast-moving, ever-changing metropolis.

Tasmania to London. One end of the globe to the other. Eight hundred hitchhiking rides. Eighteen thousand miles. Four seasons. Three continents. Nineteen countries. How many rides does it take to hitch from Tasmania to London? Rogue wanderer Jamie Maslin decides to find out, propelling him into a high-stakes adventure of a lifetime that sees him tackle searing desert, freezing mountains, tropical jungle, and barren steppes on little more than a thumb and a prayer.

In Isabel Losada's extraordinary For Tibet with Love, she explores whether it's possible for an ordinary person to change the world, just a little, and if something so serious can be achieved with joy in one's heart. From visits to Nepal and Tibet, to meetings with the Chinese ambassador and Tibetan awareness-raising groups, Isabel single-handedly hatches a stunning PR coup involving Nelson's Column, a 15-meter banner and a base-jumping parachutist that captured headlines worldwide.

A fantastic book! Timothy Egan describes his journeys in the Pacific Northwest through visits to salmon fisheries, redwood forests and the manicured English gardens of Vancouver. Here is a blend of history, anthropology and politics.

More than 20 years ago, Frances Mayes - widely published poet, gourmet cook, and travel writer - introduced readers to a wondrous new world when she bought and restored an abandoned Tuscan villa called Bramasole. Under the Tuscan Sun inspired generations to embark on their own journeys.

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Thirty five concerts. Seventeen thousand motorcycle miles. Three months. One lifetime. In May 2015 the veteran Canadian rock trio Rush embarked on their 40th anniversary tour, R40. For the band and their fans, R40 was a celebration and, perhaps, a farewell. But for Neil Peart, each tour is more than just a string of concerts; it's an opportunity to explore backroads near and far on his BMW motorcycle. So if this was to be the last tour and the last great adventure, he decided it would have to be the best one, onstage and off.

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京の出入口「京の七口」の一つとして、古くから知られた粟田口。京都盆地東端のこの地は、古代、五代孝昭天皇の子孫・粟田氏が鉱物採取や粟、瓜の生産を行ったという。平安時代には、清和天皇の勅により、祇園の八坂神社の疫病鎮めの神・牛頭天皇を祀る社が建立された。八坂神社は感神院とも呼ばれた為、こちらは感神院新宮と呼ばれたが、これが現在の粟田神社である。鉱物資源に恵まれていた為か、粟田口近辺には、古より刀工が数多く住んでいた。その中でも代表的なのが、平安時代の三条小鍛冶宗近と、鎌倉時代の粟田口藤四郎吉光で、古代からの製鉄の神・天目一箇神とともに、境内の末社・鍛冶神社の祭神となっている。特に、三条小鍛冶宗近は伝説的な存在で、一条天皇の宝刀「小狐丸」は、稲荷明神が化身した童子が合槌を打って完成したといい、その稲荷の神は、粟田神社境内摂社の北向稲荷神社や、粟田神社と三条通を挟んだ向かいに建つ合槌稲荷神社に鎮まるという。この伝説は、謡曲「小鍛冶」の題材となっていて、能や神楽、歌舞伎等の伝統芸能を通じ広く知られて来たが、近年、名刀を美男子として擬人化した「刀剣乱舞」でも取り上げられ、若い女性にも三条小鍛冶宗近の名が知られるようになった。今も昔も、「刀剣に神が宿る」地、粟田。ここに伝統文化とサブカルチャーの交錯を見る。

島根半島の北、約50kmの沖に浮かぶ隠岐諸島。本土に近い知夫里島、中ノ島、西ノ島から成る島前、その沖の島後島一島のみの島後と、大きく二つの地域に分かれている。神話の国・出雲の沖に浮かぶだけあって、古い歴史を今に伝えており、島後の玉若酢命神社（たまわかすのみことじんじゃ）は、古代からの国造・億岐家（おきけ）が、代々宮司を務めている。ここには、現存唯一の、律令時代に朝廷から支給された駅鈴が、今も保管されている。日本海を挟んで新羅や渤海といった国々との交渉もあり、隠岐国一国を成した。このように、都からはるか遠くの離島とは言え、古代から栄えて来た隠岐であるが、平安時代以降は、小野篁始め、数多くの人々が流刑に処される地となった。特に中世、後鳥羽、後醍醐と、二帝が流されて来た事は特筆すべきである。後鳥羽上皇は、承久の乱に敗れた後、島前の中ノ島に流され、ここで十九年を過ごして崩御した。現在も行在所跡や御火葬塚が残り、隣接して隠岐神社が建っている。後醍醐天皇は、倒幕に失敗して流されたが、一年後に脱出し再び挙兵して幕府を滅ぼし、建武の新政を行った。隠岐滞在時の行在所は、島後の隠岐国分寺とも、島前西ノ島の黒木御所とも言われる。今、黒木御所跡には、黒木神社が建っている。配流の島々に、二人の「戦う天皇」の見果てぬ夢を見る。

近年各地の神社が「パワースポット」として注目を浴び、それを目的として老若男女が参拝している。場所によっては、連日人が押し寄せ、縁結びや運気向上を願っている。あるいは「パワー」を得る為、境内の石に手を当てているような光景もまま見られる。こうした事は、近代以前からあり、神社信仰、文化の一側面ではある。しかし、それに偏重し、それをもって神社の主体のように思うのはいかがなものであろうか。神社に祀られる神々の多くは、過去実在した人物である。百社巡礼でも何度か取り上げた菅原道真公や安倍晴明公はもちろんの事、各地に祀られる氏族の祖神や開拓の祖神もそうであるし、天照大神ですらも実在の人間とする神道家もいる。そうした過去実在した人々は、皆、抜きん出た「パワー」に溢れた人々であり、だからこそ後世に語り継がれる実績を残し、神として祀られて来たのである。鬼や邪神とされた「まつろわぬ民」であっても、時代の趨勢によって敗者となっただけで、同じことである。彼らは皆、時代時代を精一杯生きて、何らかの大きな結果を出したのだ。今を生きる我々は、彼らを祀る神社でただ「パワー」を貰おうとするのではなく、彼らを畏怖し、目標として、自らも「パワー」溢れる存在となり、精一杯生きて行く必要があるのではなかろうか。神社における「パワー」の意義を再考。

大学卒業前、御山人が青春18きっぷ片手に、一人で行った東北旅行。 困難に満ちた道程を経てたどり着いたのは、多賀城・アラハバキ神社。 かつて「東北に朝廷に対抗する古代王国があった」とする内容で、 偽書騒動を巻き起こしたアラハバキ神とは何なのか?改めてその謎を掘り下げる。 ○手足の長い「まつろわぬ民」の荒ぶる魂 ○陸羽東線沿線にも篤く信仰されるアラハバキ神社が ○国譲りに納得出来ず?!三河の荒ぶる大国主命 ○怨み荒ぶるのは大陸的か それを鎮めて習合した日本の信仰 卒業旅行二日目は、冬の奥羽山脈を越え、秋田県へ。 後三年の役の古戦場で、腰まで雪に埋もれつつ訪ねたのは、 蘇我氏に滅ぼされた古代豪族・物部氏の末裔が守って来た唐松神社。 そこに満ちた数々の謎に挑む。 ●堀を巡らした三角錐の石積みの上に建つ社殿 ●神社の古文書には、物部氏の祖神が鳥海山に降臨し、出羽こそ物部の故郷と ●仏教を拒否して追われた神道を奉じる物部の「物」とは物の怪の「物」 ●「まつろわぬ民」と血縁を持ち、「韓をまつろわせた」物部氏 そして、「まつろう」「まつろわぬ」ことの現代的解釈や意義をも問います。 流行に「まつろう」ことなく、孤高の旅の中で見出したものとは。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰

前回に引き続いて、御山人が青春18きっぷを使い行った一人大学卒業旅行。 その最終到達地は、日本海に突き出た、秋田県・男鹿半島。 この地に伝わる「なまはげ」を求めて、半島中心部の山間にある真山神社を訪ねる。 併設の伝承館では「なまはげ」来訪の実演も行われる真山神社には、 こんな習俗と伝承がある。 ○祭礼の日、山から「なまはげ」が降りて来る ○「なまはげ」は家々を訪れ、怠け者を責めて暴れ回る ○一方では、五穀豊穣、家内安全などの福や富をもたらす「神の使い」でもある ○ゆえに、真山神社の鬼には角がない しかしこれは、あくまでも真山神社の「なまはげ」の話。 男鹿半島一帯に伝わる「なまはげ」は、場所によって言い伝えや姿も異なる。 特に注目すべきなのが、半島南西部沿岸の赤神神社。 ここにはまた別の伝承がある。 ●漢の武帝が、海の彼方より五匹のこうもりを連れて来た ●そのこうもりが鬼となり、村を荒らし回る ●困った村人は鬼らと賭けをし、知略によって退散させる ●赤神神社の五社堂はその鬼らを祀り、これが「なまはげ」の起源という 「なまはげ」のような来訪神とは何なのか?古代における「未知との遭遇」とは?卒業式前日、自らマレビトと化して追う、彼方より寄り来る「異類」たちの足跡。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰

根源的な宗教、信仰では、シャーマンによる神憑りが重視され、 神が己の内に入る神憑りは、セックスと極めて近い性質があるものとされた。 さればこそ、巫女やシャーマンの多くは女性なのである。 即ち、女性には神性があると、古来より考えられて来た。 一方、神社には女性の巫女に対し、男性の神主がいる。 洋の東西を問わず、シャーマンが女性であるのに対し、聖職者の主体は男性だ。 これは、シャーマンを重視する古代のカオスな信仰が、 文明的な、秩序立ったコスモスの宗教へと変化していった結果である。 日本においては、卑弥呼のようなシャーマンの信仰が、律令制の施行を経て、 当時の先進国である隋・唐から見て文明的ととらえ得る、秩序立った宗教へ変化する。 現代まで続く神主の服制が、平安時代の官吏の服制に準ずることもそれを物語る。 しかし、そこからはみ出した卑弥呼的シャーマンの継承者達もいた。 体制に「まつろわぬ」人々が、「歩き巫女」のような漂泊のシャーマンであり、 津軽のイタコや吉備津のアゾメは、現代まで残った彼女達の末裔である。 伝承の「土蜘蛛」や「鬼女紅葉」等、シャーマン的女性には「まつろわぬ」風があるが、 それはカオスで根源的な神との一体化を司る女性シャーマンが、 秩序立った文明的男性の宗教に「まつろわぬ」からだ。 神とは不条理である。だからこそ信仰される。理屈の通じない、不条理な自然に対し、...

北海道西南部、上ノ国町の海を望む山の頂に、夷王山神社（いおうざんじんじゃ）が建つ。その中腹には、保存状態の良い、中世の山城・勝山館（かつやまだて）の遺跡がある。中世、北海道の南部には「渡党（わたりとう）」と呼ばれる、和人もしくは人種的・文化的に和人に近いアイヌが住んでいた。彼らは「道南十二館」と呼ばれる拠点を築き、各館は道南、津軽、秋田にかけての地域を支配した豪族・安東氏の配下にあった。「上ノ国」という地名も、二家に分かれた安東氏の家名に由来する。渡党はアイヌと本州との交易などを糧としていたが、やがてアイヌとの摩擦が拡大、渡島半島東部の首長・コシャマインを中心とするアイヌの蜂起に発展する。アイヌは強く、十二館のうち十までが陥落する。そこで、上ノ国・花沢館の館主・蠣崎氏（かきざきし）の養子となっていた、若狭武田氏の一族という武田信広が、残った武士を集めて反撃、アイヌに勝利する。戦いの後、花沢館は勝山館に移り、信広は夷王山山頂に葬られたという。その子孫は蝦夷地での支配権を確立、安東氏の支配をも脱して、松前藩主・松前氏となる。夷王山は、松前氏にとって、偉大な祖神が眠る聖地であった。神社を鍵に、知られざる中世北海道の歴史を紐解く。