夜風の縺れ(P+D BOOKS)
(小学館)
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ナレーター:
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黒羽保
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著者:
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色川武大
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その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。
<あらすじ>
前職が辞任し、新しい町奉行に江戸から望月小平太が着任することとなった。
しかし、予定の日になっても新任町奉行の望月は着任しなかった。書役が記すには、望月小平太の江戸での評判は悪く、武芸には長じているものの素行には問題があるという事らしい。しかし、その悪評は望月の着任が決まって間もなく広まったものであり、大目付であり、望月とも長年親しくしていた堀郷之介に頼んで、仕事をしやすくするために望月がわざと広めさせたものであった。
望月は、博打、密売女、抜け荷の売買などが公然と行われ、長年悪徳の巣になっていた「濠外」の改革のために、腹をくくってその仕事に乗り出すのだった……
<山本周五郎>
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周
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夜風の縺れ(P+D BOOKS)に寄せられたリスナーの声
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総合評価
- kips
- 2023/04/29
いねむり先生
伊集院静の、'いねむり先生'から興味をもって、聴いてみました。
色川さんは、伊集院さんが奥さんを亡くして苦しんでいた時に寄り添い、救ってくれた恩人だそうです。
冒頭に収録されている小説群が良かったです。権力者に組み敷かれて、生き方を曲げさせられていく弱者の悲しみや悔しさが、切ないです。
エッセイは、時代背景も違うので、女性観など、価値観の違いも感じましたが、巻き戻して二度聴くような、興味を牽かれる部分もありました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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