『彷徨う者たち』のカバーアート

彷徨う者たち

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彷徨う者たち

著者: 中山 七里
ナレーター: 山口 恵
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このコンテンツについて

シリーズ累計50万部突破! 社会派ヒューマンミステリーの金字塔、ついに最終章へ。
「あの日、流された絆があった。」――中山七里
災害公営住宅への移転に伴い解体作業が進む仮設住宅の一室で見つかった他殺体。発見場所は出入り口がすべて施錠された完全密室、被害者は町役場の仮設住民の担当者だった。
宮城県警の笘篠誠一郎刑事と蓮田将悟刑事は仮設住民と被害者とのトラブルの可能性を想定し、捜査にあたる。そこで遭遇したのは、蓮田にとって忘れがたい決別した過去に関わる人物だった。在りし日の友情と恋。立ちはだかる悔恨と贖罪。選ぶべき自分は刑事か、友か――。
『護られなかった者たちへ』『境界線』に続く、シリーズ累計50万部突破の「宮城県警シリーズ」最新作。復興が進む被災地に根ざす人々の間で激しく揺れ動く心情と人間模様を描きながら完全密室トリックの謎に迫る、著者渾身のヒューマンミステリーにして、人気シリーズ三部作、堂々の完結編。©2024 Nakayama Shichiri (P)2024 Audible, Inc.
ハードボイルド
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彷徨う者たちに寄せられたリスナーの声

総合評価
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    1
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    189
  • 星4つ
    52
  • 星3つ
    24
  • 星2つ
    10
  • 星1つ
    7
ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    171
  • 星4つ
    64
  • 星3つ
    33
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3作目にしてナレーションが

2作目までは登場キャラクターがほぼ男性だったせいか気にならなかったのですが、今作は女性の登場シーンが多く、話し方や抑揚に違和感がありすぎました。

知的だったり勘が鋭いとは思えないみんな悪い意味でフワフワした頭の悪そうな話し方です。キャラ付けとかではなく女性は全員それ。

男性は違和感なく落ち着いて聞けますが女性を変に演じなくていいので普通に読んでほしいです。お話も過去2作よりは凡作だったかなという印象。

笘篠さんは好きなのでまたどこかでお会いできたら嬉しいです。

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  • 総合評価
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  • ナレーション
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震災はまだ終わらず

同じ震災を経験していても、失ったものがある被災者に対して、失ったものがないことでどこか後ろめたく感じる気持ち
そんなこと本来なら抱く必要のない感情のはずなのに。
それだけあまりにも多くの者が、多くの物が失われてしまったということなんだよなとあらためて思わされた
ある殺人事件の捜査と、幼馴染4人の過去と今が交錯する物語。終盤まではハラハラして聞いてたのに、結末は割とあっさり。
殺人の隠蔽工作をする程の絆を感じられなかったので、あまり納得できなかったかな

3部作全部聞いたけど、1作目「護られなかった者たちへ」は超えられなかった

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ナレーション

内容も面白いですが、七里さんの小説の多くをナレーションしている方の、本の物語性とピッタリの声と感情表現が好きです!本を盛り上げていると思います。

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まあまあかと

あまり登場人物に魅力が無く、ストーリー的にひねりが弱いかと思いました。
題材が震災後の話しなので不満は言いにくいですが、この作家さんの他の作品御子柴シリーズの方が好みでした。
ナレーションはうまく演技をキャラクター毎に分けられていて聞きやすかったです。

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最後が良かった

震災に関わる小説はいくつか読んで、衝撃に慣れて?きていたものの、震災復興という名の下で、お金の匂いに群がる輩がいるのだな、そりゃいるだろうなと思う。
「境界線」に比べると、割と軽くサクサク進む感じはあったけれど、最後の種明かしにはぐっときました。

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震災て一番大切なものをなくした人は、今あるものを一生懸命守ろうとする

AかBを守ろうとしたのは、Bに好意を持っていたからではなく、Aの親友のC にとってBが大切な人だったから、という趣旨の記述がある。こういう考え方いいね!

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  • ストーリー
    3 out of 5 stars

ナレーション…

内容は今までと視点も変わり面白かったです。
ただナレーションのため息混じりに話す感じがどうしても慣れず…!元の会話文の言葉尻が淡白で、朗読するときに感情を込めづらいのは分かります。しかし、こんなに全員呆れた感じにしなくても…と内容よりもナレーションが気になってしまいました…

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また会いたい笘篠と伍代

シリーズ完結、となっているが笘篠警部も伍代(? 字は不明)も魅力的な登場人物てあり、彼らのその後を知りたい。
災害は多くの物を破壊するが、人の心に残す傷が一番深く、その再生こそが一番難しい。改めてその事を思った。(ただ、ストーリーとしては何となく展開が予想できてしまった)
ナレーションは三作とも同じ方で、よい声なのだが響き過ぎて(特に男性のセリフに)圧を感じて怖い時もある。もう少し柔らかい声質の方が聴きやすいと思った。

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    4 out of 5 stars

七里先生の話、好きだな

途中で犯人や思惑を推理し尽くせなくて悔しい代わりに、主人公に感情移入しやすい部分で七里先生の作品は楽しく聴けます。それにナレーションさんがものすごく良い!キャラごとの特徴があって分かりやすいし、セリフなのか説明文なのかも判断しやすくて聴いてて夢中になれる。

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  • ナレーション
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  • ストーリー
    4 out of 5 stars

東日本大震災がもたらしたもの

宮城県警シリーズらしい東日本大震災を経験した人間の心情と不条理が描かれていてやりきれない思いが伝わってきます
こういった世界に引き込んでいかれるのが中山七里先生の流石の手腕なのでしょうか
話の全体があまりに上手くまとまり過ぎている感はありますが十二分に楽しませて頂きました

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