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映画『母と暮せば』評〜山田洋次が描いた「救い」
- ナレーター: 古川 雅達
- 再生時間: 35 分
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あらすじ・解説
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メガヒット作『君の名は。』を辛口で批評する
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少年少女の身体が入れ替わる……と言えば山中恒(やまなか・ひさし)の小説で大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)監督により映画化もされた『転校生』が思い出されるが、この場合は東京のド真ん中と、地方の奥深い山村とに遠く離れた、お互い誰なのかも認識していない2人が主人公。入れ替わる前に携帯電話でメッセージを残して痕跡を伝え合う。 だがやがて、2人は場所だけでなく、生きていた時間すらもズレていた事がわかる。少女の居る村が迎えたお祭りの夜は、この地が彗星の落下で壊滅する夜でもあった。死に向かって続く彼女の時間。 それを認識した時、少年はもう少女と入れ替わる事はなくなる。少女は死んでしまったのか? ふたたび時空を越えて、彼女を救いだす事は出来ないのか?(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→https://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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映画『かぐや姫の物語』の革命(1)〜「ハイジ」に始まった、祝福と苦難に満ちたヒロイン像
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『かぐや姫の物語』はかつてない表現を獲得するために大変手をかけて作られたアニメ映画であり、規模的にも今後二度とは作れないものであることは、公開期 間中の現在、宣伝などでも盛んに語られている。 しかしそうやって作られた作品は、観客に、「こんなもの見に来たあなたたちの 人生、本当に意味があるんですか!」と、ちゃぶ台をひっくり返しているように 見えるのは、私だけだろうか。 ここまで贅をこらした映画を作っておいて「あなたたちの生活、作り物に囲まれ ていていいんですか」と、あたかも画面のすぐ裏から監督・高畑勲が叫んでいる かのようだ。 そう確信したのは、かぐや姫が感情に駆られ、それまで丹精込めてきた庭をメチ ャクチャにしてしまう中盤のシーンを見た時だった。自分の好きなものを植えた いと、媼から譲り受けたその小さな庭を、かつて自分が居た森や丘や家に見立て ていたかぐや姫。竹林のある山野で自然児として育ち、突然都に連れてこられて 貴族の婦女子の暮らしを強いられている御殿で、彼女が唯一の楽しみにしていた 場所であった。(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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映画『何者』評〜水面下でディスり合う若者たち
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青春映画の傑作として評価された『桐島、部活やめるってよ』(2012)の原作者である平成生まれの若手作家・朝井リョウの小説を映像化。監督は演劇集団『ポツドール』を主宰する劇作家・演出家で、映画では『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(2010)や、自作舞台の映像化『愛の渦』(2014)等を手掛けた三浦大輔。 佐藤健(さとう・たける)、菅田将樹(すだ・まさき)、二階堂ふみ、有村架純(ありむら・かすみ)、岡田将生(おかだ・まさき)が演じる5人が、就職活動に悩むお互いを表面上では励ましながらも、水面下でけん制し合う若者たちを演じている。佐藤の先輩役として山田孝之(やまだ・たかゆき)も出演。 就活といっても、企業側が彼らをどういう基準で採用・不採用にするのかという基準は一切示されない。彼らの態度の何がプラスで何がマイナスだったのかも明示されないのだ。(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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サザエさんがヌードに? 知られざる戦前日本映画
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その8割近くが失われてしまっているという戦前のものを中心に、「映画探偵」とも称されるコレクターたちによって奇跡的に発掘された日本映画が、断片しか見つかっていないものも含め、ミニシアターのラピタ阿佐谷で企画上映された。題して「映画探偵の映画たち」。 私はその内、3日間の上映、計10本を見に行った。 1月17日 『播州皿屋敷(ばんしゅうさらやしき)』1929年(昭和4年) 監督:賀古残夢(かこ・ざんむ) 『武士道』1925年(大正14年) 監督:ハインツ・カール・ハイラント、賀古残夢(かこ・ざんむ) 『吉良の仁吉(きらのじんきち)』1937年(昭和12年) 監督:児井英男(こい・ひでお) 『電車が軌道を走る迄(まで)』1929年(昭和4年) 監督:荻野茂二(おぎの・しげじ) 『曼珠沙華(まんじゅしゃげ)』1945年(昭和20年) 監督:柿本久夫(かきもと・ひさお)(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
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著者: 平川 克美
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『白鯨との闘い』に怪獣映画のすべてがある
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拙著『本多猪四郎(ほんだ いしろう) 無冠の巨匠』の中の怪獣映画論でも言及したが、巨大な白いマッコウクジラ「モビイ・ディック」と人間たちの戦いが描かれる、1851年に書かれたハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』は、怪獣映画史的にも重要な作品である。 非常に長部(ちょうぶ)であり、鯨の生態学的な記述や捕鯨技術の詳細がえんえんと続き、メインの人物が登場するのは読み始めてかなり経ってから……というこの小説は、一般には読みにくいものとして多くの読者を持てなかったが、実は映画化され、巨大なクジラが観客にイメージ出来るようになったことで、広く知られるようになったのだ。 文明史家、作家の原田実は著書『怪獣のいる精神史』において、これを、巨大生物の描写に映画という「動く視覚表現」が追いついた記録だとしている。(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
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美しい犬
- 著者: 林 芙美子
- ナレーター: 栗原 小巻
- 再生時間: 11 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
野尻湖はいまでも国際的な避暑地として知られています。外国人の別荘が点在しているようです。作品の中に登場する「柏原」や「大久保村」も、実在する地名です。柏原はJR信州本線の黒姫駅近くの湖畔側の地名です。そこから湖畔に向かって数kmいきますと、大久保に着きます。さらに湖畔に向かいますと、別荘地となります。なお、野尻湖は別名「芙蓉湖」と呼ぶそうです。林芙美子の芙の字と重なっているような気がします。(C)2007 TOKYO FM & Appleway
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栗原小巻の朗読は素晴らしいと思う
- 投稿者: anako 日付: 2022/01/28
著者: 林 芙美子
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父親と観た映画を思い出す
- 著者: 平川 克美
- ナレーター: 落合 佑介
- 再生時間: 12 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
・偲ぶ会にて 先日、映画の東宝スタジオサービスの社長さんから、突然お手紙をいただいた。お手紙とはいっても、特別な内容のものではなく、先ごろ亡くなった高峰秀子さんの「偲ぶ会」があるので、出席しないかというお誘いであった。 私は自著『俺に似たひと』の中で、高峰秀子に触れ、彼女への偏愛を少しだけ語った。くだんの社長は、私の本を読んでくれていて、高峰ファンの私にお声を掛けていただいたというわけである。当日、私はどんな往年の俳優が集まるのかと、ほとんどミーハー気分で会場へ出かけた。 会場は、スタジオにステージを拵え、椅子を配したにわか作りの劇場になっており、舞台の正面には小さなスクリーンが配置されていた。思っていたとおり、司葉子や、星百合子、八千草薫、宝田明などスクリーンでしかお目にかかれないスターの顔が揃った。(本文より)内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→https://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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厩戸皇子の謎
- 著者: 黒岩 重吾
- ナレーター: 黒岩 重吾
- 再生時間: 56 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。 聖徳太子が歴史から突如消えたのは?どうして飛鳥寺には武具が埋められたのか。蘇我馬子と反目したのはなぜか。日本書紀が書かなかった謎に迫る。(2000年 千里阪急ホテル 講演原題「情報戦争に負けた聖徳太子」より)
●トラウマ ●情報戦争 ●謀略の国書 文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
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高句麗の策略
- 投稿者: kips 日付: 2023/04/30
著者: 黒岩 重吾
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アンダルシアの犬 【SF・ホラー】 淀川長治 クラシック名作映画解説全集
- 著者: 淀川 長治
- ナレーター: 淀川 長治
- 再生時間: 2 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
ブニュエルとダリの衝撃アヴァンギャルド映像はシュールリアリズムの最高峰!
著者: 淀川 長治
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だしの取り方
- 著者: 北大路 魯山人
- ナレーター: 三好 翼
- 再生時間: 9 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
こうるさいおやぢが目にみえるようである。 小煩い名を成した食通のセンセイが、眉間にシワをよせ、足を組み、指をたて て振り回しながら講釈を垂れている。 真剣に。 心の底から真剣に、横丁のおばさんにむかって。 横丁のおばさんにむかって、料理人たちに語りかけるときとおなじくらい心の 底から真剣に。 だしの素つかっているワタクシにそんなこと言われてもな。 苦笑いである。 でも、今晩は、ちょっとだしの素の説明書読んでから出汁を取ろうかな・・
著者: 北大路 魯山人
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wisの岡本かの子 (1)「家霊」「川」
- 著者: 岡本 かの子
- ナレーター: wis
- 再生時間: 1 時間 28 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
【解説】岡本かの子の名作「家霊」と、幻想的小説「川」の2編を収録。 山の手の高台に名物のどじょう店がある。帳場には女学校を出て間もないくめ子が、病弱の母に代わって坐っている。夜になるといつも、老齢の彫金師の徳永がどじょう汁をおずおずと頼みにくる。支払いが滞る徳永に店の者は邪険にするのだが、母親の若い時代から心の交流があったことをしみじみ語る徳永に、くめ子は一碗のいのちの汁を差し出すのだった(『家霊』)。美しい川の畔に住む深窓の乙女は、川への憧れ、思慕、追憶がいつも心にあった。下男の直助は、彼女に一途に仕えながらも、心の底では思慕の情を抱いている。やがて彼女は青年画家のもとに嫁いでいったのだが・・・(『川』)。
著者: 岡本 かの子
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母に歌う子守唄
- わたしの介護日誌
- 著者: 落合 恵子
- ナレーター: 河野 茉莉
- 再生時間: 5 時間 6 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
多発性脳梗塞、パーキンソン病、一方の腎臓の機能不全・・80歳になる要介護度5の母を自宅で介護をする日々。トイレにも行けなくなる母。娘が誰かわからない母。母が母でなくなっていく――不安と後悔、迷い、焦り。仕事と生活と闘病。先の見えない毎日。 そしてそんな日々を温めたのもまた母なのであった。――介護生活実録エッセイ。 監督/吉田純子・編集/三好達也_林岳史
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子守唄なんかじゃない。
- 投稿者: mimirin 日付: 2022/05/15
著者: 落合 恵子
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もういいかい まあだだよ
- 著者: 小椋 佳
- ナレーター: 塾 一久
- 再生時間: 4 時間 52 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
今日という日は、人生の残された日々の、そもそも初日だ――。 『シクラメンのかほり』、『愛燦燦』をはじめとする数々のヒット曲を世に生み出してきたシンガー・ソングライター、小椋佳。
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小椋佳の歴史
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2022/09/16
著者: 小椋 佳
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仏になろう02 念仏とは何か。~浄土教の理想も「仏になる」こと
- 著者: 梅原 猛
- ナレーター: 梅原 猛
- 再生時間: 20 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
法華経信仰が日本に根付いた理由、それは女人成仏。天台宗の元山大師が女人にも救済範囲を広げたことにより仏教は新しい展開を見せた。今回は、平安時代末期に誕生した浄土宗、浄土真宗について述べる。「仏になろう」の01,02,03を聞けば日本仏教史の大きな流れが容易に把握できます。 稀有の哲学者、梅原猛が説く仏教論。朝日新聞社刊『仏になろう』はこの録音から書き起こされました。いわば、生原稿といっても良い貴重な音源をお楽しみください。※このコンテンツは、CD版のCD1、トラック4『浄土教の理想も仏になること』によって構成されています。
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著者の肉声
- 投稿者: 鹿野 日付: 2022/02/20
著者: 梅原 猛