水草(小学館の名作文芸朗読)
小学館
カートのアイテムが多すぎます
カートに追加できませんでした。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
Audible会員プラン 無料体験
-
ナレーター:
-
日高 まお
-
著者:
-
久生 十蘭
このコンテンツについて
こちらもおすすめ
-
鈴木主水
- 著者: 久生 十蘭
- ナレーター: 浅倉 歩
- 再生時間: 52 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
江戸内藤新宿橋本屋の遊女白糸と情死し,家名断絶となったと伝えられる武士。詳細は不明だが,天保~嘉永期(1830‐54)に流行唄となり,瞽女(ごぜ)唄のヤンレイクドキや盆踊唄にうたわれ,また実録本にも行われて著名であった。その歌詞は〈花のエエ花のお江戸のその町々に,さても名高き評判がござる,ところ四谷の新宿辺に,軒を並べて女郎屋がござる,紺ののれんに桔梗の紋は,音に聞えし橋本屋とて,あまた女郎衆が皆玉揃ひ,中に全盛白糸様は年は十九で当世姿,立てば芍薬座れば牡丹,我も我もと名指しで上る,わけてお客のあるその中に,ところ青山百人町に鈴木主水といふ侍は,女房持にて子供が二人……〉。
著者: 久生 十蘭
-
勝負事
- 著者: 菊池 寛
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 13 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
菊池寛の賭博好きが見事に凝縮された隠れた名品です。友人の一人が語る、という形式をとっていますが、友人の口から語られる話は実に含むところが多いです。
著者: 菊池 寛
-
卵
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 村上 めぐみ
- 再生時間: 15 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
三太郎君が勉強に飽きて裏庭に出てみると、ジメジメした土の上にあかんぼの頭ぐらいの白い丸いものが見えます。それは一つの大きな卵で、その横の地面には、こう書いてありました。
……三太郎様へ……露子より
露子さんと三太郎君が初めて顔を見合ったのは、今年の春の初めでした。それは隣家に越してきた露子さんが、二階の窓からこちらを見下ろす視線と、勉強していた三太郎くんの視線とが、一瞬スレ違っただけでした。それから後、二人は毎日のように顔を合わせておりました。お互いに恋を感じていることを知りながらも、ウッカリ視線でも合うと、慌てて眼をそらして、家の中へ引っ込んでしまうのでした。そうしてトウトウニッコリし合う機会が一度もないうちに、別れなくてはならなくなったらしいのです。
三太郎君は、それから毎晩その卵を抱いて寝ました。三太郎君は卵が可愛ゆくなりました。こわさないようにソッと抱いて寝るのが、この上もない楽しみになって来ました。
そのうちに卵は次第に変化して来るようでした。中から聞こえる寝息と思っていた物音が、夜の更けるにつれて高まって、しまいにはウンウンという唸り声かと思われるようになりました。
三太郎君は気味がわるくなって来ました……
夢野久作
日本の小説家
-
-
難しい…
- 投稿者: むっちゃん 日付: 2024/09/21
著者: 夢野 久作
-
死者を嗤う
- 著者: 菊池寛
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 15 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
河に浮かぶ死体を嘲笑して見物する群衆を描いた小品。死者への冒涜を怒りながら、衆愚と無縁でない己の内面を冷静にとらえている。いわゆる「啓吉もの」のひとつ。啓吉は菊池寛の分身だ。
-
-
本能と理性のせめぎ合い
- 投稿者: まるこ 日付: 2023/04/23
著者: 菊池寛
-
身投げ救助業
- 著者: 菊池寛
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 21 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
菊池寛初期の短編小説。京都大学時代の経験も交えて書かれた面白い小説です。エゴイズムに対する辛辣な皮肉も込められた作品でもあります。 京都の疎水の描写も興味深い作品です。
-
-
ATフィールドの向こう側
- 投稿者: まるこ 日付: 2023/04/20
著者: 菊池寛
-
鈴木主水
- 著者: 久生 十蘭
- ナレーター: 浅倉 歩
- 再生時間: 52 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
江戸内藤新宿橋本屋の遊女白糸と情死し,家名断絶となったと伝えられる武士。詳細は不明だが,天保~嘉永期(1830‐54)に流行唄となり,瞽女(ごぜ)唄のヤンレイクドキや盆踊唄にうたわれ,また実録本にも行われて著名であった。その歌詞は〈花のエエ花のお江戸のその町々に,さても名高き評判がござる,ところ四谷の新宿辺に,軒を並べて女郎屋がござる,紺ののれんに桔梗の紋は,音に聞えし橋本屋とて,あまた女郎衆が皆玉揃ひ,中に全盛白糸様は年は十九で当世姿,立てば芍薬座れば牡丹,我も我もと名指しで上る,わけてお客のあるその中に,ところ青山百人町に鈴木主水といふ侍は,女房持にて子供が二人……〉。
著者: 久生 十蘭
-
勝負事
- 著者: 菊池 寛
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 13 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
菊池寛の賭博好きが見事に凝縮された隠れた名品です。友人の一人が語る、という形式をとっていますが、友人の口から語られる話は実に含むところが多いです。
著者: 菊池 寛
-
卵
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 村上 めぐみ
- 再生時間: 15 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
三太郎君が勉強に飽きて裏庭に出てみると、ジメジメした土の上にあかんぼの頭ぐらいの白い丸いものが見えます。それは一つの大きな卵で、その横の地面には、こう書いてありました。
……三太郎様へ……露子より
露子さんと三太郎君が初めて顔を見合ったのは、今年の春の初めでした。それは隣家に越してきた露子さんが、二階の窓からこちらを見下ろす視線と、勉強していた三太郎くんの視線とが、一瞬スレ違っただけでした。それから後、二人は毎日のように顔を合わせておりました。お互いに恋を感じていることを知りながらも、ウッカリ視線でも合うと、慌てて眼をそらして、家の中へ引っ込んでしまうのでした。そうしてトウトウニッコリし合う機会が一度もないうちに、別れなくてはならなくなったらしいのです。
三太郎君は、それから毎晩その卵を抱いて寝ました。三太郎君は卵が可愛ゆくなりました。こわさないようにソッと抱いて寝るのが、この上もない楽しみになって来ました。
そのうちに卵は次第に変化して来るようでした。中から聞こえる寝息と思っていた物音が、夜の更けるにつれて高まって、しまいにはウンウンという唸り声かと思われるようになりました。
三太郎君は気味がわるくなって来ました……
夢野久作
日本の小説家
-
-
難しい…
- 投稿者: むっちゃん 日付: 2024/09/21
著者: 夢野 久作
-
死者を嗤う
- 著者: 菊池寛
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 15 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
河に浮かぶ死体を嘲笑して見物する群衆を描いた小品。死者への冒涜を怒りながら、衆愚と無縁でない己の内面を冷静にとらえている。いわゆる「啓吉もの」のひとつ。啓吉は菊池寛の分身だ。
-
-
本能と理性のせめぎ合い
- 投稿者: まるこ 日付: 2023/04/23
著者: 菊池寛
-
身投げ救助業
- 著者: 菊池寛
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 21 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
菊池寛初期の短編小説。京都大学時代の経験も交えて書かれた面白い小説です。エゴイズムに対する辛辣な皮肉も込められた作品でもあります。 京都の疎水の描写も興味深い作品です。
-
-
ATフィールドの向こう側
- 投稿者: まるこ 日付: 2023/04/20
著者: 菊池寛
-
若返り薬
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 村上 めぐみ
- 再生時間: 12 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
太郎さんは父親から銀色に光る空気銃をもらった。喜んだ太郎さんは毎日スズメを撃って歩くが一匹もあたらない。そのうち、弾がなくなってしまった。
-
-
眠れない夜に
- 投稿者: 葉月 日付: 2021/03/23
著者: 夢野 久作
-
鈴木主水
- 著者: 久生 十蘭
- ナレーター: 豊岡 聡仁
- 再生時間: 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
四谷塩町のはずれで小さな道場を営んでいる鈴木伝内には、主水という倅がいた。伝内は、主水が何を考えているか大体のことは察しがつく。
-
-
意外とすんなり聴ける
- 投稿者: k.sou 日付: 2023/03/13
著者: 久生 十蘭
-
キキリツツリ
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 村上 めぐみ
- 再生時間: 12 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
露子さんは継子で、いつもお母さんからいじめられて泣いてばかりいました。露子さんは尋常の四年生でしたが、今年から女学校にはいりたいと思って、思い切ってお父さまやお母様に願って見たのですが、お母様がお聞きになりません。けれども露子さんは、女学校に這入りたくてはいりたくてたまりませんでした。床に就いてから涙がとめどなく出て寝られませんでした。
そのうちに近所が静かになると、露子さんは不図妙な音に気がつきました。雨戸の真中あたりと思う処から、「キキリココリ。ククリキキリ。フフリチチリ。リリリツツリ」と小さな音が面白く調子よく聞こえて来ます。見ると、その雨戸のさんの上に小さい小さい虫が一匹、洋服を着て眼鏡を掛けて、揺れ椅子に腰をかけて書物を読んでいます。今の音は虫が揺れ椅子をゆする音でした。
「あなたが毎日お母様の云い付けをよく聞いて働いておいでになる事は、私はよく存じています。キキリキキリ、チチリチチリチチリチチリ、あなたは最前から寝床の中で泣いておいでになったようですが、何かお困りになったような事はありませぬか」
夢野久作
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。1889年(明治22年)1月4日-1936年(昭和11年)3月11日。他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれ
著者: 夢野 久作
-
黒い頭
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 村上 めぐみ
- 再生時間: 8 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
花子さんは夢中になって友達と羽子をついていた。そのうちに、羽子板の裏の美しい姉さんの顔のほっぺが凹んでいるのを見つけた。
-
-
童話かな
- 投稿者: いかりや 日付: 2022/04/29
著者: 夢野 久作
-
雨ふり坊主
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 村上 めぐみ
- 再生時間: 6 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
お天気が続いて、どこの田んぼも水が干上がってしまった。百姓である太郎のお父さんは、自分の田の稲が枯れそうになり、毎日毎日外に出ては空ばかりみて心配していた。
著者: 夢野 久作
-
骨
- 著者: 小松 左京
- ナレーター: 田丸 一男
- 再生時間: 1 時間 28 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「骨」は1972年(昭和47年)小説新潮に掲載された作品です。
主人公が庭に井戸を掘り始めると中から次々と大量の骨が。そしてとりつかれたようにどこまでも深く井戸を掘り進めていく男が、最後に掘り当てた物とは・・・。小松左京が得意とする遥かな時の流れというテーマを、ホラー短編に凝縮した不条理感あふれる物語となっています。
作者、小松左京(こまつさきょう、大阪生まれ、1931年 - 2011年)は日本を代表するSF作家。1961年「地には平和を」でSF作家としてデビュー。「日本沈没」「復活の日」など映画化された長編の名作や、「ゴルディアスの結び目」などの短編小説の名作も多数執筆している。又、1970年の大阪万博のテーマ館のサブ・プロデューサー、1990年の国際花と緑の博覧会の総合プロデューサーを務めるなど、その才能は多岐にわたりました。
-
-
小松左京らしく、おもしろいです
- 投稿者: ステフ 日付: 2023/08/19
著者: 小松 左京
-
貝の火
- 著者: 宮沢 賢治
- ナレーター: 高橋 和也
- 再生時間: 53 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「これは有名な貝の火という宝物だ。これは大変な玉だぞ。これをこのまま一生満足に持っている事のできたものは今までに鳥に二人魚に一人あっただけという話だ…」 溺れかけていたひばりの子を助けたホモイが授かった不思議な玉は、ホモイの行いによって変化する玉でした。高橋和也がウサギの一家や鳥やキツネなど、それぞれの個性を捉えた台詞を表現力豊かに語ります。(C)2007 TOKYO FM & Appleway
-
-
若いうちに
- 投稿者: montbell 日付: 2024/10/14
著者: 宮沢 賢治
-
形
- 著者: 菊池寛
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 6 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
中学3年の教科書に載っていたり、高校入試で時々出題される作品です。この作品の意味するところは大人になっても、ふと思い出してみることが大切ではないでしょうか。心が軽くなったりし
-
-
名作ですね
- 投稿者: キンダーユーザー 日付: 2023/06/15
著者: 菊池寛
-
夕靄の中
- 著者: 山本 周五郎
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
とっさについた嘘が、自分を助け他人を救う。
山本周五郎が描く人情話。ふっと、心が軽くなります。
著者: 山本 周五郎
-
デスペラード ブルース
- (小学館)
- 著者: 江波光則
- ナレーター: 川野 剛稔, 三宅 健太, 朝日奈 丸佳, 、その他
- 再生時間: 10 時間 13 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
神座市という町で起きた一家殺害事件。その生き残りである筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、東京でその日暮らしを送っていた。だが、その日常は突然壊される。同郷を名乗る男の登場によって――。
著者: 江波光則
-
国道16号線: 「日本」を創った道
- 著者: 柳瀬 博一
- ナレーター: 角田 雄二郎
- 再生時間: 7 時間 55 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
旧石器時代から人が住み、武士集団が駆け、頼朝と家康を呼び寄せた。近代に入ると絹と軍艦で経済を支え、ユーミンはじめ新しい歌がここから生まれた――横須賀、横浜、町田、八王子、川越、柏、木更津、と該当エリアには1000万人が住み、全国一混雑する道でもある。「道」と「地形」で読み解く、なるほど!痛快文明論。
-
-
16号線の住みやすさに納得!
- 投稿者: くまのすけ 日付: 2023/06/01
著者: 柳瀬 博一