『誤解だらけの徳川家康』のカバーアート

誤解だらけの徳川家康

(幻冬舎新書)

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誤解だらけの徳川家康

著者: 渡邊 大門
ナレーター: 菅沢 公平
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家康は遺訓「人の一生は重荷を負て遠き道を行くが如し」で知られるなど「寡黙な苦労人」と思っている人が多いが、実はこの言葉は後世の創作だった。「関ヶ原合戦で徳川家の覇権が確立」「神君伊賀越え」「真田父子に恐れおののいた」などは、近年の研究によって事実とはいえないことが判明。これらは「松平・徳川中心史観」「アンチ家康」によるもので家康の神格化、または面目潰しのためにつくられていたのだ。本書では家康にまつわる様々な「誤解」を徹底的に検証し真実を解明。従来の家康像を大きく覆し、新たな歴史を紡ぎ出す。

©2022 DAIMON WATANABE, GENTOSHA (P)2022 Audible, Inc.
日本

誤解だらけの徳川家康に寄せられたリスナーの声

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おもしろい話だったがナレーションが気になる。

遠国をとおごく、西国をせいごく。もう少し知識のある人に読ませてほしい。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

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残念だらけの…

ネットのコラム記事で著者の文に触れており、分かりやすくフラットな解説に好感を覚えていたので聴いてみたらとても残念な出来栄えだった。

なんといっても「誤解だらけの」というからには、最低でも家康に関する俗説を耳にしたことがある人々をターゲットにしていると思われるのだが、内容は、要領を得ずただ長いだけの歴史解説が大半で、楽しみにしている「誤解」の部分は触れられないか、もしくは「諸説あり」と言っているに過ぎない。
ごくわずかに俗説を大胆に否定する箇所はあるが、「先行研究によれば」としながらも、参考とした論文執筆者には触れていない。おそらく著者の想像なのだろう。

特にひどいのが秀吉天下の時代である。ここではほとんど家康が登場しない。ここまでくると詐欺である。
信長登場以降の戦国時代概説と捉えれば、それなりの面白さはあるかもしれないが、それ以上の価値は見つけられなかった。聴いた時間がもったいない。

ナレーションについてだが、地名のアクセントが全く違うのは地元民としてもう諦めがついている。
聴く前からそれについては文句をつけまい!と思っていたが、前半に三重県にある桑名市のことを「岐阜県桑名市」と読む箇所があった。本文がそうなっているのだろう。
自分だって遠く離れた市町がどこの県にあるのか曖昧なことが多いので、「あーあ」と思っていたら、そのすぐ後で「三重県桑名市」と読んでいた。

朗読者はおかしいと思わなかったのだろうか。文脈なぞお構いなしに目の前にある文字を声に出せばいいと思っているのだろうか。
それならばプロ朗読者失格である。
それならばテキスト入力してボカロに読ませればいい。その方が修正も簡単だ。

audibleもいけない。
目次に明らかな誤字がある。
五大老が五代老になっている。
これは著者に失礼である。

どれをとっても最低な作品だった。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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