Audible会員プラン登録で、20万以上の対象タイトルが聴き放題。

プレビューの再生
  • wisの藤原正彦「祖国とは国語」「数学者の休憩時間」(抄)

  • 著者: 藤原 正彦
  • ナレーター: wis
  • 再生時間: 3 時間 32 分
  • 3.7 out of 5 stars (6件のカスタマーレビュー)

Audible会員プラン 無料体験

会員は、20万以上の対象作品が聴き放題
アプリならオフライン再生可能
プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
無料体験終了後は月会費1,500円。いつでも退会できます

wisの藤原正彦「祖国とは国語」「数学者の休憩時間」(抄)

著者: 藤原 正彦
ナレーター: wis
30日間の無料体験を試す

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥2,500 で購入

¥2,500 で購入

下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら

あらすじ・解説

【解説】 
数学者にしてユーモラスなエッセイイストでもある藤原正彦の2編。
1. 数学者の藤原正彦のベストセラー『祖国とは国語』のうちから、中心となるエッセー「国語教育絶対論」を朗読。
 国語はすべての知的活動の基礎である。国語は思考そのものと深く関わっている。日本語には、好きな人を思う語彙には豊富なものがある。これが「好き」の語彙しかなければ、情緒自体がひだのない直線的なものになろう。語彙を身につけるには漢字を覚えることが必須だ。インターネットでは教養はできない。読書は教養の土台だ。教養は大局観の土台でもある。文学、芸術、歴史、思想、科学など、実用に役立たぬ教養なくして健全な大局観は持てない。現実的世界での論理的思考も国語で育つ。白か黒かの二つしかなく、公理から出発する数学では育たない。
 そして、高次の情緒を育てるには、読書が必須である。狭い実体験だけでは足りない。文学や古典、詩歌など、日本には至宝といえる作品が多数ある。悲しみ、懐かしさなど朗読暗誦によって、美しいリズムとともに胸にしまい込むのがいい。勇気、友情、惻隠、卑怯、慈愛、忍耐、恥、祖国愛、家族愛などの情緒も読書によって育まれる。小学生から英語は必要ない。一に国語、二に国語、三四がなくて五に算数であり、あとは十以下なのだ。日本の至宝の文学遺産を、多少難解でもどしどし朗読暗誦させるのがよい。これらの文学作品群は、文化、伝統の中核であり、祖国そのものなのである。
2. 『数学者の休憩時間』からは、「とっておきの日常生活」所収の7編。「人が人を生むために」は、長男を当時としては珍しいラマーズ法で妻を励ましながら、無事生まれるまでの不安と喜びを描く。「不合格の理由」では、付属小学校の親子面接で、子どもが喧嘩に巻き込まれた時の指導ぶりを尋ねられ、「喧嘩だけは絶対に勝つよう指導しております」と答えて不合格となり夫婦喧嘩に至る。その他、日常生活を軽妙なタッチで描くエッセイを収録。

【朗読】 wis
※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
(C)2015 響林社

wisの藤原正彦「祖国とは国語」「数学者の休憩時間」(抄)に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 3.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    2
  • 星4つ
    2
  • 星3つ
    1
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    1
ナレーション
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    3
  • 星4つ
    1
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    1
ストーリー
  • 3.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    2
  • 星4つ
    1
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    1
  • 星1つ
    1

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。