『地球にちりばめられて』のカバーアート

地球にちりばめられて

(講談社文庫)

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地球にちりばめられて

著者: 多和田 葉子
ナレーター: 矢野敦史
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このコンテンツについて

「国」や「言語」の境界が危うくなった現代を照射する、新たな代表作! 留学中に故郷の島国が消滅してしまった女性Hirukoは、ヨーロッパ大陸で生き抜くため、独自の言語〈パンスカ〉をつくり出した。Hirukoはテレビ番組に出演したことがきっかけで、言語学を研究する青年クヌートと出会う。彼女はクヌートと共に、この世界のどこかにいるはずの、自分と同じ母語を話す者を捜す旅に出る――。 誰もが移民になりえる時代に、言語を手がかりに人と出会い、言葉のきらめきを発見していく彼女たちの越境譚。 「国はもういい。個人が大事。そこをいともたやすく、悲壮感など皆無のままに書かれたのがこの小説である」 ――池澤夏樹氏(文庫解説より)©多和田 葉子 (P)2023 Audible, Inc. 現代文学

地球にちりばめられてに寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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出会えて良かった本

この本を読んだからと自分の日常や生活が変わるわけでも無いのですが
読んだ前と読んだ後では価値観やものの捉え方が変わるように思います。
ここにしか居場所がない、狭い世界でちょっとキツイ思いをしてる人とかに知って欲しいと思いました。

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不在とすることで際立たせる

オーディブルに初、多和田葉子。
嬉しくてすぐ聴きました☺️
未読作でもあり、なぜこの作品が朗読化されたのかな?と思いつつ。
聴き終わってみると、腑に落ちる感じがあります。

語り手を変えつつ、同じ人や出来事が、視点を変えると違った意味や表情になり、その立体感が鮮やかで、場所も人間関係も軽やかに転がってゆくのが楽しい。

とても現代的な娯楽作品でもあるし、時代を超えて読み継がれるチカラもあると思う。

時間を置いて、また聴き直したい。

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続編配信熱望

多和田さんの作品は、読みづらく感じたことがあったが、こちらは何気なく聴いたところすぐに引き込まれた。
主人公の言葉へのこだわりや、次々に現れる登場人物の視点で物語が進んでいくのが面白かった。三部作のようなので、続編の配信を熱望しています。

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日本に対する想い

日本を離れて長いので
凄く共感できる所と 所々の言葉使いに笑ってしまう時もありました。とっても面白かったです。続編も是非読みたいと思います。

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耳で聴いてもぢんわり沁みてくる大陸の香り

文学を朗読で初めて全部聴いた。目で読まないと分からないんじゃないかと勝手に思っていたが、5分聴いていたら、突然、鷲づかまれた。随所に出てくる多和田葉子節にグリップされる。朗読で聴くのは、映画とは別の深い世界がある。何かが広がる。ジャンルの境界線も、人間語の境界線も、違う、を残しながら、徐々に溶け合っていく。何なんだ、これは。日本で、コンビニとスマホと満員電車と会社だけを往復して、電子肉基盤が固定化した、自分の脳には、ガツンと穴が開き、揺さぶられ、生ゆるい風が吹き込んでくる。

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もう一度聞き直したくなる本作

一冊も多和田氏の本を読んだ事はありませんが、日本人ノーベル文学賞候補という評判から聴いてみました。
私自身の海外生活や異文化を持つ方々との暮らしの経験からトピックには興味があり聞き始めました。最近は日本での生活にどっぷり浸かっているのでこの作品の持つ多様な文化の混じりあいの感覚を自分の経験も思い出しながら、登場人物の感覚を想像しながら楽しめました。ナレーションの方のクセのない読み方にも好感を得ました。
最近の読書は‘聴書’?ばかりなのでできれば他の作品も朗読化していただければとても嬉しく思います。
二度目に聴きたくなる書籍はほとんどありませんが、この作品は2回目に入りました。もう少し深く理解したく感じたからです。魅力的な作品です。



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多和田葉子さんの本をはじめて読んだ

日本人としてはとっかかりが難しい内容に思えるかもしれないけど、最後まで読んだら世界が広がったようなさわやかな気持ちになれた。

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引き込まれました

とても美しく愛おしい小説でした。ナレーションも素晴らしいです。

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オーディブルの良さを感じた一作

人は表現するために話し、相手を知るために聞く、分かり合うために考えて、自分のために歩む。
作中では多数の登場人物が語り部となり、自分の半生についてを語る。それから、他の登場人物との出会いと時の重なりを語る。
ただ出会ったのではなく、ちりばめられたものたちが、強く引き寄せられたような感じだ。それは言語というものも、そうである気がした。
幾千と散りばめられた単語が、多和田さんの詩的な表現に引き寄せられて、ところどころで光っているような、そんなことを感じたりもしました。

そして、登場人物それぞれが自分の声で語る半生を、それぞれその人物であるように感じさせるナレーションが大変素晴らしく、オーディブルとは良きものだと感じさせてくれたのは矢野さんの声です。
矢野さんがナレーションされた作品にもっと触れたいです。

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多和田葉子の中では好き

結構評価されているけど、多和田葉子はあまり面白いと思ったことがない。この話は、その中では結構面白かった。魚の痛さランキングとか、掃除機がまるで弟のように感じていたとか、言語を巡る旅とか設定とか。
ただ、やはりちょっと芸術によりすぎというか、分かる人が分かれば良いというか、そういう感じがある。あと、池澤夏樹の解説がなんかスノッブだった。

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