『遠い太鼓』のカバーアート

遠い太鼓

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遠い太鼓

著者: 村上 春樹
ナレーター: 野間口 徹
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このコンテンツについて

ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。その音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ――。40歳になろうとしていた著者は、ある思いに駆られて日本を後にし、ギリシャ・イタリアへ長い旅に出る。『ノルウェイの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』を書き上げ、作家としての転換期となった、三年間の異国生活のスケッチブック。

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。
本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。

©Harukimurakami Arichival Labyrinth, 1990 (P)2024 Audible, Inc.
現代文学

【特別動画】野間口徹さんインタビュー

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遠い太鼓に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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イタリア人像

イタリア人について語る時が特に嬉々としているように感じた。
村上春樹は小説しか読んだことがなかったが、このエッセイがとても面白くて意外だった。

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村上春樹さんの誠実とユーモア

日本人のコミュニティに属さず、異国で生活するのはけっこう大変なことでしょう。それを可能にしたのは村上氏の楽天性、自分への根本的な信頼なのかも。毎晩楽しみに聴きました。

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ヨーロッパを流離うような旅の経験や感じた事、ハプニングに感銘!

50を過ぎて初ヨーロッパ、流離の1人旅に今年出掛けて来ました。イタリアは印象がイマイチだった為、この本を読むとイタリアをも一度リベンジしたい思いです。
若かりし頃に読んだ本、内容をほぼ忘れてしまってたので再度オーディオブックで聞き返しました。
自分と重ね合わせながらワクワクとハプニングと色々と思い返される気持ちで読み、とても面白かったです。若い時に読んでたきり、著者の本から遠ざかってましたが、今後も村上春樹さんの本を色々と読んでいこうと思いました。
船で出会ったイタリア人の映画のジャーナリストさんが村上春樹さんの本から日本を学んでるとの事でした。海外の人の方が詳しいなんて…と少し焦ります笑

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村上春樹作品で1番好きかもしれない

今まで読んできた村上春樹作品の中で1番面白く感じ惹き込まれました!村上春樹さん視点での海外生活がとっても興味深かったです。
野間口さんのナレーションも最高でした。

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村上春樹の蓋を開けてみた

筆者の本はほとんど読んでいたが、この遠い太鼓を聴いて改めて今までの本を読み直したいと思った。
きっと、以前とはまた違った感想が出てくると思われます。(また楽しめるという意味です)
この本は旅行記なんだけど、旅先のことより筆者の脳内が溢れ出てくる方に気を取られて、そうだったのかと村上春樹の脳内を少し覗き見た気分になれます。また、ナレーションの声が何とも言えずピッタリ合っていてほんの少し苦い様な声色が紀行の内容とマッチしていて最後まで楽しめました。

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村上春樹の内なる旅路を追体験する『遠い太鼓』:創作と自己探求の軌跡

敬称略。

村上春樹の『遠い太鼓』は、彼が40歳を目前にして、日本を後にし、ギリシャやイタリアを旅した三年間を綴ったエッセイ集です。この作品は、彼の作家としての転換期となった時期の思索や心の葛藤を鮮やかに描き出しており、彼の作風や思索の深さが感じられる一冊です。

物語は、ある朝、遠くから響く太鼓の音に導かれるように、著者が異国の地へと足を踏み入れるところから始まります。太鼓の音に耳を傾け、そこから自然に湧き上がる「旅」に対する衝動。その感覚は、日常のルーチンに疲れ、何か新しい視点を求める人々に共感を呼び起こされます。彼の旅の目的は決して観光やレジャーではなく、自己探求、そして創作の源を求めることにあり。

本書の魅力は、村上春樹らしい独特の文体と心の機微を捉えた描写です。彼は旅の途中で出会った人々や風景を、まるで夢の中のような情景に変換し、また日本を離れることで見えてくる自己の再発見を描きます。ギリシャの青い海やイタリアの街角、そして何気ない日常の中に感じる「違和感」を巧みに表現し、それが彼の創作の中でどのように生きているのかを示してくれます。

また、ナレーターの野間口徹の読みも本書の魅力を一層引き立てます。彼の落ち着いたトーンと豊かな表現力が、村上の文学的なニュアンスを見事に再現しており、リスナーは耳でその情景を描きながら、村上春樹の世界に引き込まれていきます。音楽や風景、そして感情の変化が、ナレーションを通じてさらに立体的に伝わってきます。

一方で、本書は旅行記としてだけでなく、作家としての村上春樹の内面的な成長や、彼が抱える創作の難しさにも触れています。彼の心の中に漂う「不安」と「探求」の気持ちが、彼の作品を深く理解するための鍵となります。自分を見失いそうになる瞬間や、創作が生み出される過程における葛藤が、非常にリアルに描かれており、それが彼の作品に対する理解を深める要素となります。

まとめると『遠い太鼓』は村上春樹ファンにはもちろん、旅行や自己探求に興味のある人々にもおすすめできる作品です。彼の一歩踏み込んだ旅の記録として、そして作家としての精神的成長を描いた本作は、深く心に残ります。

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このエッセイでランチアを初めて知りました

夫妻の会話が現実的、なんでイタリアの車なんて買うのよ。日本車かドイツ製にしないから壊れて動かない状況に怒る奥方とやれやれと言った春樹氏の光景は紙媒体の時に読んだ記憶が再生された。イタリアの郵便事情やストの多さなど80年代に海外暮らしで余計な苦労をしたことも、その後の作家人生に有形無形の糧になっているようで、微笑ましく読めるエピソードが多かった気もしますね。

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太鼓

すきなところ。日常感あふれている。そうでないところも、日常感あふれている。

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ヨーロッパに住むというと

書かれた国々は全て旅したことがあるのですが、村上氏の言葉を読み初めて行った国のような感動を受けて楽しく読ませていただきました。
一度行ったくらいでは知り得ない、楽しさ大変さ苦労があるのですね。
村上氏の人間性も垣間見ることができ、ますますファンになりました。
長編小説も好きですが、ノンフィクションの作品もとても魅力的でした。
そして、ナレーションの野間口氏の朗読も素晴らしい
クスクス笑いながら楽しませて頂きました。

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村上作品で一番好き

村上春樹さんといえば、個人的にはこの「遠い太鼓」なのです。ギリシャ編も面白いけれど、なんといってもイタリアの郵便や警察のデタラメぶりを生き生きと語るところが最高に面白い。語り口は静謐なのに、何度も吹き出してしまいます。
ナレーションも村上春樹さんの文章にピッタリでとても良かったです。

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