『鳴かずのカッコウ』のカバーアート

鳴かずのカッコウ

(小学館)

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鳴かずのカッコウ

著者: 手嶋 龍一
ナレーター: 松平 定知
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このコンテンツについて

インテリジェンス後進国ニッポンに突如降臨
ヒトなし、カネなし、武器もなし!そんな弱小情報機関・公安調査庁に入った梶壮太は、ジョギング中にふと目にした看板から中国、北朝鮮、ウクライナの諜報網に足を踏み入れていくことに。著者11年振りの新作小説。©2021 TESHIMA RYUICHI (P)小学館
現代文学

鳴かずのカッコウに寄せられたリスナーの声

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ラジオで2回聞いて、オーディブルで2回聞いた

迫力ある朗読で、何度聞いてもワクワクする。飽きない。

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最高でした

題名を見たとき、本当に手嶋さんの著書?と一緒躊躇いましたが、拝聴してら、内容は間違いなく超一流のインテリジェンス小説で大満足でした。松平の朗読も本当に惹き込まれました。巻末のお二人のトークショーも、物語や朗読の背景を理解する上で大変勉強になりました。
途中からスティーブンが参加してきたのには驚きました。

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小説を通して伝えたいこと

単純な勧善懲悪(敵/味方)という図式ではなく、まさに世界が、それぞれの国益をかけて複雑に絡み合っていることを、地球儀を俯瞰して感じることができたのは、とても刺激的でした。

取材に基づいた渾身のレポートも、報道番組では扱えない内容も多いことでしょう。それが小説というカタチなら「フィクション」というエクスキューズで許されるギリギリのラインなのかもしれません。

奥手のジミーの恋心は蛇足ですが、そのほかの人物や風景の描写は、とてもイメージが膨らみました。

松平さんの朗読は好きですが、この作品に関しては「喉のコンディション」が非常に悪く残念でした。

セリフ部分は、多様な声優さんを起用してリメイク(朗読劇)を期待します。

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手嶋さんのインテリジェンス小説は面白い!

手嶋さんの作品はウルトラ・ダラーとスギハラ・ダラーを読んでとても面白いと思っていました。本作は米中関係や東アジア情勢の緊迫を背景に危機感の希薄な日本人に対する警鐘でもあると感じました。軍隊を持たない日本こそインテリジェンスに力を入れるべきだと思います。

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オーディブルとしての質が低い

小説の内容は文句なしです。ただ、朗読者のダミ声はバイプレーヤーとしてならまだしも、朗読にあっているとは思えませんでした。聞き取りにくいところも多々ありましたが、朗読者は作者の希望とのことですので、それは受け入れます。

問題は、ノイズが割と大きな音量で入っていること(最初は雨の効果音かと思いました)。それに加えて、編集の問題でしょうが、数分程度ですが、重複して読まれているところが2箇所あり、オーディブル作品としてはお粗末と感じました。サブスクで大した対価も払っていませんが、物語自体が良いだけに残念に感じました。

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分野違い

手嶋さん

ノンフィクション分野でのご活躍をおねがいします、

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