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サマリー
あらすじ・解説
編集者小木田のナビゲートで『貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」』についてのお話と、脳機能と貧困の関連性について語っていただきます。
<トーク内容>
【前編】
/ なぜ最貧困女子なのかなぜ最貧困女子なのか/取材を通して感じていた疑問/執筆に至るきっかけ/高次機能障害とは/不自由な脳と貧困との関わり/脳が疲労している状態とは/当事者の自責意識/日本の貧困補助制度/ほか
<書籍内容>
自己責任ではない! その貧困は「働けない脳」のせいなのだ。 ベストセラー『最貧困女子』ではあえて書かなかった貧困当事者の真の姿 約束を破る、遅刻する、だらしない――著者が長年取材してきた貧困の当事者には、共通する特徴があった。世間はそれを「サボり」「甘え」と非難する。だが著者は、病気で「高次脳機能障害」になり、どんなに頑張ってもやるべきことが思うようにできないという「生き地獄」を味わう。そして初めて気がついた。彼らもそんな「働けない脳」に苦しみ、貧困に陥っていたのではないかと――。「働けない脳=不自由な脳」の存在に斬り込み、当事者の自責・自罰からの解放と、周囲による支援を訴える。今こそ自己責任論に終止符を!
【書籍】https://amzn.to/496M0g7
【電子書籍】https://amzn.to/3Z3tb8X
<著者プロフィール>
。 鈴木大介 すずきだいすけ 文筆家。 子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし、 『最貧困女子』(幻冬舎新書)、『ギャングース』(講談社、漫画原作・映画化)、 『老人喰い』(ちくま新書、TBS系列にてドラマ化)などを代表作とする ルポライターだったが、二〇一五年に脳梗塞を発症。 高次脳機能障害の当事者となりつつも執筆活動を継続し、 『脳が壊れた』(新潮新書)、『されど愛しきお妻様』(講談社、漫画化) など著書多数。当事者としての代表作は、 援助職全般向けの指南書『「脳コワさん」支援ガイド』 (医学書院・シリーズ ケアをひらく、日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞)。 近著に『ネット右翼になった父』(講談社現代新書、 キノベス!2024ランクイン、中央公論新社主催・新書大賞2024第五位)など。
【前編】鈴木大介と語る「『貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」』から学ぶ脳と貧困の関わり」に寄せられたリスナーの声
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ストーリー
- norimaki
- 2025/01/29
社会問題が自分の問題になった時
著者は、脳梗塞の後遺症になったことで、貧困層の人々の脳が働けない脳であることを身をもって体感したことを著書『貧困と脳』で動機に挙げている。
本自体こちらがテーマだが、オーディブルでは、ご本人が語った高次脳機能障害の例が心に刺さった。私自身、一昨年脳梗塞を経験し、現在は仕事に復帰しているが、易疲労性を含めて明らかに病前とは違うと感じている。担当医は、言語障害や手足の麻痺でないからか取り合ってくれないし、身内から見ても特に問題なく見えると言われる。本人は、何とか前の生活を維持するために必死に試行錯誤をくり返す毎日なのだが。
結局は、自分で体験しないと他者は理解できないのではと悲観的だったが、一人でも多くの『働ける脳を持った普通の人達』がこの本を手にすることで、『働けない脳』を自分ごととして考えてくれたら。元々、社会の底辺に寄り添うルポライターならではの視点と筆致が冴え渡る良書だと思うし、オーディブルもその背景がわかりみが深すぎて泣けてきた。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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