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サマリー
あらすじ・解説
漫画の原作シナリオを書こうとすると、ついつい文字数を“削る”作業ばかり意識してしまいますが、「伝えるべき情報が伝えられていないかも?」という視点から、文字数を“足す”作業への意識も重要になります。
特に設定や登場人物の基礎情報などは、文字から察してもらうには限界が。誤読される可能性も高いだけに、ある程度はストレートに書いてしまったほうがいいでしょう。
むしろ削るべき対象となるのは、会話パート。「楽しさを伝えるための会話」と「物語の進行上必要な会話」の2種類のうち、前者を削って後者のみで勝負するつもりで書かないと、文字数が膨らみ過ぎて収まらなくなってしまう可能性も高くなります。
そして受賞作とそうでない作品を分ける最大のポイントは、やはりキャラの良さと一発目のセリフ。シナリオの最初の10行程度で「面白い!」と思わせられるかどうかで、勝負は決まるはずです!
というわけで今週は、シリーズ7週目にしてようやく初稿を持ってきたヨシキが、ようやく普通に創作上の課題や悩みについて相談・報告する回となっています。
本来なら1ヶ月前ぐらいにやるべき内容を、締め切り前週にお届けしている制作ペースで、果たして大丈夫なのか・・・!?