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漫画家ためになるラジオ

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著者: マンガスクリプトDr.ごとう
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このコンテンツについて

マンガってどうやって作るの?漫画制作の裏側に興味がある人へ、プロがストーリーを作る時のちょっとした工夫など、知るとより深くマンガを楽しめる「ためになる気づき」をお届けしています! 語り手・ごとう隼平(マンガスクリプトDr.)/元漫画家・東京ネームタンク代表・コルクスタジオ編集長・京都芸術大学准教授 @goto_junpei 聞き手・ヨシキ/Web編集者 @moriri_nyoマンガスクリプトDr.ごとう SF
エピソード
  • キャラを描くのが一瞬で上手くなってしまう方法があった! 絵を安定させるなら、始点と終点こそ太く #243
    2025/07/14

    絵に自信のない人や初心者の方にこそおすすめしたい「キャラクターを描くのが一瞬で上手くなってしまう方法」があります。それはずばり、関節を太く描くことです。


    ペンの入り抜きでは、始点と終点が細く・真ん中を一番太くなりますが、それで人物を描くと何だか不安定な印象になってしまう場合も。それよりも、始点と終点を太く、真ん中を細くしたほうが絵は安定するはずです。


    そして形をとるうえでは、端のほうをはっきりさせて描く。それだけで陰影のついた絵に近づきますし、線を意識することで実際に上達も速くなることでしょう。


    そんなわけで、今回は珍しく「描き方」について、言葉のみで解説をしていく回となっています!

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    17 分
  • 解像度が低いまま描かれ続ける「中年キャラ」、読者層を考えればもっとリアリティある方が売れるのでは #242
    2025/07/11

    中年が主人公の漫画作品が増え、人気ランキングの上位にも並ぶようになりました。しかし中年側の視点でみれば、中年への解像度が昔と変わらず低いまま、いわゆる「記号化」してしまっているようなキャラが多い印象も。


    例えば一般的な中年が「以前できていたことができなくなる」という時、比較基準としているのは「若い時」ではなく「数年前」です。わずか数年を現状維持しようとするだけで、尋常でない努力が必要になる存在こそが中年なのです。


    漫画の読者層や購買層、そして描き手側においても、中年の占める比率は昔と比べて圧倒的に増加しました。そんな現代だからこそ、作品内においてもう少し主要な中年キャラにリアリティを出すだけで、圧倒的な差別化につながる可能性があります。


    もちろん中年だって夢を見たくて漫画を読んでいるはずですから、リアルに描けば売れるというわけではありません。


    しかし、「理想」よりも「共感」が作品に求められる時代だからこそ、エッセンスとして入れてみるのは、十分アリなのではないでしょうか。


    若い感性でしか描けない作品があるのと同様、自分の年齢の感性でしか描けない作品もあるはず・・・。


    自分自身、そして高年齢化する日本社会の現状とこれからなど鑑みながら、あえての提案をしていく回となっております!

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    19 分
  • 漫画家がメンタルやモチベを安定させるコツは“自分を上手に褒める”こと。その褒めポイントは「原点」 #241
    2025/07/09

    漫画家がメンタルやモチベを安定させるうえで大切なのは、「自分を上手に褒める」こと。具体的には、自分で自分の何を褒めるかです。嬉しいとは思えないポイントをいくら褒めても、あまり効果はありません。


    特にスキルやテクニックの部分では、上手な人は世の中にたくさんいます。そのため、いくらそこを褒めても、あまり本気では受け止めにくい場合・モチベが続かない場合も多いでしょう。


    だからこそ、自分を褒めるときは、自身の「これが描きたい!」という原点の部分を褒めるようにしてみましょう。何かを創ろうとする姿勢だけでも十分偉いですし、それを作品として世に出すのは尚更なわけですから。


    原点への評価は、誰であっても嬉しく、モチベーションにつながるもの。自分に対しても他人に対しても、いつまでも「これが描きたい!」の気持ちの尊重を忘れることなく、創作活動に取り組んでいきましょう!

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    13 分

漫画家ためになるラジオに寄せられたリスナーの声

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