ビジネス達人の教え

著者: Dale Carnegie Tokyo Training
  • サマリー

  • 日本のビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションスキル、そして相手を動かす力が必要です。 この番組では、実際のビジネス経験に基づき、実践的な方法で、成功するためのスキルを向上させ、どんな問題に対しても適切なソリューションを提供するためのヒントをご紹介します。
    2022
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あらすじ・解説

日本のビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションスキル、そして相手を動かす力が必要です。 この番組では、実際のビジネス経験に基づき、実践的な方法で、成功するためのスキルを向上させ、どんな問題に対しても適切なソリューションを提供するためのヒントをご紹介します。
2022
エピソード
  • 91 急がば回れ!指示命令をせずに人を動かす!
    2024/10/22
    リーダーの皆様は、時間が限られている中で、多くのタスクに取り組んでいらっしゃいます。やるべきことがたくさんあり、メール、会議、そして多くの決断に追われる日々です。私たちは時間を有効に使うことを求められ、効率的に行動しようと努力していますが、時にはその忙しさが私たちのコミュニケーションの仕方に影響を与えることもあります。様々なタスクをこなす中で、チームメンバーに、次に何をすべきかを的確に最短距離で伝えようとするあまり、指示命令をしてしまい、かつ、その行動を行うべき理由や背景を省略してしまうことが往々にして起こります。 常にこのポッドキャストをお聴きの皆様は、指示命令をすることのメリットデメリットは想像がつくことだと思います。デール・カーネギーはこのように言いました。「自分の意志に反して説得された人は、それでもなお自分の意見を変えることはない。」。これは、背景や理由を共有せずに指示を出すと、相手はどのように感じるかに言及しています。指示命令や考えを押し付けられた聴き手は、当然一方的に伝えられた指示命令を自分の意見としてのオーナーシップを持つことはありません。強制的に押し付けられた方は、その指示命令にまたは指示命令を出した方に対して反発心を持ち、能動的な行動には結びつかず、結果作業効率が下がったりミスを連発したりすることが散見される、、、という事態に発展しそうだということは想像に難くありません。また、デール・カーネギーはこうも言っています。「人々が世界を創造する手助けをすることができれば、彼らはその世界の所有権を感じるようになる」。世界とは少々大げさに聞こえるかもしれませんが、ここでは脳内にクリエイトされる世界が私たちの世界です。その世界が自分の手中にあると感じさせてもらえたとしたら、人々は取るべき行動に対する責任感や意欲を感じるようになり、行動も前向きになり、スピードも集中力も増し、ミスも少なくなるという好循環が生まれるのです。 リーダーとして、私たちが目指したいのは、チームメンバーに能動的に動いてもらうということ。単に指示命令を出すだけでは逆効果になってしまうという事を理解したうえで、それでは、我々はどうすれば良いのでしょうか。皆様はしっかりと背景を共有するということはできてますか?さらに、時間が許すならば、チームメンバーに意見を求め、取るべき行動のアイディアを自ら出してもらい、行動してもらうという環境を整えること。それができてますでしょうか?そうすることで、チームメンバーは自分のアイディアを尊重してもらえたという「前向きな感情」で行動を起こします。前向きな感情を持ち、行動を起こしてもらうように促すことは、一見時間がかかるように見えますので、効率が悪いのではと思われがちです。指示命令をし、すぐに行動に移してもらったほうが効率が良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。この回り道のように見えるアプローチこそ、メンバーが持続的に高いモチベーションで質の良いパフォーマンスを発揮し続けてくれる秘訣です。結果的には恒常的に高い成果を得ることにつながり、チーム全体のアウトプットにも影響を及ぼすのです。 このような環境が整えば、チームメンバー一人ひとりのモチベーションも向上し、チーム全体が一丸となって目標に向かって進むことができます。そのことで、エンゲージメント向上にもつながります。メンバー1人1人が同じ絵や映像を脳内に再生し、それを基に、ディスカッションが生まれる環境下で、皆で一緒に判断をしていけばいいわけです。一度、そのような循環がうまく作りだせれば、リーダーの仕事は楽になり、余裕が生まれ、よりメンバーの育成や、本来リーダーが取り組むべきタスクに集中できるというゾーンに入ることができるのです。 ですからみなさん、メンバーお一人お一人にその考えを自分の物だと思ってもらえるようにしましょう。そうすれば、職場全体が効率よく働けるサイクルがまわり始めます!
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    10 分
  • 90 セールスで感情的にならないために!
    2024/10/07

    セールスの皆様、日々のストレスを感じることが多いと思います。皆様には、どのようなストレスがありますか? やはりよく耳にするのは、「思う結果が得られない、つまり、クライアントが購入してくれないと、つい感情的になってしまいます」という声です。多くの方が同じように感じているのではないでしょうか。一方で、どんなピンチにも動じず、楽しみながらお仕事をしているセールスの方々にお会いする機会も実は、増えてきました。彼らは共通してこうおっしゃいます。「まービジネスはビジネスです。個人として拒絶されているわけではなく、ただ私たちの提案がクライアントの今の状況に合っていないだけだったと思います。」クライアントの選択には、見えない要因も多くあります。だからこそ、感情に流されず、心を落ち着けて次のチャンスに目を向けることが大切なのです。

    もちろん、期待通りの結果が得られないときに落ち込むことも自然です。「もっとできることがあったかもしれない」と思うこともあるでしょう。しかし、私たちは負の感情に振り回されるのではなく、信頼されるアドバイザーとして軸をしっかりと保つべきなのです。たとえば、ライバル企業が選ばれたという連絡を受けた場合、「伝えづらいことを知らせてくださり、ありがとうございます」と感謝を伝え、そのクライアントの成功を心から祈ることはできていますか。そのような事が起こると、逆に今自分達とお取引をしてくださっているお客様に感謝の気持ちが湧いてくることでしょう。そして言わずもがなですが、、、感謝の気持ちを持つことは、ストレスを軽減する効果があり、結果的に自分にも良い影響をもたらします。

    精神的に付加がかかる場面でも、前向きな姿勢で対応することで、良い循環を生み出すことができます。今回お取引が成立しなかったクライアントとのご縁を大切にし、常に彼らの状況に目を向け、適切なコミュニケーションを続けることが重要です。時が経てば状況は変わり、私たちが再び必要とされる瞬間が来るかもしれません。大切なのは、そんな時に思い出してもらえ、声をかけてもらえるような関係性を維持しておくという事です。 それまでの期間のフォローアップの際も、クライアントに負担をかけないよう心がけることが大切です。感情を脇に置き、3か月毎4回連絡して反応がない場合は、少し距離を置くという基準を設けるのも一つの方法です。私の場合は、クライアントに誠実な気持ちを向けられるタイミングでのみ連絡するようにしています。ニュースやSNSでその企業の話題を見た時や、そのクライアントの方が関心をお持ちだった事を経験した時などがまさにそうです。そのようなタイミングで連絡をしようと思っていた矢先に、逆に先方から連絡が来ることもあります。面白い事に、実際、常々お会いしたいと思っている方にばったり会った!ということもあります。実は、今年だけで6回もありました。それが駅だったり、カフェだったり、お買い物中だったり仕事とは全く関係のないところで偶然お会いするのです、、、

    そして、セールスパーソンとして常に心に留めておくべきことは、状況が常に変わり続けるということです。クライアント企業の担当者が変わることもあります。ビジネスの展開も予測不能です。です から、モヤモヤが心を支配してお仕事が手につかない時こそ、目の前の今できることに誠実な姿勢で取り組んでいれば、どんな時でも必要なチャンスや面白い偶然が訪れる!ということを信じてみるのも一つです。思い通りに進まないことがあっても、心の在り方は自分で選ぶことができます。望んだ結果が得られなくても、心を落ち着け、心の中に余白を持てるように前向きに取り組んでいくことは心がけ次第で可能です。

    ですから皆さん、低空飛行の時こそ、自分のこだわりを手放し、感謝の気持ちを思い出しましょう。そうすれば、どんな局面も楽しむ余裕が生まれます。

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    10 分
  • 89 AI時代の心が繋がるプレゼンテーション
    2024/09/27

    私たちがAIを活用することで、プレゼンテーションをより効率的に作成できる時代になりました。AIは膨大な情報からデータを集め、短時間で魅力的なスライドを作ることができます。これは非常に便利なツールです。

    AIが提供するのはあくまで「素材」や「土台」。ここから自分らしいプレゼンテーションを作り上げるのは私たちの役目です。AIを使ってコンテンツを簡単に作ることもできますが、さらにそれを、ストーリーテリングを用いてプレゼンを行っている方のお話しをお聴きすると、さすがだなーーー。と聞きほれてしまいます。ストーリーテリングは私たちが経験した物語を語る事です。実際に経験した私たちが自らの経験談を話すからこそ、人を惹きつけ魅了するのです。自分にしか話せないストーリーこそ、パワフルで、聴き手を巻き込むものなのです。

    デール・カーネギー氏が存命のころには想いもよらなかったテクノロジーが開発された今、AIのテクノロジーの恩恵を頂きながら、効率を上げつつ、私たちが持つ人間らしい魅力をプレゼンテーションにどう活かすかが鍵です。特に、聴き手とリアルなつながりを持つことが重要です。だからこそ、私たちはAIを上手に取り入れながら、自分のストーリーを自分らしく伝えることで、聴き手の心を動かすことができるのです。

    AIはプレゼンテーション作成における強力なサポートツールです。データや資料を集める時間を短縮し、整理された形で情報を提供してくれるので、私たちはよりクリエイティブな部分に集中することができます。その上でプレゼンの成功にはやはり自分の声や経験を伝えることが欠かせません。

    何を話すかはとても重要ですが、どのように話すかもおろそかには決してできません。例えば、ジェスチャー、声のトーン、ボディランゲージ、アイコンタクトといった要素は、プレゼンに命を吹き込むものです。これらはAIでは再現できない、人間だからこそできる力です。これらをうまく使うことで、聴き手に強い印象を残し、聴き手とのつながりを深めることができます。プレゼンの場に一体感が生まれるのです。

    現代は情報過多の時代で、聴き手の集中力を引きつけ続けるのは簡単ではありません。インプットした情報や知識は記憶に定着せず、忘れ去られます。ですが、聴き手は内容は忘れたとしても、プレゼンを通して感じた事は忘れないのです。だからこそ、私たちには「共感」や「物語」を通して、彼らの心を掴む力が必要なのです。AIで得たデータは一つのツールですが、そのデータに私たちの体験や情熱を加えることで、より強いインパクトを与えるプレゼンテーションが可能になります。

    ですから皆さん、AIと「感情と共感」という我々の得意分野を融合させていきましょう。そうすれば、新な時代において、聴き手の心に残るプレゼンテーションを行うことができます。

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    9 分

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