エピソード

  • #98 柄谷行人の「交換様式論」
    2025/10/19

    柄谷行人の「交換様式論」を紹介しました。話し手は宮里(考古学)です。


    柄谷行人、2015(2010)『世界史の構造』、岩波現代文庫G323


    「生産様式」「贈与」「略取」「再分配」「商品交換」

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    22 分
  • #97「日本中世の贈与経済」について
    2025/10/09

    桜井英治氏の『贈与の歴史学』から「日本中世の贈与経済」を紹介します。話し手は宮里(考古学)です。


    桜井英治、2011、『贈与の歴史学:儀礼と経済のあいだ』、中公新書2139



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    17 分
  • #96 M・モースの『贈与論』について
    2025/09/29

    マルセル・モースの『贈与論』を紹介しました。話し手は宮里(考古学)です。

    マルセル・モース(吉田禎吾・江川純一訳)、2009(1925)、『贈与論』、ちくま学芸文庫


    「トロブリアント諸島」「クラ」「アメリカ北西部」「ポトラッチ」「贈与・受領・返礼」

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    20 分
  • #95「ボードリヤールの価値の体系」について
    2025/09/19

    J・ボードリヤールによる「価値の体系」について話します。話し手は宮里(考古学)です。


    J・ボードリヤール(今村仁司・宇波彰・桜井哲夫訳)、1982(1972)、『記号の経済学批判』、法政大学出版局

    伊藤眞、1997、「消費と欲望の形成」『岩波講座 文化人類学第3巻:「もの」の人間世界』、岩波書店

    矢部健太郎、2009、『消費社会と現代人の生活─分析ツールとしてのボードリヤール』、学文社


    使用価値の機能的論理=実用的操作の論理=効用の論理:物は道具の身分を得る

    交換価値の経済的論理=等価の論理=市場の論理:物は商品の身分を得る

    象徴交換の論理=両義性の論理=贈与の論理:物は象徴の身分を得る

    価値/記号の論理=差異の論理=社会的地位の論理:物は記号の身分を得る

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    19 分
  • #94「歴史に流れる3つの時間」
    2025/09/09

    F・ブローデルが『地中海(フェリペ2世時代の地中海と地中海時代、1949年)』序文で示した「歴史の3つの層」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。


    「アナール学派」「社会史」「経済社会史年報」「地理的な時間」「社会的な時間」「個人の時間」「事件史」「構造史」

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    17 分
  • #93「構造化された時間」について話す
    2025/08/29

    川田順造氏が『無文字社会の歴史』のなかで示した「構造化された時間」について話しました。話し手は宮里(考古学)です。

    「直線的・量的・個人的な時間/円環的・質的・集団的な時間」「ヌエル族」「生態学的時間/年齢組/親族および血縁集団」「螺旋状」

    川田順造、2001(1976)、『無文字社会の歴史:西アフリカ・モシ族の事例を中心に』岩波現代文庫1200

    真木悠介、2003(1981)、『時間の比較社会学』岩波現代文庫1100

    エヴァンズ=プリチャード(向井元子訳)、1997(1940)、『ヌアー族』平凡社ライブラリー1560

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    14 分
  • #92「創られた伝統」について話す
    2025/08/19

    エリック・ホブズボウムによる「創られた伝統」概念について話しました。話し手は宮里(考古学)です。


    E・ホブズボウム他編(前川啓治他訳)、1992(1983)、『創られた伝統』、紀伊國屋書店

    川田順造、1999、『サバンナ・ミステリー:真実を知るのは王か人類学者か』、NTT出版

    「モシ王国」「テンコドゴ」「ガンバガ」

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    17 分
  • #91「アフォーダンス」について話す
    2025/08/09

    ジェイムス・ギブソンが提唱した「アフォーダンス」概念について話しました。話し手は宮里(考古学)です。

    宮里修「考古学原論のための覚書(2)─行為と認識の系─」

    (『海南史学』第63号、高知海南史学会、2025年)

    ギブソン・J・J(古崎敬他訳)『生態学的視覚論:ヒトの知覚世界を探る』(サイエンス社、1985年)

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    16 分