エピソード

  • 学び方は変わる:守破離
    2025/09/13

    『守破離〜学習の進化論〜』では、初学者から中級者、上級者へと学び方の変化を考察しています。


    呼吸法はたいへんに流派性が強く、それぞれみずからが正当な呼吸法であると主張し、相互に争い合っています。


    いずれの流派も、呼吸という複雑で大きな身体運動のある部分に光を当てて分析したものであり、立ち位置を変えれば違う側面が見えてくるはずだと考えます。


    しかしながら、学び始めた初期段階において「あれも正解これも正解」という指導がなされれば、学習者は戸惑うでしょう。そうではなくて「これだけを練習しなさい」と明解に示されたほうが安心して学べるし、効果も大きいと考えられます。つまり初学者には、一時的に視野を限定して教材を与えるくふうが求められるのです。


    このことを日本の諸芸では理解していました。それは守破離(しゅはり)という概念でまとめられ、受け継がれています。本書は伝統的な学習哲学としての守破離を説明するとともに、新しい解釈としての現代的守破離についても触れています。


    動画はNotebookLMで作成しました。細かな読み間違いがいくつかありますので、正確な情報は電子書籍でご確認ください。

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    7 分
  • 対話を上昇させる:SDGs10「人や国の不平等をなくそう」
    2025/09/12

    SDGs目標10「人や国の不平等をなくそう」について、スパイラログを使って話し合います。


    高校生がスパイラログという討論手法に興味を持てるようなプレゼンテーションとしました。生徒が自分たちもスパイラログを使って話し合ってみたくなることをめざして。


    スパイラログで考えるSDGs

    https://www.wpjapan.com/articles/000525.html

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    5 分
  • 背骨で歌う:キメラダンス
    2025/09/11

    『キメラダンス〜呼吸を操作しない呼吸法〜』


    本書では、「空気の出し入れ」という狭義の呼吸から離れて、呼吸という運動を支える身体はどうあるべきかにスポットを当ててみました。


    そして具体的な身体開発の方法を提案しています。呼吸しやすい身体をつくる一助となれば幸いです。

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    7 分
  • 歌う呼吸学校徹底解剖:脱力と実践的テクニックで声楽の壁を越える
    2025/09/10

    〈歌う呼吸学校〉の効果と魅力を参加者レビューを通して考えます。

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    2 分
  • 討論1:声楽上達の秘訣:身体感覚vs分析的理解
    2025/09/10

    声楽上達は「身体感覚優先」かそれとも「分析的理解重視」か。〈歌う呼吸学校〉のレビューおよび「スパイラログ」シミュレーションを参考にしながら最適解を探ります。


    この討論はNotebookLMで作成しました。「力み(りきみ)」をチカラミ、「力む(りきむ)」をチカラムなどと誤読していますのでご注意ください。

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    22 分
  • ステージを制する:罪深き恋の呼吸法
    2025/09/08

    ひとつの試みとして、呼吸法を大きく2種に分類してみました。


    1.強く・短く・深い呼吸

    2.弱く・長く・浅い呼吸


    前者の頭文字「つ」「み」「ふか」を組み合わせると「罪深き」、後者は「よ」「なが」「あさ」で「夜長浅き」となります。愛称として、それぞれ「罪深き恋の呼吸法」「夜長浅き夢の呼吸法」と呼ぶことにしました。


    罪深き恋の呼吸法は、おもに呼吸能力向上を目的とする、どちらかといえばフィジカルで動的な呼吸法です。夜長浅き夢の呼吸法は、意識操作に役立つメンタルで静的な呼吸法となります。


    「会陰」をカインと誤読していますのでご注意ください。音楽表現と呼吸の関係についてはAIによる解釈なので不正確かもしれません。電子書籍(『罪深き恋の呼吸法』で検索)でご確認ください。

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    7 分
  • リファイン 「人口減少を豊かさへ」
    2025/09/03

    日本では人口減少について悲観的な報道が多く見られます。しかし北欧4カ国(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)は日本よりはるかに少ない人口で、しかし豊かな社会になっています。


    日本の人口減少によって豊かさが縮小することは不可避なのでしょうか、それとも北欧型の豊かさを実現するチャンスがあるのでしょうか。


    人口減少時代に豊かな日本を創造するためには、「量から質へ」の意識転換が必要と考えられます。それをワンワードに集約するなら REFINE(精錬する)がふさわしいでしょう。


    リファインの略として「リフ」と呼ぶとき、リフ政治、リフ経済などを生み出す必要があるはずです。仕事をリフする、学習をリフする、生活をリフする、休日をリフする、家事をリフする、エンタテイメントをリフする、付き合いをリフする、清掃をリフする、料理をリフする、時間の使い方をリフするなど、ありとあらゆる場面でリファインを心掛けることで、社会全体の変革につながる可能性が生まれます。


    考えてみればあらゆる所作をリファインすることは、茶道、書道、華道、武道、あるいは能楽、歌舞伎、浮世絵、料理人、飛脚などなど、日本ではすでに伝統的な蓄積があるようにも思います。


    合言葉は「Refine it !」。今回はそのシミュレーションです。

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    7 分
  • 就職活動「学生と企業をつなぐスパイラログ」
    2025/09/02

    学生の就職活動を支援するための対話手法「スパイラログ」について説明しています。


    スパイラログは、現実主義者(REALIST)、分析家(ANALYST)、創造者(CREATOR)という三つの補完的な視点から議論を進め、らせん状に思考を深めることを目的としています。


    この手法は、まず各視点からの意見表明(一次立論)から始まり、次に異なる視点間で質問を循環させ(循環質問)、そこから得られた知見を統合して新たな解決策(二次立論、協働創発立論)を生み出します。


    就職活動における具体的な活用例として、学生がVUCA時代に対応できる思考力や、企業が求める「第4の解決策」を生み出す能力を養うことを強調しており、単なる選考対策を超えた「協働型キャリアデザイン」を提唱しています。


    最終的には、個人の自己実現と組織の成長が一体となる「創発的価値」の発見を目指します。

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    7 分