• 処方秘箋(現代語訳版)
    2025/03/31

    処方秘箋・泉鏡花作 

    現代語訳・朗読:波華


    今回の動画では、泉鏡花の名作『処方秘箋』を現代語訳で朗読しました。

    鏡花の世界はあの文体でこそ、という大前提ありきでの訳文作業。

    ほとんど意訳の部分もあり、苦心の跡がそこここに見えますが…

    作品への熱量として伝わりましたら嬉しいです。

    そしてまたぜひ原文もおたのしみください。

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    45 分
  • 月令十二態・後編
    2025/01/17

    大正9年発表


    「月令十二態」の前半部である1月〜6月はこちらからお聴きになれます

    https://open.spotify.com/show/0S7fPclmout9Skul8LyWVn



    雑誌「婦女会」に掲載された短編の後編部分。

    一月から一二月までの四季のうつろいや年中行事が描かれている。

    今回の配信は7月から12月までの章をご紹介。


    歳時記エッセイ的な作品なるも、鏡花の目を通せば夢と現の境界がぼやかされた艶麗な風景が展開されること、ご覧の通り。


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    お聴きくださってありがとうございます。

    泉鏡花作品をこれからも配信していきますので

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    # 朗読 # 泉鏡花# 日本文学# 幻想文学# Audible# 聴く読書# 作業用# 睡眠導入# 怪談


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    9 分
  • 月令十二態・前編
    2025/01/10

    大正9年発表


    雑誌「婦女会」に掲載された短編。一月から一二月までの四季のうつろいや年中行事が描かれている。

    今回の配信は一月から六月までの章をご紹介。


    歳時記エッセイ的な作品なるも、鏡花の目を通せば夢と現の境界がぼやかされた艶麗な風景が展開されること、ご覧の通り。


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    7 分
  • 黒猫・その25 泉鏡花
    2024/12/13


    【明治28年発表】

    「黒猫・その24」

    https://open.spotify.com/episode/0KB0RJvi4WCvcMR5APCmeS

    のつづき。

    お島の命を賭した縁結びによって、長年の想い人と結ばれたお小夜。

    祝言を控えた喜びを搔き消したのは、かつてお小夜が目に入れても痛くないほど可愛がっていた黒猫の豹変ぶりだった。

    おぞましい蟲を家内に食い散らかし、お小夜の花嫁衣裳を引きちぎる狼藉はさらに度を越して、ついには深夜小用に立つお小夜に付きまとうまでになった黒猫。

    その不気味さ、恐ろしさに毎日怯えるお小夜だったが、ある日とうとう事件が起きてしまう―――。


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    6 分
  • 黒猫・その24  泉鏡花
    2024/10/29

    【明治28年発表】

    「黒猫・その23」

    https://podcasters.spotify.com/pod/show/u6c34u6708/episodes/23-e2jhal5

    のつづき。


    秋山とお小夜の相思相愛を祝福するかのごとく、お小夜の髪を高島田(人妻が結う髪形)に拵えたお島。

    一世一代の大仕事を終えた途端にお島は自刃する。

    その時戸外から呼びかける女性の声。

    それはお島が姉とも慕う、元新橋芸妓の小俊であった。

    異変に気付き急いで駆け付けた小俊だが、お島はすでに虫の息。

    小俊は悲しみを堪えながら、お島が結い上げたお小夜の髪を褒め称え、お島に変わって二人の仲を取り持つことを誓う。

    その言葉に安堵したお島は、最後に小俊の髪を整える力が残っていないことを口惜しがりながら、息絶えるのだった---


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    9 分
  • 【小村雪岱】初めて鏡花先生に御目にかかつた時【泉鏡花にまつわるエッセイ】
    2024/06/13
    小村雪岱 「初めて鏡花先生に御目にかかつた時」 初出 「図書 第5年第50号 泉鏡花号」(昭和15年) 泉鏡花にまつわる人々の目を通した鏡花像をご紹介。 著者の小村雪岱(1887〜1940)は、大正期から昭和初期にかけて活躍した日本画家・版画家。挿絵に装丁、舞台美術においても数々の名作を遺している。 初めての泉鏡花本の装丁は「日本橋」(大正3年)。 滔々と流れる川を行き交う舟、両岸にずらりと立ち並ぶ立派な蔵。賑わう街の様子が明るく淡い色調で描かれ、その中を色とりどりの無数の蝶が乱れ飛ぶーーー 表紙から裏表紙にかけて一面に描かれた風景は見事に鏡花作品の世界観を表し、以後も雪岱は鏡花本の装丁を数多く手がけた。 今作品は雪岱が鏡花との出会いを回想したエッセイで、画学生時代の鏡花作品との出会いから始まり、本人との相見える瞬間をクライマックスシーンとして結ばれている。 当時鏡花の一ファンであった小村青年の運命を大きく動かした偶然。 それらのエピソードが敬慕の情をもって語られた一編。
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    6 分
  • 黒猫・その23  泉鏡花
    2024/05/11

    【明治28年発表】 「黒猫・その22」 https://podcasters.spotify.com/pod/show/u6c34u6708/episodes/22-e29srqf のつづき。 お小夜を守り切り、ともに山を下りたお島は、その足で画師の二上秋山の家を訪ねる。 お互いに思い合うお小夜と秋山を引き合わせたお島は、秋山宅の座敷を借りてお小夜の髪を結い始めた。 仕上がった髪形を見てお小夜は驚く。それはお島一世一代の贈り物でもあった――― 最新のエピソードはこちらから聴けます ⁠https://anchor.fm/u6c34u6708/


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    7 分
  • 蓑谷 泉鏡花
    2023/11/03

    【明治29年発表】 蛍を追いかけいくうちに友人とはぐれ、迷い込んだ蓑谷。 美しい女神が護るその場所では蛍を獲ってはならないーー母親からの教えに背いてしまった「私」の前にすらりと立つ女性が現れる。 湧き出でる水に支配された宵の魔所。 蒼茫の中から浮かび上がる美女。 蛇や仏を思わせる、侵し難くも不気味な風景と、神とも妖ともつかぬ山姫との邂逅。 どうしても蛍が欲しくてたまらない「私」は、蓑谷の主に冀(こいねが)うのだったーー 最新のエピソードはこちらから聴けます https://anchor.fm/u6c34u6708


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    12 分