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サマリー
あらすじ・解説
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第58回目はヨーロッパ世界の形成「ビザンツ帝国4」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
ビザンツ帝国は、ギリシア正教会の総主教を皇帝の管轄下においた。これがローマ教会との対立を引き起こす。726年に皇帝レオン3世が聖像禁止令を発布すると、ゲルマン人への布教に聖画像を用いていたローマ教会は強く反発した。
背景には、もともとキリスト教は偶像崇拝を禁止していたこと、同じ神を信じ旧約聖書を重んじるイスラーム教からの批判があったことが挙げられる。