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サマリー
あらすじ・解説
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第62回目はヨーロッパ世界の形成「スラヴ人3」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
13世紀にモンゴル軍の襲来によりキエフ公国は滅亡した。15世紀になるとモスクワ大公国が勢力を拡大し、イヴァン3世のもとでキプチャク=ハン国からの独立を達成する。
彼はビザンツ皇帝の後継を自任してツァーリの称号を用いた。孫のイヴァン4世(雷帝)はツァーリを正式採用している。農奴制を強化し、貴族を弾圧して中央集権化を進めた。モスクワは「第3のローマ」と称されギリシア正教圏の中心となった。