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雛
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 小川 眞由美
- 再生時間: 35 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
「箱を出る顔忘れめや雛二対 蕪村」で書き出されるこの短編は、江戸から明治へと移り変わる時代に、没落していく御用商人一家のそれぞれの思いを描いた物語です。諸大名への御用金を用立てて富を築いたものの、新しい時代に対応できずにいる主人、病気がちな妻、西洋かぶれの長男そしてお転婆な妹、豪華な雛人形を人手に渡すことになり、家族一人一人の想いが露わになります。威厳ある主人の雛への意外な想いが結末に…。 小川真由美の朗読は女ごころを巧みに表現し、切れ味のよさをみせます。 ※本朗読作品中には現代ではふさわしくない表現が含まれていますが、著者が差別助長の意図で使用していないことを考慮し、原作に忠実に再現しています。(C)2007 TOKYO FM & Appleway
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秋
- 著者: 芥川 龍之介
- ナレーター: 小川 眞由美
- 再生時間: 38 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
女子大学にいた時から、才媛の名声を担い、誰もが文壇に打って出ると思っていた信子。また、彼女は従兄で作家を目指していた俊吉と気が合い、親しくしていました。ところが、信子は学校を卒業すると同時に高商出身の青年と突然見合結婚してしまいます。この時代の女として仕方のないことのように思えますが、結婚後、創作活動に理解のない夫に違和感を覚えます。そして、妹の主人となってしまった俊吉に再会。自らが世話をして結婚させたはずなのに、今では幸せそうな妹に嫉妬します。小川眞由美の朗読は信子の性格を歯切れよく伝え、微妙な心の移ろいを、秋という季節に巧みに絡ませて語ります。(C)2007 TOKYO FM & Appleway
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