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ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論

著者: デヴィッド・グレーバー, 酒井 隆史, 芳賀 達彦, 森田 和樹
ナレーター: 菅沢 公平
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あらすじ・解説

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

やりがいを感じないまま働く。ムダで無意味な仕事が増えていく。人の役に立つ仕事だけど給料が低い――それはすべてブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)のせいだった! 職場にひそむ精神的暴力や封建制・労働信仰を分析し、ブルシット・ジョブ蔓延のメカニズムを解明。仕事の「価値」を再考し、週一五時間労働の道筋をつける。『負債論』の著者による解放の書。

©2018 by David Graeber Japanese translation published by arrangement with David Graeber c/o Trident Media Group, LLC through The English Agency (Japan) Ltd. (P)2020 Audible,Inc.

ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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内容が長くて疲れる

とにかく長い。
本書は社会に対する問題点を指摘している点で面白いがそれでどうすればいいか、という点はあまり述べられていないように思える。

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1.3倍で聞きました。自分にはそれぐらいがちょうどよい感じでした。

前半はホラーストーリーのようにも思えましたが、後半のこの著者の本来の性質らしい楽観的なスタンスが感じられて救われました。

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内容は良いけど、長すぎん?

仕事について新しい視点をもたらしてくれるし、ナレーションも良い。ただ、長すぎませんかね。ここまでクドく書く必要ありますかね。

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読後の考察が楽しい本です

人間の本性や、仕事というものをどう捉えるか、はたまた、社会はどうあるべきか、改めて考えますね。
日本人の声を聞いたらまたちょっと違う意見も出るかもだけど、自己申告のブルシットジョブはどことなくシュールな感じがしました。
でもUBIはわからないんだよなー。性善説すぎて、「人間は怠惰な生き物」と考えてる私にはフィットしない。。

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悪魔の挽き臼

意識されずに回し続けられている悪魔の挽き臼に、まずは気付き、次にどう対処していくのかを考えなければと思いました。

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有名な本だけど

面白かったです。読む前の予想に反して学者がちゃんと書いた本、というかんじだった。

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労働の本質の話

刺激的なタイトルですが、現代の歪んだ社会の中で、改めて労働を俯瞰的に解釈するといった内容で、たいへん示唆に富んでいました。ただ、言い回しがクドい。否定の否定や、やたらに長いセンテンス(前者、後者とか言われてもどれかわからない…)も多く、また哲学、経済、神学などの広範な知識も必要で、オーディブル向きかと言われると、微妙でした。図書館で、わからないところを調べながら読みたいですね。翻訳は熟れた日本語になっていて素晴らしいと感じました。ナレーションも聞きやすかったです。
あと、付属のPDFが誤字だらけ(スキャンしてOCRしたっぽい)のと、Audibleでコインで購入すると紙の本の半値以下というのは、何らかの経済合理主義の歪みでしょうか?

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世の中にはびこるどうでもいい仕事

いまの職場では、どうでもいい仕事が沢山ある
なのに、どうでもいい仕事をこなす輩が出世する
そんなどうでもいい仕事をこなす上司のもとで仕事をする私はもっとどうでも良い仕事をする人なんだろうか、この本は本当に考える一冊でした。

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資本主義は巨大宗教か

必要のない労働時間を強引に作り出し、資本を回転させる。
米や小麦等の現物を金融に強引に組み込み、
捨てるほど無駄に過剰生産させ、
余った利潤を吸い上げる。
その無意味な資本の回転は一部の特権階級を生み、
その特権すらも近代は過剰供給になり、
ブルシットが行き渡る。

ユヴァル・ノア・ハラリがサピエンス全史で金融機関を古代の呪術師の作る信仰社会になぞらえたが、

この本はその一つの回答と言える。

グレーバーが存命で、あるいは二人が会談すれば素晴らしい作品が生まれただろうと惜しまれる。

若きグレーバーが残した傑作。

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目からウロコ

本が長すぎて、挫けそうになる13時間ものだったので、ストーリーは星4つにしました。
サラリーマン家庭に育ち、自身も兄弟もサラリーマンだが、幸いなことにブルシットな仕事に従事している者はいない。そのため、私はそのような類の仕事が存在することについて、今まで考えたこともなかった。
だからこの本を聴いて、目玉が飛び出るかと思う程の衝撃を受けた。こんなに技術が進歩しても、世界が良い状態にならないのは、ブルシットジョブを大量に作り出している今のシステムに原因があったのだ。この大きな間違い、この愚かさを、正すことのできる時代は来るのだろうか?
どこの指導者がそれをできるのだろうか?

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