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  • 午後のチャイムが鳴るまでは

  • 著者: 阿津川 辰海
  • ナレーター: くらうち つむぐ
  • 再生時間: 9 時間 41 分
  • 4.3 out of 5 stars (40件のカスタマーレビュー)

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午後のチャイムが鳴るまでは

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あらすじ・解説

こいつら、最高すぎる……! 昼休みの“完全犯罪”にご用心!?

本格ミステリ大賞受賞作家の最高到達点!

九十九ヶ丘高校のある日の昼休み、2年の男子ふたりが体育館裏のフェンスに空いた穴から密かに学校を脱け出した。タイムリミットは65分、奴らのミッションは達成なるか(第1話「RUN! ラーメン RUN!」)。文化祭で販売する部誌の校了に追いつめられた文芸部員たち。肝心の表紙イラストレーターが行方不明になり、昼休みの校内を大捜索するが――(第2話「いつになったら入稿完了?」)。

他人から見れば馬鹿らしいことに青春を捧げる高校生たちの群像劇と、超絶技巧のトリックが見事に融合。稀代の若き俊英が“学校の昼休み”という小宇宙を圧倒的な熱量で描いた、愛すべき傑作学園ミステリ!

《ここまでやるか、阿津川辰海!――驚嘆の声、続々》

「あーくやしい!『学生時代に戻りたい』なんてこの本を読むまでは一度たりとも思ったことがなかったのに!」

――芦沢央さん

「日常は、解き明かされることを待っていた。何の変哲もない平凡な日々を開いてみれば、そこには輝くばかりのミステリーが詰まっている。阿津川辰海が教えてくれた魔法が、私達の日々まで彩っていく」

――斜線堂有紀さん

「晴れ晴れとした気分になる青春ミステリ! 馬鹿らしくも愉快なアレコレに惜しみなく情熱を注ぐ高校生たちの姿は、まるでこの作者の創作態度を見るようだな!!」

――東川篤哉さん

〈目次〉

第1話「RUN! ラーメン RUN!」

第2話「いつになったら入稿完了?」

第3話「賭博師は恋に舞う」

第4話「占いの館へおいで」

第5話「過去からの挑戦」

装画/オオタガキ フミ

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

©Tatsumi Atsukawa 2023 Printed in Japan (P)2023 Audible, Inc.

午後のチャイムが鳴るまではに寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
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ナレーション
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ストーリー
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青春だけでよかったかも

高校生のわちゃわちゃ感はよかったし、楽しめた。ミステリー部分が少し無理があって、いや、そうはならんやろ、とストレスを感じた。ナレーションはオーディブルで耳が肥えてしまったために可もなく不可もなく。セリフだけでどのキャラが話しているかわかるナレーターさんは本当にすごいのだなとは再認識しました。

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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

高校生の時に読みたかった

見方を変えると対象が様々な形で見える。それだけなんだけども、その人のことが理解できるんだなぁ。という感じの作品です。消しゴムマージャンの話、いいですよね。

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  • ストーリー
    3 out of 5 stars

令和?

あんまりジェンダージェンダー言うの好きではないのだけれど、さすがに、令和で女装コンテストは無いと思うし、制服で性別どうのこうのはもう言えない時代だと思うのです。

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  • ナレーション
    4 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

よかった

途中で、名前がわからなくなりましたが、最後にすべてつながる。
ナレーションもよかったです。

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    5 out of 5 stars

点が線になる爽快感

葛城君の館の殺人2冊がとても好きで何度も繰り返し聴いていた所、阿津川先生の新作という事で飛びつきました。館の殺人ではとても難解で複雑なトリックで何度聴いても息を呑む緊張感がありましたが、本作は一転難解なトリックなどは無く、人も死ななければ凄惨な現場も無し。とある高校の日常がほのぼのと語られて行きます。難しい推察も必要なくリラックスして聴いていました。そして最後にのほほんと聴いてきて分かった気になっていた自分を殴ってやりたくなりました。いや気づけよ…俺…。あーなるほどねー!と思えた方が楽しめたと言えるからいいのかとも思いますけどね。皆さんも聴き始めたら最後まで聴く事をオススメします。
 丁度本作を聴く直前に「都会のトム&ソーヤ」をAudibleにて聴いていたのであとがきで触れられていて驚きました。「バカバカしい事に情熱を捧げる」まさに内人君と創也の奮闘が小中学生時代の阿津川先生に影響を与えたと思うと、名作は受け継がれてまた新たな名作を産むんだなぁと感慨深く思いました。

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