源氏物語 下(日本の古典をよむ 10)現代語訳編
(小学館)
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ナレーター:
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目黒 光祐
このコンテンツについて
訳文で楽しむ「現代語訳編」
古典文学の主要作品をセレクトし、現代語訳と原文とで構成した「日本の古典をよむ」(全20冊)シリーズの1冊です。「源氏物語」は、平安中期に紫式部によって書かれた五十四帖からなる長編物語。下巻には、光源氏40歳以降に展開される物語から、源氏亡き後、薫・匂宮・宇治の姫君たちをめぐる宇治十帖へと続く、若菜上巻~夢浮橋巻を収録しています。各巻の著名な場面を選んで、現代語訳と原文とで構成した本書から、現代語訳部分を集めたものです。
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。
【本書の内容】
〈はじめに〉物語文学未踏の地へ
〈第五部〉若菜 上―柏木 あらすじ
若菜 上(朱雀院、出家を志す/源氏、女三の宮の後見人となる/新婚三日の夜/明石の女御と明石入道/柏木、女三の宮を垣間見る)・若菜 下(冷泉帝譲位/女楽の夜/紫の上、病に倒れる/柏木、女三の宮と密通/紫の上危篤、六条御息所の死霊出現/女三の宮の懐妊と、密通の発覚/柏木の苦悩)・柏木(柏木、死を思う/女三の宮、男児を出産/女三の宮の出家と柏木の死)
〈第六部〉横笛―幻 あらすじ
横笛・鈴虫・夕霧(夕霧と落葉の宮、小野での一夜/一条御息所からの手紙/夕霧と落葉の宮の逢瀬)・御法(紫の上、出家を志す/幼き者との別れ/紫の上の死/紫の上の葬儀)・幻(源氏と蛍兵部卿との唱和/源氏、わが生涯を思う/悲傷の日々/年末、紫の上の文殻を焼く/仏名会の日)
〈第七部〉匂兵部卿―早蕨 あらすじ
匂兵部卿・紅梅・竹河・橋姫(不遇の八の宮/薫、八の宮を訪ねる/老女房弁の昔語り)・椎本・総角(八の宮の一周忌/匂宮と中の君、悲恋の紅葉狩/大君の死)・早蕨
〈第八部〉宿木―夢浮橋 あらすじ
宿木(薫、中の君に言い寄る/薫、浮舟の存在を知る/薫、浮舟を垣間見る)・東屋(浮舟、匂宮の目にとまる/三条の小家)・浮舟(匂宮、浮舟と契る/薫と匂宮の間で苦悩する浮舟/橘の小島の歌/追いつめられる浮舟)・蜻蛉・手習(横川の僧都、行き倒れた女を発見/小野の里/浮舟の出家)・夢浮橋(薫、横川を訪ねる/浮舟、薫からの手紙を受け取る)
〈源氏物語の風景〉(7)小野 (8)追儺 (9)宇治 (10)横川中堂
©2008 T.Abe K.Akiyama S.Imai H.Suzuki (P)2025 小学館