『聴耳草紙(全183話収録)』のカバーアート

聴耳草紙(全183話収録)

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聴耳草紙(全183話収録)

著者: 佐々木 喜善
ナレーター: でじじ
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このコンテンツについて

<内容紹介>

岩手県遠野地方に伝わる不思議な話
河童に出くわした話「上下の河童」ほか 全183話収録
柳田國男が明治43年に発刊した『遠野物語』の話者である佐々木喜善は、昔話の採集によって日本の民俗学に大きな業績を残しました。折口信夫や金田一京助は、その先駆的な偉業から喜善を「日本のグリム」と讃えたといいます。

『聴耳草紙』は喜善が長い年月をかけて掘り起こした遠野地方の昔話・伝説を183編にまとめたものです。昔話はもちろん、河童に出くわした体験談をはじめ、神様や妖怪が人々の暮しに深く結び付いた不思議な話は実話として今なお遠野で語り継がれています。

一番「聴耳草紙」
あるところに貧しい老爺がいた。年の暮れになって、町へ支度の買い物に向かおうとした時、道端の草むらに死んだ馬に野犬がたかっていたのだが、それを藪の陰から、足をケガした痩せ狐が羨ましそうに見ているのに気付く。狐を不憫に思った老爺は、犬を追い払って、馬の肉を狐に分けてやり、「いつまでもこんなところにいてはいけないと」言い聞かせて、町へ向かった。
その帰り際には同じ場所で今朝の痩せ狐が老爺を待っていた。痩せ狐が「ちょっとこっちに来て下さい」と袖を引っ張るので、老爺は仕方なく付いて行くのだが……

<収録内容>

聴耳草紙
観音の申子
田螺長者
蕪焼笹四郎
尾張中納言
一目千両
炭焼長者
山神の相談
黄金の臼
尽きぬ銭緡
天人子
兄弟淵
上下の河童
淵の主と山伏
黄金の牛
瓢箪の話(七話
) 打出の小槌
蜂聟
姉のはからい
鬼の豆
山男と牛方
臼堀りと舟堀り
箕の輪曲げ
カンジキツクリ
大工と鬼六
癩病
油採り
よい夢
嬰児子太郎

その他にも多くのお話を収録!
<著者紹介>

佐々木喜善(ささき・きぜん)
岩手県土淵村(遠野市)生れ。©2019 PanRolling.
文学・フィクション 童話・民話・神話

聴耳草紙(全183話収録)に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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