エピソード

  • エピソード92: 胸痛の原因の推論
    2024/11/16

    108E36

    胸痛の原因を推論する際の考え方として正しいのはどれか.2つ選べ.

    a 多量の冷汗を伴う胸痛は緊急性が高い.

    b 吸気時に増強する胸痛は冠動脈疾患の可能性が高い.

    c 胸痛部位に圧痛を示す場合は冠動脈疾患の可能性が低い.

    d 夕方に胸痛を訴える場合は冠攣縮性狭心症の可能性が高い.

    e ニトログリセリン錠を舌下投与後1時間で胸痛が軽快しはじめる場合は労作性狭心症の可能性が高い.

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    31 分
  • エピソード91: 早期胃癌の内視鏡治療
    2024/11/09

    早期胃癌の内視鏡治療の適応決定に影響しないのはどれか.

    a 部位

    b 深達度

    c 組織型

    d 潰瘍形成

    e リンパ節転移


    105G15

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    13 分
  • 心をカタラーゼ エピソード2
    2024/11/02

    産業医・精神科医Drフジモトと産業医業界、精神科領域についてお話しです!

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    46 分
  • エピソード90: 胸部不快感、病院実習開始
    2024/10/26

    118A19


    20歳の男性。胸部不快感と呼吸困難を主訴に来院した。これまでに何度か胸部不快感を自覚したが、医療機関を受診していなかった。昨日から呼吸困難が出現し、持続しているため受診した。既往歴に特記すべきことはない。家族歴は父親が20歳台で脳静脈洞血栓症を発症。意識は清明。体温36.2℃。脈拍96/分、整。血圧104/68mmHg。呼吸数24/分。SpO2 94%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下肢に軽度の浮腫を認める。血液所見:赤血球450万、Hb 14.5g/dL、Ht 42%、白血球6,200(好中球62%、好酸球1%、単球5%、リンパ球32%)、血小板22万、PT-INR 1.0(基準0.9~1.1)、活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉30秒(基準対照32.2)、血漿フィブリノゲン288mg/dL(基準186~355)、Dダイマー10μg/mL(基準1.0以下)。血液生化学所見:総ビリルビン1.1mg/dL、LD 208U/L(基準124~222)、尿素窒素22mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL。CRP 0.3mg/dL。胸部エックス線写真で異常を認めない。

    直ちに行う検査で適切なのはどれか。


    a 気管支鏡検査

    b 呼吸機能検査

    c 頸部超音波検査

    d 胸部~下肢造影CT

    e 足関節上腕血圧比〈ABI〉

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    22 分
  • エピソード89: 急性胆管炎
    2024/10/19

    108I31


    急性胆管炎の原因菌として頻度が高いのはどれか.2つ選べ.

    a Clostridium difficile

    b Escherichia coli

    c Haemophilus influenzae

    d Helicobacter pylori

    e Klebsiella spp.〈クレブシエラ属菌〉

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    19 分
  • エピソード88: COPDについて、『本心』平野啓一郎
    2024/10/13

    112C32(改変)

    COPDにおいて、間違っているものはどれか


    a 除脂肪体重は予後と関連する.

    b 高蛋白・高エネルギー食が望ましい.

    c 脂質の割合が高い栄養素配分が基本である.

    d 安静時エネルギー消費量は予測値より低下する.

    e 食事に伴う呼吸困難が食事摂取量減少の一因となる.

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    30 分
  • エピソード87: 腹部コンパートメント症候群
    2024/10/05

    118C-68


    次の文を読み、66~68の問いに答えよ。

    61歳の男性。交通外傷のため救急車で搬入された。

    現病歴:乗用車で走行中に塀に衝突し腹部を強打し動けない状態だった。シートベルトを装着しておりエアバッグが作動していた。目撃者が救急車を要請した。

    既往歴:虚血性心疾患で抗血小板薬を服用している。

    生活歴:飲酒は機会飲酒。

    家族歴:父と兄が高血圧症で治療中である。

    現 症:意識は清明。身長162cm、体重54kg。体温37.0℃。心拍数112/分、整。血圧80/44mmHg。呼吸数26/分。SpO2 98%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。皮膚は四肢に冷汗と湿潤を認める。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内は乾燥している。頸静脈の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は膨満しており、肝・脾を触知しない。腸雑音は減弱している。

    検査所見:血液所見:赤血球410万、Hb 10.1g/dL、Ht 40%、白血球10,300(好中球75%、好酸球1%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球17%)、血小板32万。血液生化学所見:総蛋白7.2g/dL、アルブミン4.0g/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、直接ビリルビン0.2mg/dL、AST 65U/L、ALT 34U/L、LD 177U/L(基準124~222)、ALP 55U/L(基準38~113)、γ-GT 32U/L(基準13~64)、アミラーゼ130U/L(基準44~132)、CK 382U/L(基準59~248)、尿素窒素22mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL、尿酸6.2mg/dL、血糖228mg/dL、HbA1c 5.8%(基準4.9~6.0)、Na 142mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L。

    その後、頭頸部単純CTでは異常を認めなかった。胸腹部造影CTでは脾臓損傷、脾臓内および周囲の造影剤血管外漏出像、腹腔内遊離ガス及び腹腔内液体貯留を認めた。気管挿管を行い、緊急手術を予定した。

    小腸、腸間膜および脾臓の損傷に対して小腸切除と脾臓摘出を行った。小腸は浮腫が認められたが、閉腹は可能であった。ICU入室後、心拍数68/分、血圧132/76mmHgまで改善した。動脈血ガス分析(調節呼吸、FIO2 0.3)はpH 7.40、PaCO2 35Torr、PaO2 180Torr、HCO3- 21mEq/L、BE-6mEq/Lであった。

    この段階で腹部コンパートメント症候群を評価するために腹腔内圧をモニターする際、最も有用な測定部位はどれか。


    a 胸 腔

    b 食 道

    c 頭蓋内

    d 動脈内

    e 膀 胱

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    20 分
  • Episode 86: An 85-year-old woman with a left femoral neck fracture
    2024/09/28

    118A50

    An 85-year-old woman was admitted to the hospital with a left femoral neck fracture and was confined to bed rest. On admission, muscle strength and sensation in the left lower limb were normal, but the next day, she was unable to move her left foot upwards. On examination, she was unable to dorsiflex her left ankle, with decreased sensation on the dorsal aspect of her left foot. The left lower limb was externally rotated.

    Select the most likely cause of her decreased ankle movement.

    a Cerebral infarction

    b Lumbar disc herniation

    c Peroneal〈Fibular〉nerve palsy

    d Deep vein thrombosis

    e Achilles tendon rupture

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    25 分