エピソード

  • 蔦屋重三郎と江戸文化|田中優子
    2025/04/11
    NHK大河ドラマで取り上げられ注目されている蔦屋重三郎、稀代のプロデューサーは、何をしたのか? 平賀源内、山東京伝、葛飾北斎、写楽・・・天才たちがこの時代に一気に生まれたのはなぜなのか? その背景には、日本ならではの印刷技術イノベーションがあった。また、鎖国だったはずの江戸は文化的には国際都市でもあったのだ。蔦屋重三郎から始まる物語は、時代と空間を超え、いまの日本を生きる我々までつながっている。6話分の小タイトルはこちら。

    1.蔦屋重三郎とは何者か?
    2.江戸文化のスターたち
    3.上方文化と江戸文化
    4江戸のメディア革命
    5.国際文化都市・江戸「半分垢」
    6.18世紀・世界史の中の江戸文化

    著者プロフィール
    1952年、神奈川県横浜市生まれ。法政大学社会学部教授、社会学部長などを経て法政大学総長。2021年に退任。専門は日本近世文学、江戸文化、アジア比較文化。05年、紫綬褒章受章。著書に『江戸の想像力 18世紀のメディアと表徴』(ちくま学芸文庫)、『江戸百夢 近世図像学の楽しみ』(ちくま文庫)など多数。
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    1 時間
  • いまさら聞けない落語の嗜み|立川談慶
    2025/04/04
    テレビで流れていて、なんとなく聞いたことはあるけれど、いざ聴こうと思っても手掛かりがない、といった方向けの落語入門。サラリーマン経験のある談慶師匠ならではの語り口で落語をより楽しむためのちょっとした嗜みを伝授する。さらには落語で笑うだけではなく、お悩み解決のためのサプリとして使ってみよう!6話分の小タイトルはこちら。

    1.寄席に行きたいんだけど、どこに行ったらいいんですか
    2.本やCD、DVDで楽しむには
    3.人間関係で悩んだらこの落語「一眼国」
    4.人間関係に悩んだらこの落語「長屋の花見」
    5.人間関係に悩んだらこの落語「半分垢」
    6.人間関係に悩んだらこの落語「親子酒」

    著者プロフィール
    1965年、長野県上田市生まれ。駿台甲府高校から現役で慶應義塾大学経済学部に合格、落研に所属し、学生時代を横浜で過ごす。卒業後、株式会社ワコールでの3年間のサラリーマン生活を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門する。前座名「立川ワコール」。2000年の二つ目昇進を機に「立川談慶」となり、2005年に真打ち昇進。著書多数。
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    58 分
  • なぜ会社にパーパスが必要か|名和高司
    2025/03/28
    21世紀になり「パーパス経営」という言葉が盛んに言われるようになった。本来、営利を追求する会社という組織でなぜ「パーパス(目的)」が重要視されるようになったのか。資本主義において会社とは株主から提供されたお金を最大化するために事業を営む組織である。このような形態の会社において、今なぜパーパスなのか。これを考えることによって、ビジネスを取り巻く環境の変化や消費者や働く人の意識の変化、さらに、いま企業が求められている課題が炙り出されてくる。スピーカーは経営コンサルタントとして長年活躍し、現在はビジネススクールの教授や大手企業の社外役員などを務め「パーパス経営」を広めた名和高司氏6話分の小タイトルはこちら。

    1.パーパスは儲かるのか?
    2.企業の役割は儲けることだけではないのか?
    3.21世紀のビジネス環境とは
    4.投資家、消費者、働く人の意識の変化
    5.パーパスなき経営の行方
    6.パーパスを事業に繋げるには

    著者プロフィール
    京都先端科学大学ビジネススクール教授。1980年東京大学法学部卒業、三菱商事入社。90年ハーバード・ビジネススクールにてMBA取得(ベーカー・スカラー)。その後、約20年間、マッキンゼーのディレクターとしてコンサルティングに従事。10年より一橋大学教授。22年より現職。ボストン コンサルティング グループ、アクセンチュアのシニアアドバイザー、ファーストリテイリング、デンソー、味の素などの社外取締役を歴任。現在、SOMPOホールディングスの社外取締役、朝日新聞社の社外監査役など。著書に『パーパス経営』(東洋経済新報社)、『超進化経営』(日本経済新聞出版社)、『問題解決と価値創造の全技法』(ディスカヴァー21)などがある。
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    1 時間 13 分
  • 言葉の支配を脱出し、言葉を支配する方法|高森勇旗
    2025/03/21
    元プロ野球選手で現在、ビジネスコーチとして活躍中の高森勇旗さんは、2023年『降伏論』を出版された。この本で高森さんは、パフォーマンスを上げるには古い自分を諦めることが大切だと主張する。本書では、この古い自分から新しい自分に生まれ変わるための「言葉の使い方」を紹介する。言葉とは他者とコミュニケーションする道具である以前に、自分に言い聞かすためのツールでもあるという。その言葉を粗末に扱うのではなく、丁寧に意識的に自分に言い聞かせることで、できなかった自分ができる自分へと生まれ変わる。誰もが意識すればできる、自己改革実践法。 6話分の小タイトルはこちら。

    1.脳の支配
    2.あなたを支配する言葉の代表選手:その1
    3.あなたを支配する言葉の代表選手:その2
    4.あなたを支配する言葉の代表選手:その3
    5.世界をつくる言葉
    6.企業文化は何によって表されるのか

    著者プロフィール
    2006年、横浜ベイスターズ(現DeNA)よりドラフト4位指名を受け、入団。 2012年に戦力外通告を受け、現役を引退。引退後は、エンジニア、データアナリスト、ライターなどを経て、2015年よりビジネスコーチの仕事を開始する。2016年、株式会社HERO MAKERS.を立ち上げ、現在に至る。これまでに50社以上の企業の業績に貢献。2016年より、東海道新幹線の雑誌「wedge」にて2年半連載。2018年に、連載をまとめた「俺たちの戦力外通告」が出版される。2023年6月、どのようにしてハイパフォーマンスを可能にするかをまとめた、「降伏論」が日経BPから出版される。また、航空会社スカイマークにて「ユウキが行く」という旅行記を連載し、2024年12月に、連載をまとめた「勇気がでる旅」を出版。現在も連載中。
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    56 分
  • 自分を愛するとは|二村ヒトシ
    2025/03/14
    自己肯定や自己受容という言葉があるが、人は果たして自分のことをどこまで愛しているだろうか?自分の欠点は自分がよくわかっているが、そのようなダメな自分をどう受け入れるのがいいのか。そしてナルシストと自分を愛する人とはどう違うのか?自分を受け入れることで、人は生き苦しさと折り合いをつけることができる。男女の多くの愛や欲望を描いてきた二村ヒトシさんに「自己受容」について語っていただく。 6話分の小タイトルはこちら。

    1.あなたは「自分の言葉」で話せていますか?
    2.どうして自分自身のことをうまく好きになれないのか?
    3.なぜ恋愛やセックスのことが「気になってしまう」のか?
    4.自分の「変な一面」と、どう向き合うか?
    5.「必要な自己愛」と「有害な自己愛」
    6.対話的な関係で「自分」が変わっていく

    著者プロフィール
    アダルトビデオ監督。1964年東京都生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶応義塾大学文学部中退。監督作品として「美しい痴女の接吻とセックス」「ふたなりレズビアン」「女装美少年」など、ジェンダーを超える演出を数多く創案。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(ともにイースト・プレス)、『淑女のはらわた』(洋泉社)、『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』(KADOKAWA)『欲望会議』(共著、KADOKAWA)など。
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    1 時間 3 分
  • 人工知能入門|茂木健一郎
    2025/03/07
    人工知能(AI)が実用化され、さまざまな分野で我々の生活は変わっていっている。果たして人工知能の未来とは何か? 人工知能が行き渡る世界のなかで人間の存在はどうなっていくのか? 茂木さんのライフワークである「クオリア」の視点から、読み解く。 6話分の小タイトルはこちら。

    1.シンギュラリティは来るのか?
    2.人工知能の安全性
    3.完全自動運転は可能なのか?
    4.人工意識はつくれるのか?
    5.賢さとはなにか?
    6.人工知能と言語ゲーム

    著者プロフィール
    1962年10月20日、東京生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。東京大学大学院特任教授(共創研究室、Collective Intelligence Research Laboratory )。東京大学大学院客員教授(広域科学専攻)。屋久島おおぞら高校校長。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現職。脳活動からの意識の起源の究明に取り組む。2005年、『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。近著に『クオリアと人工意識』(講談社)。IKIGAIに関する英語の著作が、世界35カ国、29以上の言語で翻訳出版される。2022年4月には、二冊目の英語の著作The Way of Nagomi(「和みの道」)が出版された。IKIGAIのドイツ語版は、2024年、ドイツのノンフィクション部門のベストセラー1位を累計30週以上続ける社会現象となる。2025年7月、三冊目の英語の著作、Stoicismをテーマにした本がイギリスの出版社から刊行予定。
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    58 分
  • 『どうかしてました』の著者に聞く|豊崎由美
    2025/02/28
    その辛口が人気の書評家、豊崎由美さん。歯に衣着せぬ語り口で圧倒的な存在感を示すが、本をどのような基準で判断されているのか、そしてどのように読んでいるのか。読書やその感想を書くという行為についてとことん聞くと同時に、自身について語った初のエッセイをもとに、豊崎さんの人となりも伺う。3話分の小タイトルはこちら。

    1.この本の内容について
    2.豊崎さんの読書について
    3.書評家という仕事について

    著者プロフィール
    書評家、ライター。1961年、愛知県生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒。 多くの雑誌、WEB、新聞で書評の連載を持つ。 著書に『そんなに読んで、どうするの? 縦横無尽のブックガイド』(アスペクト)、『ガタスタ屋の矜持』(本の雑誌社)、『まるでダメ男じゃん!「 とほほ男子」で読む百年ちょっとの名作23選』(筑摩書房)、『ニッポンの書評』(光文社新書)、『時評書評ー忖度なしのブックガイド』(教育評論社)、共著に『文学賞メッタ斬り!』『百年の誤読』(共にちくま文庫)、『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門』(思潮社)などがある。
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    1 時間 5 分
  • 創造的雑談|岡田庄生
    2025/02/21
    仕事で雑談は、よくて息抜き、悪くてサボりの一種と見做されやすい。ところがコロナ禍でオンラインミーティングが盛んになると、チーム内のコミュニケーションにおいてこの雑談の存在が急浮上した。この「雑談」の大切さを提唱されていたのが、広告業界でプランナーとして活躍されている岡田庄生さんである。岡田さんは、雑談は人間関係を円滑にする効果以上に、仕事のアウトプットの質を高める効果があるという。つまりクリエイティビティに雑談は欠かせないと。では、どのような雑談が創造性を引き出すのか。6話分の小タイトルはこちら。

    1.博報堂はなぜ雑談を大事にしているのか
    2.どの場面で雑談を活用するのが良いのか
    3.どのような発言が望ましいのか
    4.本音が出やすく話しやすい空気の作り方
    5.良い雑談を生み出すための問い方と聞き方
    6.雑談はアイデアが生まれた後にも効く

    著者プロフィール
    博報堂 ブランドコンサルティング局 部長 / 博士(経営学)。1981年東京生まれ。国際基督教大学卒業後、2004年株式会社博報堂入社。コーポレート・コミュニケーション局、ブランド・イノベーションデザイン局を経て、企業のブランド戦略・マーケティング戦略の立案を支援するブランドコンサルティング局に所属。 著書に『博報堂のすごい雑談』(SBクリエイティブ)『買わせる発想 相手の心を動かす3つの習慣』(講談社)、『プロが教える アイデア練習帳』(日経文庫)、『ユーザー発案者効果』(碩学舎)など。武蔵野大学客員教授。法政大学イノベーション・マネジメント研究センター客員研究員。日本マーケティング学会常任理事。
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    55 分