続堕落論
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ナレーター:
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茶川 亜郎
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著者:
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坂口 安吾
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堕落論
- 著者: 坂口 安吾
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人間は堕落する。それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。人は正しく堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。 戦後発表され、絶大な支持を集めた安吾の「堕落論」 “堕ちることにより救われる”という安吾の思想は、 今の時代にこそ聴いておくべき書なのかもしれない! “堕落しろ”とは、まさに呪縛からの“解放”にほかならない!
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『青春論』 青春とは誰もが一度は経験する一生の中で激しくも短い曖昧な時間を、無頼派で知られる作家・坂口安吾が、独自の感性で、宮本武蔵の逸話を例に出しながら青春というものは何かを語る。『青春再びかえらず、とはひどく綺麗(きれい)な話だけれども、青春永遠に去らず、とは切ない話である。……』(本文引用)誰もが納得しうるような文章は、同時に誰の言葉にも似ることがなく、安吾の放つ言葉にはいつの時代も斬新さと人間の奥深さを秘めている。
著者: 坂口 安吾
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1942年「現代文学」の評論欄に掲載された坂口安吾のエッセイ作品。
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坂口安吾の半生を綴った自伝的エッセイ。遺作となり没後に発表された。私(坂口安吾)は、小学校の頃は学校の授業などろくに出ず、スポーツばかりやっていた。
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昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の代表的評論作品。初出は「新潮」[1948(昭和23)年]。太宰治の自殺を受けて、常識性を笑う太宰の凡庸さ、「フツカヨイ」的に恥を重ねる
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白痴
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舞台は戦時下の東京。ある日、伊沢は帰宅してみると、押入れの中に、隣家に暮らす白痴の女が隠れていることに気づく。そして困惑しつつもその白痴の女を自分の家に囲うことに…。迫り来る米軍機。空襲。どのような状況下にあっても、人は生きていくかぎり、孤独と肉欲の螺旋から逃れることはできない。人は他者と真の意味で理解し合うことはできるのか?爆撃により炎に包まれる街。その中を白痴の女とともに逃げまわる。女を置いて立去ることもできたが、それすらも面倒く感じる。人が物を捨てるには、たとえば紙屑を捨てるにしても、捨てるだけの張合いと潔癖ぐらいはあるだろう。白痴の女に対し、微塵の愛情もなかったし、未練もなかったが、捨てるだけの張合いもなかった…。たとえば女を捨ててみても、どこかの場所に何か希望があるのだろうか。何をたよりに生きるのだろうか…。 人は、なんと愚かで、そしてなんともの悲しい生き物なのか。しかし、それでも人は生きていかねばならない。 ※ 本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。
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戦争がもたらすもの
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昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の評論作品。初出は「文学季刊」[1946(昭和21)年]。共同体的な規範から逃れ「堕落」する姿勢こそ、戦後日本人に必要な姿勢だと説いた
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著者: 坂口 安吾
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昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の小説。初出は「新潮」[1946(昭和21)年]。映画会社に務める伊沢は、豚と家鴨が同居する珍妙な下宿に住んでいる。
著者: 坂口 安吾
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坂口安吾「悪妻論」
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男女の交際について
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『男女の交際について』 「男女の交際とても、人生万事元は一つで、まず己れを知る生活から始まらなければならない。」(本文引用)と、説いた無頼派作家・坂口安吾は、恋愛や人生というものは結局最後は一人になってしまう孤独なものだと断言する。人はいかにして自らの人生を生きていくかを考えながら日々生活をしなければならない。それは若者たちによって美化され、大人たちによって現実の虚空へと変わってしまう。坂口安吾独自の感性が生きる、日本人としての恋愛観、人生観を綴った作品。 本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。
著者: 坂口 安吾
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恋愛論
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著者: 坂口 安吾
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様々な話者の朗読でオーディオブック化されている、坂口安吾の「堕落論」。戦後の世相風潮を独特の切り口によって安吾が厳しく綴ります。天皇制についての件は現代でも考えさせられるでし
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昭和21年4月、雑誌『新潮』に発表されたエッセイ。
人は戦争に負けたから堕落するのではない。人であるからこそ堕落するのであり、生きているから堕落する。
敗戦後、日本古来の文化が廃れつつあると憂う声があったが、昔からの文化に固執していては、新たな道を見つけ出すことは出来ないのだ。
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逆説的な表現で敗戦直後の人々に衝撃を与え、絶大な支持を得た作品が朗読で今よみがえる。
著者: 坂口 安吾
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昨日・今日・明日
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『昨日・今日・明日』は、1946年(昭和21年)雑誌「キング」に発表された短編小説。スピーディなストーリー展開、活き活きと描かれた登場人物、作之助の短編小説の傑作である。
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『ツェねずみ』 あらすじ:古い家の天井裏に「ツェ」という名前のねずみが住んでいました。「ツェ」ねずみは、何か嫌なことがあると、そのことを誰か人のせいにして、「まどうてください(弁償してください)」と誰かれかまわず迫ります。そのため、だんだん友達が少なくなってしまいました……。自己チューな「ツェ」ねずみはいったいどうなってしまうのでしょう……。 『どんぐりと山猫』 あらすじ:ある日の夕方、一郎のもとに一通の葉書が届きます。送り主は山猫で、その内容は「めんどうな裁判をするので、おいで下さい」 と、いうものです。一郎は、栗の木や滝たちに、道を尋ねながら山猫のもとへと向かいます。一郎は無事、山猫のもとにたどりつけるのでしょうか……。”めんどうな裁判”とは……。
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表現力豊か
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続堕落論に寄せられたリスナーの声
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- 2024/08/27
元祖、成田悠介?
ありきたりな論と隔絶してするどく、面白く本質を突いてくる。この毒舌がなんとも心地よく感じて、考えさせられる。
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ありがとうございました。
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- tkhsh
- 2022/10/14
本能的な堕落
人間の正しい姿とは何ぞや、という問いかけが心に残りました。でも、ボーッと聴くには難しい内容ですね。
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問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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- おいてきぼりわんこ
- 2022/09/21
秩序を守る意味って…
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- 2023/01/31
堕落論より面白い
けっこうつっこんだ内容で、堕落論よりこっちの方が好き。
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ありがとうございました。
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