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諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

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諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

著者: 為末 大
ナレーター: 小林 優希
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このコンテンツについて

耐える人生か。選ぶ人生か。 前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。 諦めることは、逃げることにあらず。 与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、 よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。 オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、 競技生活を通して辿り着いた境地。 【目次より抜粋】 ■第1章:諦めたくないから諦めた ・手段を諦めることと目的を諦めることの違い ・「勝ちやすい」ところを見極める ■第2章:やめることについて考えてみよう ・「せっかくここまでやったんだから」という呪縛 ・「飽きた」という理由でやめてもいい ■第3章:現役を引退した僕が見たオリンピック ・「勝てなくてすみません」への違和感 ・コーチを雇う欧米人、コーチに師事する日本人 ■第4章:他人が決めたランキングに惑わされない ・積む努力、選ぶ努力 ・どの範囲の一番になるかは自分で決める ■第5章:人は万能ではなく、世の中は平等ではない ・生まれによる階級、才能による階級 ・「リア充」なんて全体の10パーセントもいない ■第6章:自分にとっての幸福とは何か ・世の中は平等ではないから活力が生まれる ・どうにかなることをどうにかする

©為末 大 (P)2018 Audible, Inc.
自己啓発

諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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気になって聴いてみた。

こういう経験から書かれた本は勉強になる。とくに気になっていた人物だったので

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納得と共感

為末さんの経験からくる言葉には重みがあり、すごく説得力がありました。共感する部分も多く、またインスパイアされました。

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諦めるとは明らかにみる

為末さんの本は熟達論で知りましたが、この方の考え方、思想をもっと深く知りたいと思い本書を拝聴しました。
個人的に自分が考えていたこと、漠然とイメージしていたことが言語化されていたためとても感動しました。
10年以上も前に発行されていたことに少し戸惑いもありましたが、今出会えたことに感謝します。どの年代問わず読んでほしい一冊です。

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諦めるという事に対しての考え方が変わりました。

“諦める”この行為に対して世間は真がない、アイツは弱い、と勝手に決めつける人が多い
確かに、後先何も考えず、何も努力もせず諦めるのはダメだと思うが、一生懸命やって、努力してそれでも結果が出ず自分はこのくらいなんだと認識してその中で“諦める”という行為は間違えではないんじゃないだろうか
そんな諦める事に対して学べる本です。

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諦めるとは選び取ること

花形種目を諦めてニッチな種目を選ぶ、引き際のルールを決めて早めに第二の人生に進む…
本書が出版された2013年と比べれば、東京五輪では「逃げ」の戦略がそこまで批判されない空気感に変わってきたと思う。
とはいえ、日本人がひたむきさを美徳として、諦めずに粘り強く取り組む姿を好む傾向は今でも変わらない。
それはアスリートに限らず、ビジネスパーソンにおいても、勝てないとわかっている挑戦をずるずると続け、結果として将来の可能性を狭めてしまうことは往々にしてある。

なぜこんな行動をとってしまうかというと、人の期待に応えようとすることが習慣化して、自分の価値観に沿って取捨選択することに慣れていないから。
努力は報われるという幻想を捨てて自分の身の程を知り、どの分野で適者生存していくのかを考える。
耳に痛くも響くメッセージだった。

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同世代として分かりやすい

色々考える前の自分なり沁みてこないかもしれなかった。今の自分にとってはとても参考になり、聴いて良かったです。ありがとうございました。

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諦めることで別の道が開ける

 諦めることで別の道が開けるんだなあと感じました。いくつか諦めけど悪い人生ではないなと振り返ることもできました。
 目的と手段、諦めるのは手段、私の目的は、生きる目的はなんだろうと考えてみるきっかけにもなりました。

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敢えて別名を付けるとしたら

「大本営発表のすすめ」。

著者が自分の目標設定がそもそも正しかったのかどうか検証する内容に言及がないと思い、途中で苦痛に感じ諦めました。三章あたりまで聞き進めた上での感想なのですが、著者は目標未達のまま、目的を達成した上で方面を転換していると話をすり替えることに終始一貫して取り組んでいました。

自分は勝つために100mを諦めて、400mハードルの選手になったと、著者は記していました。それでも現実には、著者は世界選手権銅メダリストです。何をもって著者が「勝ち」とするのかは聴いていて、終始不明でした。それが最大の違和感の理由なのだと思います。

そのため、著者が立てた「勝つ」という目標は達成されていないという事実に触れないまま、都合のよい言い訳を記した本だと思いました。もしくは実際のところ、目標のないまま著者は戦い続けておられたのかもしれないとも思います。

一章で著者のお母さんがいつ陸上を辞めてもいいという話を著者がされていました。そのお母さんのお話を素直に聞いてみてもバチは当たらないのではないでしょうか?未練をいい加減断ち切らないと、目標がなんだったかわからずにもがくようで、私が著者の立場にあったら、とても苦しいのではと思いました。それに著者のように目標が不明なまま陸上に関わっても、私なら楽しめなさそうです。まずは、ゴールである目標を著者が何とするか、なのではないでしょうか?

こうした印象がどうしても拭えず、かなり頑張って修辞を用いて、ポジティブな印象を読者に持たせようとしている文章だと感じました。その修辞で覆い隠そうとしている内実は、ご自分で書いている「諦める」という内容の真逆を著者が実践されているように受け止められました。

上記のことから、「敗北」を「転進」や「玉砕」のように表現していた旧日本軍を思い起こしましたので、「大本営発表のすすめ」と勝手に題させていただきます。

なお、この本を途中で諦めた後、岡本真夜さんの「TOMORROW」を聞いて、負けも受け入れて出直す勇気を持つ方が自分には性に合っていると思いました。

ナレーションの方は印象に残らない声や読み方でした。声優さんの片手間副業みたいな感じなので、これはこれでよくある話なのでしょう。

まあまあ偉そうな感想なこと、というご批判はあると思います。ただ、人にお金を払ってもらってまで、この本の内容に私は同意しようと思えなかっただけのことです。

この本の著者や出版、レコーディングに関わられておられた方々には大変失礼かもしれませんが、以上を私のレビューとさせていただきます。拙いながら感想を持たせていただき、この本を手に取ることができたことに感謝いたします。

最後までレビュー読んでくださいまして、ありがとうございました。

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仮想敵ありき

「俗なことを言うであろう周りの人」「判断軸の貧しい日本人」という為末さんの主観の中の仮想敵がいて、これに対する反発、相対的な物事の考え方を全体的に感じました。
そういった点の断定が強いと感じてしまい、読後感はあまりよくありませんでした。

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