『偽ガルシア=マルケス』のカバーアート

偽ガルシア=マルケス

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偽ガルシア=マルケス

著者: 古川 日出男
ナレーター: 青柳 いづみ
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このコンテンツについて

鬼才・古川日出男が、多大な影響を受けたノーベル賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケス(1928-2014)に捧げたオマージュといっていい極上の短篇作品。

〈あなたは、私が誰なのかを当てられますか?〉“ガブリエラ・ガルシア=マルケス”を名乗り、かのガブリエルとの関係も示唆する女が、読者を挑発するように問いかけて、作品は幕を開ける。古川当人と思しき日本人作家を自在に操り、ガルシア=マルケスの短篇を奔放に読み解いて「読書の染み」を集め、物語を編むという謎めいた美女(多分)とはいったい「誰」なのか? 物語の生まれる現場としての「家」に着目しつつ、ガブリエル・ガルシア=マルケスをまるごと呑み込まんとするかのような、情熱と愛に満ちた奇譚。こんな短篇見たことな
い!© Hideo Furukawa, (P)2016 Audible, Inc.
文学史・文学批評

偽ガルシア=マルケスに寄せられたリスナーの声

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詩ですね、これ。

「百年の孤独」のマルケスをできるだけ遠巻きにして、マルケスを語るという、それ自体が矛盾をふくんで、尊敬、あこがれ、近付けないあきらめを語っている。とらえどころのないマルケスに対する、とらえどころのない読後感想。

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ごめん違ったよ

百年の孤独の定期読者としては、鷲掴みされるタイトルに飛び付いちゃったものの、アレちょっと思ってたのと違うね。という感想。ただこれは私の勝手な思い込みであって、内容にナレーションはピッタリあっていた。穏やかな声でした。

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おもしろかった

ガルシアマルケスの、
百年の孤独を読みたくなりました。
オーディオブック化お願いします。

ストーリーは無くて、ガルシアマルケスの本歌を読んでいないと、何の事だかさっぱりなんだけれども、ほんのり伝わってくる何かがあり、おもしろかったです。

ナレーションは、味が有ってよかったけど、もっと上手い朗読の方が好みです。

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マルケスを探してたら

古川さんの本は、昔、アラビアンナイトを元にした本を読んで以来。タワマンの話は実話だろうか。とても面白かった。ナレーターははじめ違和感があったが、じきに慣れた、というか、歌みたいに聴こえてきてむしろハマった。他のレビュアーの方も書かれていたが、マルケスさん(や他のラテンアメリカ文学)のオーディブル化を希望。

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