岩手県紫波郡昔話集
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佐野 よりこ
このコンテンツについて
柳田国男編『全国昔話記録』の一冊として刊行されたこの昔話集は、語り出しには「昔あったじもな」、結びには「どっとはらい」という句がついています。
「昔あったじもな」は 「昔あったということです」という意味の方言です。
いつかわからないけれど、かつてあったかもしれない話で、事実かどうかはあまり関係ないというニュアンスが含まれています。
また、「どっとはらい」は「どんど(すべて)はれ(祓い)」という言葉からきており、お話の最後に、その場に漂っている言霊を「すべて祓う」ためのことばだとされています。
筆録者である小笠原謙吉自身が伝承者であり、普通の伝承者とは異なり、彼の祖母の語り口をなるべくそのままの形で世に残したいという思いが込められています。
そのため、方言に聞き慣れない人にとってはとっつきにくい部分もありますが、その土地のことばを忠実に再現したものはなかなか無く、それこそが魅力となっています。 収録しているお話
瓜子姫こ
黄金の生る吹花
古河の幸太
二歳胡麻に三歳胡麻
福の神よげない
和尚様しゃあ
長薯十七本
化物寺
わかぎのほうぎ
鼻利き
陣岡左衛門に馬場松公
糠ん福に米ん福
豆こ一つ
右衛門太郎と左衛門太郎
打たん太鼓に鳴る太鼓
二束四束
雁汁
山ん婆
化げ茶釜
たご馬
伊勢詣り子
べごこ長者
桃売殿様
播磨の国糸長庄司
伊勢詣り猫
もんじゃの吉
仙北町のとんてぎ
姥皮
猿の夜盗
阿野様
お吉・お玉
あぐな千縄
脛子たんぱこ
おんちこ、へんちこ
左様の根
山々の屁ぴりおんじ
娘さ通うた蛇
剃刀こ
川獺と狐
牛方と山ん婆
翁捨山
ちょいわこら
屁ぴり嫁子
物食わぬ女房
ちょへん子、ちゃはん子
玉一譚
酒二斗一升
大沼のぬし
生みつけだ黄金
爺ナの畑打ぢ
頭さ柿の木
夕顔の舅殿
猿の嫁こ
長い名前の子供
爺ナのこばかま
今朝のしばれ
毒梨こ
頭さ枕
七人地蔵様
ぷっぷとあえかん
三人の婿
朱膳・朱椀
おけあえもんこ
餅焼ぎ
てんぽ比べ
すりこ木
夕顔長者
せっとこ
狐のうばこ
桃の子太郎さん
かちかち山
舌切り雀の宿
古屋のムル
隠れ蓑に隠れ笠
柱隠し
怠け者
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ばか息子
話売り
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『遠野物語』80周年を記念して開かれたシンポジウムでの講演。 講演日時:1990年8月26日 主催:『遠野物語』発刊80周年記念事業実行委員会/遠野常民大学 共催:岩手県/遠野市/遠野市教育委員会 後援:岩手民俗の会/NHK盛岡放送局/岩手日報/岩手放送/テレビ岩手/エフエム岩手/朝日新聞社/毎日新聞社/読売新聞社/河北新報社/岩手東海新聞社/遠野商工会/遠野市観光協会 場所:岩手県遠野市・水光園 収載書誌:至文堂「国文学 解釈と教材」56巻3号(1991年)/新潮文庫『遠野物語』(1992年)
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※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
「近代文学館>・夏の文学教室」6日間の講座として行われた。通常は1日で3人が入れ替わるが「この日は吉本さんひとりに任せよう」という小田切進理事長の判断で、 異例の1日ひとりの講演になった。
講演日時:1990年7月31日
主催:日本近代文学館 後援・読売新聞社
場所:有楽町・よみうりホール
収載書誌:筑摩書房『夏目漱石を読む』(2002年)
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著者: 吉本 隆明
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※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
「近代文学館>・夏の文学教室」 として行われた講演。 本来講師の持ち時間は1時間だが、1990年以来、ひとりで1日分の講演を行う。 吉本隆明の回は満席。 講演日時:1991年7月30日 主催:日本近代文学館 後援・読売新聞社 場所:有楽町・よみうりホール 収載書誌:筑摩書房『夏目漱石を読む』(2002年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
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『諸国物語』と『諸国昔話』から成るこの作品は、「浦島太郎」や「姨捨山」、「瓜子姫子」など、日本に生まれた子どもなら誰しもが聞いたことのあるお話がたくさん集められています。
著者: 楠山 正雄
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20世紀初頭に「家ついて行ってイイですか」やってる
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講演日時:1983年11月12日 主催:日本近代文学会 場所:武蔵大学 収載書誌:思潮社『白熱化した言葉』(1986年)
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収録作品
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王成
成仙
嬰寧
阿繊
織成
連城
珊瑚
五通
庚娘
翩翩
田七郎
封三娘
汪士秀
阿英
蓮花公主
阿霞
促織
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聴耳草紙 上
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岩手県遠野地方に伝わる不思議な話
河童に出くわした話「上下の河童」ほか 全84話収録
柳田國男が明治43年に発刊した『遠野物語』の話者である佐々木喜善は、昔話の採集によって日本の民俗学に大きな業績を残しました。折口信夫や金田一京助は、その先駆的な偉業から喜善を「日本のグリム」と讃えたといいます。
『聴耳草紙』は喜善が長い年月をかけて掘り起こした遠野地方の昔話・伝説を183編にまとめたものです。昔話はもちろん、河童に出くわした体験談をはじめ、神様や妖怪が人々の暮しに深く結び付いた不思議な話は実話として今なお遠野で語り継がれています。
●収録内容(一部)●
聴耳草紙
田螺長者
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黄金の牛
瓢箪の話
蜂聟
蜂のおかげ
樵夫の殿様
窟の女
三人の大力男
鬼婆と小僧
姉のはからい
鬼の豆
箕の輪曲げ
カンジキツクリ
馬喰八十八
夜稼ぐ聟
偽八卦
南部の生捲と秋田のブンバイ
島の坊
旗屋の鵺
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深川安楽亭
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著者: 山本 周五郎
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第59回紀伊國屋セミナーとして行われた。この講演を収録した『夏目漱石を読む』は第二回小林秀雄賞を受賞。
講演日時:1992年10月11日
主催:紀伊國屋書店 協賛・筑摩書房
場所:新宿・紀伊國屋ホール
収載書誌:筑摩書房『夏目漱石を読む』(2002年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
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芥川龍之介
- 著者: 吉本 隆明
- ナレーター: 吉本 隆明
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「近代文学館・夏の文学教室」での講演。吉本隆明の参加はこれで5年連続。
講演日:1994年7月28日
主催:日本近代文学館 後援・読売新聞社
場所:有楽町・よみうりホール
収載書誌:コスモの本『愛する作家たち』(1994年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
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吾輩は猫である
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ストーリー
約100年前の作品が今なお日本人の心をとらえて放しません。 露戦争前後の風俗を背景に、高校の英語教師宅に飼われる名無しの猫の視点で描き出される人間喜劇と、痛烈な社会批判。飼い主の教師・苦沙弥先生、友人の美学者・迷亭、物理学者・寒月、その他続々登場する人々もこぞって秀逸で、現代人も抱腹絶倒間違いなし! 朗読の田中尋三は、多数のキャラクターを演じ分けて名作を生き生きと現代に蘇らせます。 総時間21時間の超大作です。ゆっくりゆっくりお聞きください。 (C)アイ文庫 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
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がんばった。疲れた。辛かった。、
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明治期の文学者、夏目漱石の長編小説。
初出は「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」[1915(大正4)年]。完成された最後の作品。
健三という知識人の主人公は夫婦関係や養父母との金銭のからんだ葛藤から神経衰弱になる。金銭問題が片付いたあとも「世の中に片付くなんてものは殆んどありゃしない」と苦々しく言う。イギリス留学から帰国して「吾輩は猫である」を書くころまでの漱石自身の身辺に起こった出来事を題材としていることから、もっとも自伝的要素の強い作品といわれる。
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リアルな夫婦の距離感
- 投稿者: Kindle Customer 日付: 2024/03/12
著者: 夏目 漱石
岩手県紫波郡昔話集に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- がんちゃん
- 2023/02/27
方言昔話
方言のクセが強いので、その地方の方々でないとふんわりニュアンスが分かるくらいになるのでわ?攻めてますが面白いです。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- tkhsh
- 2023/09/27
方言が優しい
雰囲気的に聞きやすい感じもしますが、知らない方言は?と思う所もあるので、気になったら調べながら聴くのが良いと思います。
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ナレーション
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ストーリー
- misamo
- 2022/08/29
興味深く聞かせてもらいました
興味深く聞かせてもらいました。聞きやすくて、作品の世界に入りやすかったです。
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2022/09/08
方言が新鮮!
普段聞くことのない方言で語られる昔話。
ゆったりした語り口で聴きやすく、現地のお話会に参加して聴いている感じでした。
知っているお話でも、方言で聴くことでとても新鮮でした。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
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