忘れられた日本人
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ナレーター:
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中川 典
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著者:
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宮本 常一
このコンテンツについて
*本タイトルは、音声差し替え修正済みです。(2024年10月10日更新)
柳田国男・渋沢敬三の指導下に、生涯旅する人として、日本各地の民間伝承を克明に調査した著者(一九〇七―八一)が、文字を持つ人々の作る歴史から忘れ去られた日本人の暮しを掘り起し、「民話」を生み出し伝承する共同体の有様を愛情深く描きだす。「土佐源氏」「女の世間」等十三篇からなる宮本民俗学の代表作。 (解説 網野善彦)
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「お月さま幾つ十三ななつまだ年は若いな」今も歌われるわらべうたですが、この歌が、和歌山で森岡でどう歌われていたか・・・ちなみに滋賀出身の親を持ち大阪で育った自分は「まだとしゃわかい」だと思っていました。子供の使うコトバに対する柳田國男の好奇心、観察眼、感性、そして満ちる愛情にほれぼれとさせられる一作。
著者: 柳田 国男
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- ナレーター: 松宮 森乃
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洋装にたいして著者は言う「湿気の多い島国の暑中は、裸でいてすらも蒸発はむつかしいのに、目の細かい綾織りなどでぴたりと体を包み、水分を含ませておく風習などを、どうしてわれわれが真似る気になったのであろうか。」それどころか革靴を履いて水虫栽培までしているのです、先生。・・民衆生活の歴史はつまるところ我々自身の昨日の物語である。
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この手毬はもちろんゴムではないし、絹糸でつくられた高価で美しいお姫様のための作品のような毬ではない。お母さんが「お正月に、木綿糸を巻いてこしらえ」てくれた毬である。この毬から、話は著者の母上が歌っていらした手毬唄へと流れていく。「社会と人生とを周囲の書物の間から」拾い上げようと書かれた一作です。
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ストーリー
「忌む」とはどういう感情か。ここに死穢と差別の根原がある。日本各地からタブーに関する不気味な言葉、恐ろしい言葉、不思議な言葉、奇妙な言葉を集め、解説した読める民俗事典。全集未収録。
著者: 柳田 国男
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ストーリー
かつての岩手県遠野は、山にかこまれた隔絶の小天地で、民間伝承の宝庫だった。柳田国男は、遠野郷に古くより伝えられる習俗や伝説、怪異譚を丹念にまとめた。その幅広い調査は自然誌、生活誌でもあり、失われた昔の生活ぶりを今に伝える貴重な記録である。日本民俗学を開眼させることになった「遠野物語」は、独特の文体で記録され、優れた文学作品ともなっている。「物深き所にはまた無数の山神山人の伝説あるべし。 願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。」 民俗学者・柳田國男のあまりにも有名な表題作品を原文忠実に読み上げました。口伝の民間伝承をまとめた本作だけに、味わい深くも楽しんで聞けるオーディオブック。朗読者は映画・舞台で活躍中のベテラン俳優・根本泰彦氏。
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何言ってるかわからない。
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道ばたの石や木、小さな池や山も、遠い昔から言い伝えられてきた伝説で彩られている。
かつては私たちの身近にいくつも伝えられ、民間信仰と結びついて生活の一部となっていた伝説。「咳のおば様」「山の背くらべ」「神いくさ」など、今では語る人も少なく、忘れ去られようとしている伝説の数々を、民俗学の先駆者が、全国からくまなく採集し、美しく平易な文章で後世に残さんとした名著。
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興味深い内容です
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鈴木三重吉童話全集――魔法の鳥ほか
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BGMが五月蝿すぎる。
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“個”の誕生―キリスト教教理をつくった人びと
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古代から中世へ,一大転換期を舞台にした思想劇-キリスト教の基礎を据え,正統と異端を産み落とした教義論争史にわけいる.
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読み書きの日本史
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営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考。
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- 投稿者: kips 日付: 2024/10/22
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高橋御山人の百社巡礼/其之六拾弐 新潟・上越 盲目の旅芸人「瞽女」の足跡
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- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
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新潟県の上越市高田は、かつて盲目の女旅芸人「瞽女(ごぜ)」の拠点であった。高田を拠点にした瞽女は「高田瞽女」と呼ばれ(もう一つの拠点は同じ新潟県の長岡)、北陸地方を中心に各地を巡り、三味線を弾きながら唄を歌った。瞽女は、遅くとも室町時代には存在しており、江戸時代には、高田や長岡では一つの場所に家を連ねて集まって暮らす「瞽女屋敷」が形成された。近代に入っても、瞽女の活動は盛んであったが、戦後は様々な大衆娯楽が世に溢れ、瞬く間に衰退し、「瞽女唄」自体は今も伝承されているものの、生業としては完全に消滅した。その為「瞽女の街」高田にも、その痕跡はほとんどない。が、同じ上越市の名立の山奥に、瞽女がよく参拝したという雁田神社がある。江戸時代、畑から偶然発見された陰陽石(男根と女陰の形の石)を祀ったもので、今も社殿の真後ろに数多くの陰陽石が祭られている。陰陽石に関係して、下半身の健康を司る神と考えられ、足腰の神ともなり、社殿内には硬貨で作られた足、腰の字が奉納されている。また、名立から山一つ越えた、糸魚川市能生町の山中には、かつて「瞽女宿」であった、島道鉱泉がある。厳しい戒律を持ち、呪力ある存在とも見なされた、漂泊の芸能者、瞽女。盛池雄峰思い出の地・高田にまつわる「忘れられた日本人」の姿を、高橋御山人とともに幻視する。
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講演日時:1990年2月10日 主催:朝日カルチャーセンター 協賛:コニカ生涯学習セミナー 場所:津田ホール 収載書誌:弓立社『吉本隆明全講演ライブ集 第8巻』(2004年)
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[1巻] 紀行文学名作選 田山花袋〈みちのく、東北編〉 1
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ナレーション
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忘れられた日本人に寄せられたリスナーの声
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ナレーション
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ストーリー
- 嚏の予感
- 2024/06/21
巧みな演じ分け
ナレーションの方の演じ分けが巧みで素直に楽しめました。
うまいもんですなぁ。
本で持っていても、なかなか読むのに難儀していたのですが、これのお陰で通読出来て助かりました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- 購入者
- 2024/06/14
ナレーションの誤読が酷い
庵を「あん」と読んでしまう(文脈的には「いおり」)のはまだ理解できるが、◯◯風を「かぜ」と誤読するのは理解に苦しむ。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- 1CH
- 2022/03/25
本は最高傑作級! ながら、朗読者が門外漢・・・
「世間師」と書いて「ショケンシ」だ。宮本常一のメインテーマを読み違えるなど、あってはならぬ失態。そのような無学者が朗読してはならなかった。勿論、本の内容自体は、ここ十年で2冊目の傑作発見ではあった。が、穢されてしまった。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
-
ストーリー
- 0911
- 2022/07/17
何故か癒されて 面白い!
なんとなく 聴いてみたら 妙に癒される何かがあって面白い!中味も凄いけども ナレーションが聴きやすくて 本当に良かった!この朗読のおかげで とうとう最後まで聴き終えました。声優さん、ありがとうございます。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- さすけのすけ
- 2023/01/27
西日本の住人なら遠野物語よりおすすめ
これは民俗学の分野でもあるが、少し昔の生きた日本を知る上で貴重な本。思わず笑ってしまう場所や(電車の中でイヤホンしてニヤニヤしてる変な人になっていた。笑)感慨深いところなどもあり、読み物としても楽しめた。作中に、農民が書き残した書物が大変参考になったりするが、「書くまでもない当たり前なこと」が、後の世でいかに貴重か。その時には考え及ばないものだ。
やたらと男女の話も出てくるが、人生が残り少なくなってくると、こういうことを思い出したりするものなんだろう。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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- 2022/03/26
ご先祖様が何してたか分かる
ただの昔話と侮るなかれ。
もうすでに、現代の会社と同じ、長々とした会議や、責任者多数の官僚的な組織が生まれているのが分かる。
歌合戦の下りは会社のあとのカラオケ大会だし、
その後の浮気も同じ。
我々は同じことをくりかえしているらしい。
本書や別書、ハラリ氏のサピエンス全史やのような
文化人類学は、日本人ももう少し重要視して良いと思う。
本書で書かれているが、
渋沢先生はもう当時から文化人類学を経済指標に取り入れようとしていた。
素晴らしいを通り越して異常な先見性。
非常にためになりました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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-
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ナレーション
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ストーリー
- mmay
- 2024/06/08
忘れたくない日本人
一応書いときますが、世間師はせけんしとも読めます。間違いじゃないです。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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-
ナレーション
-
ストーリー
- テルキ
- 2020/10/01
20世紀初頭に「家ついて行ってイイですか」やってる
明治から戦後に老人の話を聴いたのを書き起こしてるだけ
時代が移っていく中の農村の一人ひとりの人生が語られる、それは勿論ノンフィクションでとても生々しい
当時と今の違い、同じ部分、もっと昔の歴史との類似性に想いを馳せてみると面白さ倍増
物知りほど楽しめる
「家ついて行ってイイですか」と同じ面白さもあるからそのままでも楽しめる
個人的にミクロな事象に興味が薄いので評価が低いだけです
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- Amazonのお客様
- 2022/02/03
読み上げが
こういう性質の本で方言の考証もしていないのに方言の演技をするのはよくないと思う
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