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遠野物語
- ナレーター: 根本 泰彦
- 再生時間: 2 時間 50 分
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あらすじ・解説
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「遠野物語」の意味
- 著者: 吉本 隆明
- ナレーター: 吉本 隆明
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ストーリー
※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
『遠野物語』80周年を記念して開かれたシンポジウムでの講演。 講演日時:1990年8月26日 主催:『遠野物語』発刊80周年記念事業実行委員会/遠野常民大学 共催:岩手県/遠野市/遠野市教育委員会 後援:岩手民俗の会/NHK盛岡放送局/岩手日報/岩手放送/テレビ岩手/エフエム岩手/朝日新聞社/毎日新聞社/読売新聞社/河北新報社/岩手東海新聞社/遠野商工会/遠野市観光協会 場所:岩手県遠野市・水光園 収載書誌:至文堂「国文学 解釈と教材」56巻3号(1991年)/新潮文庫『遠野物語』(1992年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
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日本の伝説
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道ばたの石や木、小さな池や山も、遠い昔から言い伝えられてきた伝説で彩られている。
かつては私たちの身近にいくつも伝えられ、民間信仰と結びついて生活の一部となっていた伝説。「咳のおば様」「山の背くらべ」「神いくさ」など、今では語る人も少なく、忘れ去られようとしている伝説の数々を、民俗学の先駆者が、全国からくまなく採集し、美しく平易な文章で後世に残さんとした名著。
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興味深い内容です
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洋装にたいして著者は言う「湿気の多い島国の暑中は、裸でいてすらも蒸発はむつかしいのに、目の細かい綾織りなどでぴたりと体を包み、水分を含ませておく風習などを、どうしてわれわれが真似る気になったのであろうか。」それどころか革靴を履いて水虫栽培までしているのです、先生。・・民衆生活の歴史はつまるところ我々自身の昨日の物語である。
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「忌む」とはどういう感情か。ここに死穢と差別の根原がある。日本各地からタブーに関する不気味な言葉、恐ろしい言葉、不思議な言葉、奇妙な言葉を集め、解説した読める民俗事典。全集未収録。
著者: 柳田 国男
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- ナレーター: 松宮 森乃
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「お月さま幾つ十三ななつまだ年は若いな」今も歌われるわらべうたですが、この歌が、和歌山で森岡でどう歌われていたか・・・ちなみに滋賀出身の親を持ち大阪で育った自分は「まだとしゃわかい」だと思っていました。子供の使うコトバに対する柳田國男の好奇心、観察眼、感性、そして満ちる愛情にほれぼれとさせられる一作。
著者: 柳田 国男
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木綿やさつまいもが新しかった頃
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民俗学者・国文学者・歌人の折口信夫による幻想小説。奈良の當麻寺に伝わる、当麻曼荼羅縁起・中将姫伝説に着想を得て書かれた作品。この中将姫にあたるのが、物語の主人公となる藤原南家郎女である。
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3歳からの読み聞かせCD7枚セットです。
「今昔物語」では、インド・中国・日本が舞台で、おじいさんやおばあさん、子どもたちや鬼や妖怪などたくさんの登場人物が活躍します。1000話以上あるお話の中から、子ども向けに選りすぐりの46話を収録しています。
笑ったり、怒ったり、だまされたり・・・ユーモアたっぷりで人間味あふれる平安文学をやさしい朗読でお楽しみください。
●ワクワクと成長がいっぱいの今昔物語の世界
プロによる感情豊かな読み聞かせで・・・お話に出てくる人たちや妖怪たちの楽しい気持ち、悲しい気持ち、驚いた気持ち、うれしい気持ち、怒った気持ちが伝わる
↓
・お話を最後まで聴く集中力を養います
・言葉が増えることによって、おこさまの世界はぐんと広がります
収録しているお話
天竺編
獅子
狐
亀
猿の肝
中国編
人身御供
病氣
孟宗
荘子
石碑
孔子
日本編
いけにへの身代り
源信僧都の母
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お地蔵樣
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中国や日本の古典文学を背景に、妖美で幻想的ながらも、現実と思わせるほど人間の愛憎を芸術性豊かに描いた『雨月物語』は、べネツィア映画祭で銀獅子賞を受賞した溝口健二監督による映画、水木しげる氏による漫画などに派生し、後世に大きな影響を与えている――
日本の本格怪異小説といえばこれ!
・崇徳院の菩提を弔うために白峯の御陵を訪ねた西行法師の前に現れたその人は…(白峯)。
・義兄弟の契りを結んだ二人の男の再会は、思わぬ形で果たされることに…(菊花の約)。
・戦乱の最中、家の再興のために旅立って、7年もの間、家を空けた男が故郷に帰って見たものは…(浅茅が宿)。
・男が出会った絶世の美女・真女児の正体は蛇であった…(蛇性の婬)
など、珠玉の全九編。いずれも和漢の作品を典拠とした一種の怪談ではありますが、仏教的因果関係の思想や儒教的勧善懲悪の倫理観を越えて、封建社会のなかでは求めがたい純朴な人間像を、古い時代や超自然的な場を舞台にして鮮やかに描き出した傑作です。漢の古語を自由に駆使した独特の文体と鬼気迫る怪奇描写は、きっとあなたを虜にすることでしょう……
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月日は百代の過客にして
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旅の詩人ともいわれる松尾芭蕉は、四十六歳の春、まだ見ぬ陸奥(みちのく)の地をめざして門弟曾良(そら)と旅に出る。住み慣れた住まいを人に譲り、旅に死す覚悟をも持ちながら、これから足を踏み入れる未知なる世界に、芭蕉の心は高揚する。
かくして江戸・深川から日光、那須野と北上し、白河の関を越え、松島、平泉と奥州の道をゆく。立石寺、出羽三山、象潟(きさがた)などを巡り、北陸に出て越後、金沢を南下し、結びの地・大垣に至る。一五〇日余、約二四〇〇kmの行程であった。その後、何度も推敲が重ねられ「おくのほそ道」は完成する。
名文・名句が散りばめられた芭蕉の最高傑作ともいえる「おくのほそ道」は、今なお人々の心を漂泊の旅へといざなう・・・
<収録内容>
01 タイトル
02 百代の過客
03 旅立
04 草加
05 室の八島
06 仏五左衛門
07 日光
08 黒髪山
09 那須
10 黒羽
11 雲岸寺
12 殺生石・遊行柳
13 白河の関
14 須賀川
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やはり素晴らしい。
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著者: 松尾 芭蕉
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾七 山梨・上野原 「異界の民」が神輿を担ぐ
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平成二十七年九月、本対談の聞き役・盛池雄峰が居を構える、山梨県の東端・上野原市中心部の牛倉神社で、例祭が行われ、高橋御山人も参加した。例祭は、市内を巡る勇壮な神輿で知られるが、盛池雄峰の居住地の町内では、過疎化・高齢化もあって、神輿の担ぎ手が不足しており、毎年近隣の東京都八王子市から、多くの若者も含めた担ぎ手がやって来る。神輿というものは、比叡山延暦寺の僧兵や、日吉神社の神人などによる強訴に使われ、千年近い昔から「荒々しい」側面も強いが、当神社の神輿も少なからずそうである。そして、僧兵や神人の如く、担ぎ手にも「荒々しい」者が少なくない。多くの祭に付き物の、見るからに荒々しい「ヤンキー系」の人々もいれば、見た目はそうでなくとも、僧兵や神人の如く「社会の不穏分子」となり得る「自宅警備員」など、地元の人々からすれば異様な面々である。妖怪達の「百鬼夜行」のモデルは、このようなものに違いない。だが、そうした「異類」達が、必要とされ、活躍する。神社や祭というものは、古より、そのような社会の結節点としての役割があった。当神社の祭神たる牛頭天王も、外より来る「来訪神」だが、それは、こうした「異類」達の遠い先祖である。大都市八王子から数駅にして、過疎化の進む上野原、そこに新たなる神事として再浮上する、古き類型を見る。
著者: 高橋 御山人
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著者: 高橋 御山人
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高野聖
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- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 30 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
津軽半島北西部、日本海と繋がる十三湖は、古くは十三湊と呼ばれ、中世には日本の十大港湾に数えられる程に繁栄した。ここを拠点とした安東氏は、北海道にも進出し、和人とアイヌとの間の交易を取り持った(本シリーズ其之参拾参参照)。安東氏が南部氏に津軽を追われた後は衰えたが、大規模な宗教施設の遺構が発見されている山王坊日吉神社など、往時を偲ぶ神社仏閣や遺跡が、周辺に多数残っている。安東氏は、後に秋田氏となり、奥州三春藩主として明治まで続いているが、特異な家系伝承を伝えており、前九年の役で討たれた安倍氏、さらに神武天皇に討たれた長髄彦の兄・安日まで遡るという。相内の神明宮は、かつて長髄神社と呼ばれ、長髄彦を葬った場所とも言われる。境内には縄文時代の貝塚があり、人骨が発見されている。昭和末期には、こうした伝承を過剰に膨らませ、古代の日本には西の大和朝廷に対する東の荒吐王国があったとする「東日流外三郡誌」が発表され、学界に騒動を巻き起こした。本書は科学的に偽書である事が確定しているが、一方で本書により古代の東北、津軽が脚光を浴びたのも事実である。それは、高橋御山人の生涯にも強い影響を及ぼした。偽りであっても、絶大なパワーを持つ「コンテンツ」には違いないのである。「パワーを発する」コンテンツ・百社巡礼、ここに完結!
著者: 高橋 御山人
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高橋御山人の百社巡礼/其之四拾六 山梨・上野原 南朝悲話と弔いの舞
- 暗殺された親王の愛妾と子の悲劇、そこに世の無常を感じ土着した皇族と里人の弔い
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
百社巡礼の対談相手・盛池雄峰師宅のある、山梨県上野原市の神社を取り上げ、収録も上野原で行う「上野原シリーズ」。第二弾は、市の南西部、都留市との境にある、雛鶴峠の麓、旧秋山村の無生野(むしょうの)に鎮座する雛鶴神社(ひなづるじんじゃ)。後醍醐天皇の皇子・大塔宮護良親王は、鎌倉幕府打倒の立役者の一人だが、父や足利尊氏と対立し、鎌倉で幽閉され、暗殺されてしまう。その愛妾・雛鶴姫は、親王の首を抱え、わずかな従者とともに鎌倉を脱出、逃れ逃れて、無生野へ辿り着いた。そこで皇子の子を産むも、母子ともに亡くなってしまう。その二十年後、護良親王の子・葛城宮綴連王(つづれおう)が、南北朝の戦乱を逃れてこの地にやって来るが、雛鶴姫とその子の話を聞き、不思議な因縁を感じてこの地に住み着き、73歳の天寿を全うしたという。護良親王、雛鶴姫とその子、綴連王を祀っているのが、雛鶴神社である。境内には、綴連王の墳墓もある。また綴連王は、父の護良親王、雛鶴姫とその子の菩提を弔う為、大念仏を始めた。これは今も続けられている踊り念仏の一種で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。甲斐に伝わる南朝悲話と伝統芸能を探求する。
著者: 高橋 御山人
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古寺巡礼
- 著者: 和辻 哲郎
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 8 時間 45 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
明治生まれの日本を代表する哲学者、倫理学者の旅行記。
和辻哲郎が20代の時に友人と奈良を旅し見聞した古美術、古建築について熱くそしてみずみずしい感性でつづられている作品です。 発売当時大ヒット作となった本書は、いまも色あせることなく美の世界へと私たちをいざないます。
奈良を旅する前に予習として聴きいておきたい作品です。
著者: 和辻 哲郎
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高橋御山人の百社巡礼/其之七拾四 秋田三湖 古の龍伝説が未来を拓く
- 田沢湖・十和田湖・八郎潟の「秋田三湖」に伝わる龍伝説に、明日への展望を見出す
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 29 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
秋田県にある「秋田三湖」と呼ばれる三つの湖。その全てに龍の伝説が伝わっている。まずは、田沢湖の「辰子姫」。このあたりに住んでいた人間の娘・辰子は、永遠の美を求めて観音菩薩に願を掛け、お告げにより山中の泉の水を飲んだ。しかし喉が渇いて際限なく水を飲み続け、龍の姿に変ってしまった。そこで仕方なく泉を広げて湖とし、そこに住んだ。これが田沢湖だという。湖畔のその泉の近くには、辰子姫を祭る御座石神社が建っている。青森との県境にある十和田湖にも、近くに住んでいたマタギの若者「八郎太郎」が、掟を破って仲間のイワナまで食べてしまい、川の水を飲み続けて龍となり、十和田湖を作って住んだという伝説がある。そこに、熊野で修業を積んだ山伏「南祖坊(なんそのぼう)」が現れる。南祖坊は「草鞋が切れた場所が終の棲家となる」という神託とともに鉄の草鞋を授かり、その切れた場所が十和田湖だった。南祖坊はここで龍に化身して八郎太郎と戦い、勝利する。これが十和田神社に祭られる青龍権現である。敗れた八郎太郎は西へ逃れて湖を作って住む。これが八郎潟であり、湖岸の八郎神社に祭られている。その八郎潟を戦後干拓して作ったのが大潟村で、入植した村民により建てられた大潟神社にも、八郎太郎は祭られている。古の龍伝説を辿り、明日にまで展望を広げた未来志向対談。
著者: 高橋 御山人
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高橋御山人の百社巡礼/其之三 秋田・男鹿 なまはげが山から海からやって来る
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
前回に引き続いて、御山人が青春18きっぷを使い行った一人大学卒業旅行。 その最終到達地は、日本海に突き出た、秋田県・男鹿半島。 この地に伝わる「なまはげ」を求めて、半島中心部の山間にある真山神社を訪ねる。 併設の伝承館では「なまはげ」来訪の実演も行われる真山神社には、 こんな習俗と伝承がある。 ○祭礼の日、山から「なまはげ」が降りて来る ○「なまはげ」は家々を訪れ、怠け者を責めて暴れ回る ○一方では、五穀豊穣、家内安全などの福や富をもたらす「神の使い」でもある ○ゆえに、真山神社の鬼には角がない しかしこれは、あくまでも真山神社の「なまはげ」の話。 男鹿半島一帯に伝わる「なまはげ」は、場所によって言い伝えや姿も異なる。 特に注目すべきなのが、半島南西部沿岸の赤神神社。 ここにはまた別の伝承がある。 ●漢の武帝が、海の彼方より五匹のこうもりを連れて来た ●そのこうもりが鬼となり、村を荒らし回る ●困った村人は鬼らと賭けをし、知略によって退散させる ●赤神神社の五社堂はその鬼らを祀り、これが「なまはげ」の起源という 「なまはげ」のような来訪神とは何なのか?古代における「未知との遭遇」とは?卒業式前日、自らマレビトと化して追う、彼方より寄り来る「異類」たちの足跡。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
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高橋御山人の百社巡礼/其之五拾弐 広島・三次 魔物ハンターの広告戦略
- 少年が魔王から木槌を授かる江戸時代の怪異譚「稲生物怪録」 その舞台を訪ねる
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 28 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
中国地方の中央、広島県北東部の盆地に位置する三次市には、江戸後期の神道家・平田篤胤も強い関心を持った「稲生物怪録」という怪異譚を記録した書物が伝わる。江戸中期、三次藩士の息子である稲生平太郎が、仲間との肝試しで嵐の中近所の山に登り、触れれば祟りがあるという石に木札を結び帰ってくる。すると、連日連夜、化物がやって来て平太郎を驚かすが、平太郎は動じる事がない。それが一ヶ月続いて、その最後にはついに魔王・山本五郎左衛門(さんもとごろうざえもん)が現れるが、それでも動じない平太郎に魔王は感嘆し、魔王の助力が得られる木槌を与えて去る、という話である。三次市には、その平太郎の屋敷跡や、「稲生物怪録」にも登場する山へ登る際の入口となった神社、木札を結んだ石、山麓の寺院などが今も残っている。また、平太郎は長じて武太夫と名乗り、三次藩が併合されたため広島へ移ったが、武太夫の名は広島でも轟いたようで、広島市内には武太夫を祭る神社があり、魔王より授かったという木槌も、市内の国前寺に伝わっている。また、四国・松山のお家騒動に関係した化け狸・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)を退治したという伝説が当地にあり、近隣にもその勇名が広く知られていた。「稲生物怪録」とは一体何だったのか?その舞台を訪ね、真相に迫る。
著者: 高橋 御山人
遠野物語に寄せられたリスナーの声
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ナレーション
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ストーリー
- ky1111811
- 2022/02/13
民間伝承の定番
言わずと知れた名著です。ナレーションは好みが分かれるところですが、わざと感情を省いた語りにより、おかしな修飾をつけずに物語を理解させてくれるところが良いですね。
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ストーリー
- ひろ
- 2022/11/12
素晴らしい
原作はもとより高名なものですが、ナレーションも素晴らしい。
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ありがとうございました。
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ストーリー
- HIDEHIDE
- 2022/03/04
正統派
日本文学の正統派
難しい言い回しだが残し、受け継がれるべき物語だと思う。ナレーションも的確な音声で聞きやすい。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ストーリー
- kabaka99
- 2023/10/15
「やなぎだ」にしか聴こえん
本書は民俗学の先駆けとされてはいるが、文語体で読みづらいだろうなぁと未読だったのでAudibleに入っているのを幸い、チャレンジしてみた。そしたら冒頭、いきなりナレーションで「やなぎだ くにお」と聴こえたので驚いた。
本書の内容については文語体だったり熟語が多くて意味が取りづらかったりと予想通りだったが、内容的には、現代の「実話怪談」のようでとても興味深かった。前から気になっていた「座敷童子」の原典?も聴けたのが個人的な収穫だ。
というのも、男の子だと思っていた座敷童子に、二人の女の子説もあると某アニメで知り、しかも遠野物語に記されている、という情報だけが頭に残っていたからだ。
今回、その根拠を得ることができたのはとてもありがたい。
本書についてこれ以上に良し悪しを判断すべきではないと思うが、冒頭の著書名が「やなぎだ」と読み上げた(あるいは聴こえた)のには驚いた。
「やなぎた」が正しいとされているが、別の分野の学者に「やなぎだくにお」氏がいるので、こちらの場合には「た」をやや強調する例が一般的だからだ。
縁のある自治体のwebサイトでも「やなぎだくにお」とルビをふっている例があるぐらいなので、間違えるのもやむなしと言えるが、これはプロのナレーターが料金をとって提供しているものだ。
ここをしっかりと発音できないようでは、品物として失格である。この一点のみで星一つとした。ちなみに一つつけたのは、抑揚を含めて他がとても聴きやすかったからだ。
この遠野物語は国立国会図書館のデジタルコレクションで見ることができる。今の活字と違って少々読みづらいが、音声で聴き終わったあとなら、なんとなく読み進められる。
なんなら、それを見ながら聴くのもいいかもしれない、と聴き終わったあとで思った。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
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ストーリー
- ルクレツィア
- 2021/09/19
とても面白かった
柳田國男(やなぎた くにお)という人が、今もしも生きているなら、お会いしてみたかった。この人の興味好奇心はさまざまな物に向けられ、探究心は強く行動力は並外れておられた。遠野物語を読むと柳田國男がどんなに夢中になって口伝えの話しを聴いてまわったかが見えるようだ。オーディブルで聴く方が、文字で読むより何倍も面白いことがわかった。ナレーションの声も語りもとてもよかった。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
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ナレーション
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ストーリー
- まんげきょう
- 2022/07/28
夏向き?
根本さんのナレーション、ピッタリだと思いました。
内容もちょっとドキッとする昔話があり、楽しめました。
遠野ってどんなところなのか、行ってみたと思います。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- おちおち
- 2024/03/04
ストーリーがよくわからない
岩手県を舞台にした名作であるが、ストーリーがわかりにくい。何度か聞いたが、よくわからないです。カッパのシーンだけわかりました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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ナレーション
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2024/04/30
何言ってるかわからない。
伝承だとしても、言葉づかいが古くて良くわかりません。
何の話だかわからないかな。
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