いなか、の、じけん
カートのアイテムが多すぎます
カートに追加できませんでした。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
Audible会員プラン 無料体験
-
ナレーター:
-
岩渕 柾志
-
著者:
-
夢野 久作
このコンテンツについて
線路に置き石をした若者の間抜けな言い訳とは(汽車の実力実験)。けちで強欲な老婆が不審な死をとげた密室事件の真相は……?(一ぷく三杯)。思い込みと勘違いで仕事仲間を殺してしまった男の呆れた動機(赤玉)。八幡様へお参りした帰りに銭湯に寄ると、子どもがいなくなってしまった!(八幡まいり)。田舎の人々の起こす事件のおかしさが、巡査とのやりとりをまじえて、ときにユーモラスに、ときに恐ろしげに伝わってくる。©2022 PanRolling
こちらもおすすめ
-
難船小僧(S・O・S・BOY)
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 1 時間 17 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「ギャア――。ウワアッ。助けて助けて……カンニンして下サアイ。僕はこの船を降りますから……どうぞどうぞ……助けてエ助けてエッ……」
「アハハハ。どうもしねえだよ。仕事を手伝いせえすれあ、ええんだ」
「許して……許して下さあい。僕……僕は……お母さんが……姉さんが家(うち)に居るんですから……」
「ウハハハハ……云う事を聴かねえとコレだぞ」
「致します致します。何でも致します。……すぐに……すぐに船から下して下さい。殺さないで下さい」
「知ってやがったか。ワハハハハハハハ」
昭和二年頃の十月の末だったっけ……
足音高くブリッジに登って行った俺は、船長(おやじ)の背後でワザと足音高く立停まった。
「おはよう……」と声をかけたがは見向きもしない。何しろ船長仲間でも指折の変人だからね。何か一心に考えていたらしい。俺は右手に提げた黄色い、四角い紙包を船長の鼻の先にブラ下げてキリキリと回転さした。
「御註文のチベット紅茶です。やッと探し出したんです」
船長(おやじ)はやっとびっくりしたらしく首を縮めた。無言のまま六尺豊かの長身をニューとこっちへ向けて紅茶を受取った。
「ウウ……機関長か……アリガト……」とプッスリ云った。コンナ時にニンガリともしないのがこの船長の特徴な
著者: 夢野 久作
-
空を飛ぶパラソル
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 21 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
福岡時報の新聞記者である「私」は特ダネを探しに九大工学部へ向かう。工学部の正門前は一面の水田になっていた。
著者: 夢野 久作
-
名娼満月
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 1 時間 13 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
京都の島原で一と云われる松本楼に満月という花魁が居た。 名前の通り満月ように美しく、毎年三月になると満月の道中姿を見るために洛中洛外の宿屋がいっぱいになる。
著者: 夢野 久作
-
斬られたさに
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 1 時間 23 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
黄色い桐油の旅合羽を着た若侍が一人松の間に平伏している。その前後に二人の髭武者が立ちはだかっていた。どうやら若侍が髭武者達に絡まれているようだ。
著者: 夢野 久作
-
あやかしの鼓
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 2 時間 31 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
私は嬉しい。「あやかしの鼓」の由来を書いていい時機が来たから……
「あやかし」という名前はこの鼓の胴が世の常の桜やつつじとちがって「綾になった木目を持つ赤がし」で出来ているところからもじったものらしい。同時にこの名称は能楽でいう「妖怪(アヤカシ)」という意味にも通っている。
この鼓はまったく鼓の中の妖怪である。皮も胴もかなり新らしいもののように見えて実は百年ばかり前に出来たものらしいが、これをしかけて打ってみると、ほかの鼓の、あのポンポンという明るい音とはまるで違った、陰気な、余韻の無い……ポ……ポ……ポ……という音を立てる。
この音は今日迄の間に私が知っているだけで六、七人の生命を呪った。しかもその中の四人は大正の時代にいた人間であった。皆この鼓の音を聞いたために死を早めたのである。
これは今の世の中では信ぜられぬことであろう。それ等の呪われた人々の中で、最近に問題になった三人の変死の模様を取り調べた人々が、その犯人を私――音丸久弥と認めたのは無理もないことである。私はその最後の一人として生き残っているのだから……
私はお願いする。私が死んだ後にどなたでもよろしいからこの遺書を世間に発表していただきたい。当世の学問をした人は或は笑われるかも知れぬが、しかし……
楽器というものの音が、どんなに深く人の心を捉える
-
-
実写化するとしたら
- 投稿者: Amazonカスタマー 日付: 2024/08/25
著者: 夢野 久作
-
難船小僧(S・O・S・BOY)
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 1 時間 17 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「ギャア――。ウワアッ。助けて助けて……カンニンして下サアイ。僕はこの船を降りますから……どうぞどうぞ……助けてエ助けてエッ……」
「アハハハ。どうもしねえだよ。仕事を手伝いせえすれあ、ええんだ」
「許して……許して下さあい。僕……僕は……お母さんが……姉さんが家(うち)に居るんですから……」
「ウハハハハ……云う事を聴かねえとコレだぞ」
「致します致します。何でも致します。……すぐに……すぐに船から下して下さい。殺さないで下さい」
「知ってやがったか。ワハハハハハハハ」
昭和二年頃の十月の末だったっけ……
足音高くブリッジに登って行った俺は、船長(おやじ)の背後でワザと足音高く立停まった。
「おはよう……」と声をかけたがは見向きもしない。何しろ船長仲間でも指折の変人だからね。何か一心に考えていたらしい。俺は右手に提げた黄色い、四角い紙包を船長の鼻の先にブラ下げてキリキリと回転さした。
「御註文のチベット紅茶です。やッと探し出したんです」
船長(おやじ)はやっとびっくりしたらしく首を縮めた。無言のまま六尺豊かの長身をニューとこっちへ向けて紅茶を受取った。
「ウウ……機関長か……アリガト……」とプッスリ云った。コンナ時にニンガリともしないのがこの船長の特徴な
著者: 夢野 久作
-
空を飛ぶパラソル
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 21 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
福岡時報の新聞記者である「私」は特ダネを探しに九大工学部へ向かう。工学部の正門前は一面の水田になっていた。
著者: 夢野 久作
-
名娼満月
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 1 時間 13 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
京都の島原で一と云われる松本楼に満月という花魁が居た。 名前の通り満月ように美しく、毎年三月になると満月の道中姿を見るために洛中洛外の宿屋がいっぱいになる。
著者: 夢野 久作
-
斬られたさに
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 1 時間 23 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
黄色い桐油の旅合羽を着た若侍が一人松の間に平伏している。その前後に二人の髭武者が立ちはだかっていた。どうやら若侍が髭武者達に絡まれているようだ。
著者: 夢野 久作
-
あやかしの鼓
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 2 時間 31 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
私は嬉しい。「あやかしの鼓」の由来を書いていい時機が来たから……
「あやかし」という名前はこの鼓の胴が世の常の桜やつつじとちがって「綾になった木目を持つ赤がし」で出来ているところからもじったものらしい。同時にこの名称は能楽でいう「妖怪(アヤカシ)」という意味にも通っている。
この鼓はまったく鼓の中の妖怪である。皮も胴もかなり新らしいもののように見えて実は百年ばかり前に出来たものらしいが、これをしかけて打ってみると、ほかの鼓の、あのポンポンという明るい音とはまるで違った、陰気な、余韻の無い……ポ……ポ……ポ……という音を立てる。
この音は今日迄の間に私が知っているだけで六、七人の生命を呪った。しかもその中の四人は大正の時代にいた人間であった。皆この鼓の音を聞いたために死を早めたのである。
これは今の世の中では信ぜられぬことであろう。それ等の呪われた人々の中で、最近に問題になった三人の変死の模様を取り調べた人々が、その犯人を私――音丸久弥と認めたのは無理もないことである。私はその最後の一人として生き残っているのだから……
私はお願いする。私が死んだ後にどなたでもよろしいからこの遺書を世間に発表していただきたい。当世の学問をした人は或は笑われるかも知れぬが、しかし……
楽器というものの音が、どんなに深く人の心を捉える
-
-
実写化するとしたら
- 投稿者: Amazonカスタマー 日付: 2024/08/25
著者: 夢野 久作
-
焦点を合せる
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 1 時間 6 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
荷物船・海牛丸の機関長である主人公は、九州大学の留学生・李発を船内に招いた。機関長は、ちょうど上海を出る間際に知り合いの王から李発のことを頼まれていた。
著者: 夢野 久作
-
冥土行進曲
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 1 時間 34 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
Q大学の医学部の病室に柔道教師・友石友太郎の異母弟である友次郎が入ってきた。友次郎は、死人のような青い顔をして友太郎の寝台前に立った。
著者: 夢野 久作
-
白菊
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 49 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
網走の監獄を破った5人組のひとりだった虎蔵。強盗時代にはさまざまなアダ名を付けられ世間から評判になっていた。 虎蔵は不要な殺しはせずに、酒と女にも近づかなかった。それが彼のプライドのひとつだった。
著者: 夢野 久作
-
一足お先に
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 2 時間 17 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
の膝小僧が不意にキリキリと痛み出して青年・新東は跳ね起きた。何かしらの鋭い刃物で突き刺されたような痛み。 半分夢心地のまま、その辺りを触ってみると右足が見つからない。そう、新東は肉腫によって右足を切断していた。 切断してから気味の悪い足に関する夢をよく見ていた。
-
-
何度も聞いた
- 投稿者: うっち 日付: 2024/09/25
著者: 夢野 久作
-
骸骨の黒穂
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 57 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
直方の南の町外れに一軒の居酒屋があった。主人は藤六といい六十絡みの独身者の老人。
著者: 夢野 久作
-
山羊髯編輯長
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 2 時間 41 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
東京一、日本一の東洋時報社で腕を振るっていた「吾輩」。あまりの腕にの良さに、悪さの限りを尽くしてきた。 その結果、東京中の新聞社からボイコットを食らう。警察や下宿からも相手にされなくなり、東京を出て心機一転博多に向かった。
著者: 夢野 久作
-
支那米の袋
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 伊原 農, 斉藤 範子
- 再生時間: 1 時間 38 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
『私はもう近いうちに日本と戦争をして戦死をするのです。ですからもう、貴女以外の女の人と結婚する事は出来ないのです。貴女と一緒に天国に行くよりほかに楽しみは無くなったのです。ですから満足して、私の云う事をきいて頂戴。温柔おとなしく私の云う通りになって死んで頂戴。ね……わかったでしょう。』ウラジオストクの踊り子ワーニャと若きアメリカ人士官ヤングは互いを傷つけあうような夜の営みを持つ関係になっていた二人は、近々出帆のため別れを余儀なくされることになる。別れたくないワーニャにヤングが持ちかけたアイディアは、支那米の袋に入って軍艦に忍び込みアメリカへ亡命するというものだった。お互いを傷つけることで愛を確かめる行為の最終的な形を、ワーニャに教え込んだヤングが出帆の夜に"持ち込んだ"軍艦の底には、似たような米袋が数多く運び込まれているだった。洗脳されたワーニャの行く末は如何に。想いを遂げる方法は一つ。鋭く冷たく光ったナイフによってなされるのか・・・。
著者: 夢野 久作
-
ココナットの実
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: あべわき
- 再生時間: 1 時間 11 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
妾こと美少女エラ子は、神戸海岸通りのレストラン・エイシャの隅っこに腰掛けていた。
著者: 夢野 久作
-
氷の涯
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 5 時間 15 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正9年、日本軍がシベリア出兵中のハルビンで、日本軍司令部から十五万円という高額な公金がなくなる事件が起こった。日本軍の陸軍歩兵一等卒・上村作次郎が、誰かに宛てた手記の形で、自分の身にふりか
-
-
語りで解き明かす
- 投稿者: tkhsh 日付: 2023/06/02
著者: 夢野 久作
-
怪夢
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
おごそかに明るくなって行く鉄工場の霜朝。徐々に……徐々に……工場内に重なり合った一切の機械がめざめはじめる。人間……狂人……超人……野獣……猛獣……怪獣……巨獣……それらの一切の力を物ともせぬ鉄の怒号……如何なる偉大なる精神をも一瞬のうちに恐怖と死の錯覚の中に誘い込まねばおかぬ真黒な、残忍冷酷な呻吟が、到る処に転がりまわる。
今までに幾人となく引き裂かれ、切りちぎられ、タタき付けられた女工や、幼年工の亡霊を嘲る響き……
このあいだ打ち砕かれた老職工の頭蓋骨を罵倒する声……
ずっと前にヘシ折られた大男の両足を愚弄する音……
すべての生命を冷眼視し、度外視して、鉄と火との激闘に熱中させる地獄の騒音……
私は、私の父親が頓死をしたために、無経験のまま、この工場を受け継がせられた……そうしてタッタ今、生れて初めての実地作業を指揮すべく引っぱり出された。
「ナアニ。やって見せる。児戯に類する仕事だ……」と、私は腕を組んだまま悠々と歩き出した。
「ウワッ。タタ大将オッ」という悲鳴に近い絶叫が私の背後に起った……又誰かやられたか……
夢野久作
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。1889年(明治22年)1月4日-1936年
-
-
久作らしい短編なのだが
- 投稿者: miroku567 日付: 2018/07/06
著者: 夢野 久作
-
爆弾太平記
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 2 時間 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正九年。韓国・釜山沖のとある島で恐ろしい暴風雨の中、斎木検事はここに潜伏する旧友・轟雷雄の元を訪れていた。 轟が語るのは、如何に自身が首を飛ばされてしまったか……という話だが、そこには常識では考えられない凄愴、惨憺、醜怪、非道を極めたものがあるのだという。
著者: 夢野 久作
-
巡査辞職
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 2 時間 18 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「草川の旦那さん。大変です。起きて下さい。モシモシ。起きて下さい。私は深良一知(ふからいっち)です」
暑い暑い七月の末の或る早朝であった。山奥の谷郷村駐在所の国道に面したホコリだらけの硝子戸をケタタマシク揺ぶりながら、一人の青年が叫んだ。
それは見るからにここいらの貧乏百姓の児と感じの違った、インテリじみた色の白い鼻筋のスッキリとした美しい青年であった。慌てて走って来たものと見えて、手拭浴衣の寝巻に帯も締めない素跣足が、灰色の土埃にまみれている。……と……駐在所の入口になっている硝子戸が内側からガタガタと開いて、色の黒い、人相の悪い顔に、無精鬚をぼうぼうと生した、越中ふんどし一つの逞ましい小男が半身を現わした。
「どうしたんか」
「アッ。草川の旦那さん」
草川巡査はねむそうな眼をコスリコスリ青年の顔を見直した。
「何だ。一知じゃないかお前は……」
「はい。あの……あの……両親が殺されておりますので……」
「何……殺されている? お前の両親が……」
「はい。今朝、眼が醒めましたら、台所の入口と私の枕元に在る奥の間の中仕切が開け放しになっておりましたから、ビックリして奥の間の様子を見に行ってみますと、お父さんと、お母さんが殺されております。蚊帳(かや)が釣ってありますので、よくわかりませんが
著者: 夢野 久作
-
超人鬚野博士
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 3 時間 29 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
髭野博士は実に不思議な男だった。 曰く、彼が日本にいるために英国も、米国も、露西亜も、日本に戦いを挑まない。何故なら髭野博士がどんな最新の武器を内々で取り揃えさせているから。
-
-
夢野久作はドグラ・マグラが有名ですが
- 投稿者: K 日付: 2023/04/11
著者: 夢野 久作
-
黒白ストーリー
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 40 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
いなせな仕事着を着た若者・三平。飯田町付近の材木置き場の中の板をあちこちに並べ直していた。しきりに声色を使い、時には変な身振りを混ぜた三平は芝居気違いだ。
著者: 夢野 久作
-
継子
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 安田 愛実
- 再生時間: 48 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
ある日の登校中、怖い顔をしたルンペンから手紙を一通受け取った玲子。誰にも分からないようにお前のお母さんに渡せ。うまく渡せさないとお前がお母さんに殺されてしまう。
著者: 夢野 久作
-
鉄鎚
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 54 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
――ホントウの悪魔というものはこの世界に居るものか居ないものか――
――居るとすればその悪魔は、どのような姿をしてドンナ処に潜み隠れているものなのか――
――その悪魔はソモソモ如何なる因縁によって胎生しつつ、どのような栄養物を摂(と)って生長して行くものなのか――
――その害悪と冷笑とを逞ましくし行く手段は如何――
かような質問に対して躊躇せずに答え得る人間は、そう余計には居るまいと思う。然るに私はまだヤット二十歳になったばかしの青二才である。だから聖人でも哲学者でもない筈であるが、しかしこの問いに対しては明白に答え得る確信を持っている。
――ホントウの悪魔とは、自分を悪魔と思っていない人間を指して云うのである――自分では夢にも気付かないまんまに、他人の幸福や生命をあらゆる残忍な方法で否定しながら、平気の平左で白昼の大道を濶歩して行くものが、ホントウの悪魔でなければならぬ――
――だから本当の悪魔というものは誰の眼にも止まらないで存在しているのだ――
――そのような悪魔の現実社会に於ける生活とか、仕事とかいうものが如何に戦慄すべきものがあるかという事なぞも、滅多に考えられた事がないのだ――
...
-
-
女性は女性ナレーターでお願いします
- 投稿者: ranpox 日付: 2024/07/15
著者: 夢野 久作
-
霊感!
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 1 時間 20 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
ある青年が急患でやってきた。ドクトル、オルデスネル、パーポンの三人は顔を上げた。
著者: 夢野 久作
-
女坑主
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 46 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「ホホホ。つまりエチオピアへお出でになりたいからダイナマイトをくれって仰言おっしゃるん ですね。お易やすい御用ですわ。ホホホ」
著者: 夢野 久作
-
戦場
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 58 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
外科病院を開業しているポーランド生まれのドイツ医学博士。1916年の1月の末。医学博士が28歳の時、ベルリンの市役所に傭医院を勤めていた。
著者: 夢野 久作
-
暗黒公使
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 13 時間 36 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正九年二月二十八日の午後零時半頃のこと。パリに住む元・警視庁捜査一課長の狭山九郎太の家に一人の不思議な青年が訪ねてきた。
著者: 夢野 久作
いなか、の、じけんに寄せられたリスナーの声
カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- k.sou
- 2023/05/01
サクッと聴けるダークコミカル
ショート・ショートの詰め合わせ
いっけん面白おかしく聴こえる話も、後で文字を追いながらじっくり聴くと結構ゾクっときます
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- hana
- 2022/11/02
コミカル・・・?
夢野久作=ドグラ・マグラの印象で、もっとホラーな作品かと思っていたけど
聴いてみると意外とコミカル・・・?なところもありました。いや、うん。強烈な話もあるにはあったんですが・・・。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- tkhsh
- 2023/06/02
短編でちょうどいい
ちょっと不気味なお話もあって面白かったです。他の作品も聞いてみようと思います。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2023/01/10
短編好き
夢野久作はあまり触れてこなかったのですが、こんな短編集もあることを初めて知りました。
タイトルにもセンスを感じて好きです。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!