
新潮読書クラブ 第六回 夏目漱石『吾輩は猫である』
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現代文学の珠玉の名作や話題の海外文学、なかなか読む機会のなかった古典まで―—。新潮社の倉庫をリニューアルしたレクチャースペース〈soko〉では、毎回バラエティ豊かな新潮社の棚の中から課題図書を選び、その本の愛読者であるゲストをお呼びして公開読書会を開催しています。あなたもaudibleで参加してみませんか?
第六回の課題図書は、2016年に没後100年を迎える夏目漱石の『吾輩は猫である』(新潮文庫)を取り上げます。漱石の処女作であるこの超ロングセラー文学は、中学の英語教師・珍野苦沙弥(ちんのくしゃみ)家に飼われている名前のない猫「吾輩」の視点から、人間社会をユーモアたっぷりに描いた名作です。
今回の“一緒に読む人”は、作家の町田康さん、そして “読書クラブ”の部長として会を進行してくださるのは、翻訳家の都甲幸治さん。『猫にかまけて』『スピンク日記』など動物が登場する作品を書き、現代文学に最先端の「笑い」をちりばめ新しい日本語文学を確立した町田さんは、夏目漱石という先達をどう読むのか? 果たして文学における「笑い」とは、「救い」とは何なのか? 近代文学の起源に立ち返って、町田さんと一緒に考えていきます。
かつてこの本に魅せられた方、この読書会をきっかけに初めてページをめくる方、どんな方でもお気軽にご参加ください。新潮読書クラブでは、新しい出会いをご用意してお待ちしております。
*レクチャースペース〈soko〉は店舗内のオープンスペースのため、たまに環境音が入っていることがございます。ご了承くださいませ。(C)2016新潮社soko カバーアート(C)新潮社soko
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講演日時:1992年10月11日
主催:紀伊國屋書店 協賛・筑摩書房
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ストーリー
【解説】田中英光は、「オリンポスの果実」で知られるが、太宰治、坂口安吾らとともに無頼派作家に名を連ねる。太宰に弟子入りし、その死に衝撃を受け催眠剤中毒が悪化、太宰の墓前で後追い自殺をした。坂口は、”太宰も田中も半獣神で半貴族で、その壁にぶつかって自滅したようなものである”と書いている――。 『離魂』は「忘れかけた名品」と評されている。36歳にして初めて肉体の恋を知った「私」が、若い愛人との情欲におぼれ、強力催眠剤と酒とで泥酔して狼藉を働き、女の多淫多情に嫉妬し、女に翻弄され金を巻き上げられるなどの無頼な日々が描かれている。 自殺1年前の太宰(文中「津島治」)の仕事部屋を女連れで訪ねた「私」は、一緒に死んだT子さんらと始まった酒盛りと太宰のお道化ぶり、そこに、太宰が死に憩を願い求めていた気持ちを重ねるように書いている。そして、太宰の死を機に、「私」の日々はさらに無頼なものになっていく・・・。ちくま文庫『短篇礼讃』(大川渉編)所収。 (C)wis 【朗読】wis(透明感のある声で知られる女性朗読家)
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男性に読んで欲しかった...
- 投稿者: 鈴木 日付: 2023/12/20
著者: 田中 英光
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テアトロ・マサッティー by 島田雅彦 Vol.1「作家 島田雅彦氏が語る朗読の世界」
- 著者: 島田 雅彦
- ナレーター: 島田 雅彦
- 再生時間: 24 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
テアトロ・マサッティー (Teatro Massati) は作家、島田雅彦氏の朗読シアターです。
“口伝えによる語りは、文学の原点” 古代ギリシャ時代は吟遊詩人が全文(1万2000~1万5000行)暗記したテキストを楽器と共に朗読するのを聞いていました。現代では本にすべて記録してあり、いつでも必要なときにそれを開けばいいという安心感があるから、現代人は記憶力が乏しいのかもしれません…
長年朗読を島田雅彦自身が、声で楽しむ朗読コンテンツの魅力について語ります。
著者: 島田 雅彦
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からごころは嘘をつく
- 著者: 丸谷 才一
- ナレーター: 丸谷 才一
- 再生時間: 46 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。どうして日本には恋愛文学があるのに中国にはほとんど無いのだろう?本居宣長が提示した疑問を紐解いてゆくと、日本と中国の国民性、文学の伝統が見えてくる…明治以後の恋愛文学は西洋文学の影響では無かったのです。(1992年11月3日 高松市民会館 文藝春秋七十周年記念講演会より)
●まるで無いような顔 ●一事が万事 ●恋する国家 ●朝日に匂う山桜 ●文学の伝統 文藝春秋の文化講演会は、文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
著者: 丸谷 才一
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wisの内田百けん 01「特別阿房列車」
- 著者: 内田 百けん
- ナレーター: wis
- 再生時間: 1 時間 21 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
【解説】 無類の鉄道好きで知られる百鬼園先生の「阿房列車」シリーズ第1弾! 読書界の話題をさらった名著をオーディオブック化。 内田百けんは、漱石の弟子で軽妙洒脱、ときには毒舌の随筆で知られるが、他方で無類の鉄道好きで、元祖「鉄ちゃん」ともいえる存在。その「阿房列車」シリーズは、多数の読者を得ているが、この「特別阿房列車」はその第一弾で、終戦からの復興期の昭和26年に書かれ話題をさらった名著である。 東京から大阪まで、「特急はと」の一等に乗るためだけに、多額の借金をし、着いた途端に戻ってくる。道連れは、国鉄に務める「ヒマラヤ山系」君。口数が少ない彼との間で交わされるとぼけた会話が可笑しい。 【朗読】wis ※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
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百閒先生最高です♪
- 投稿者: りんご丸 日付: 2022/11/12
著者: 内田 百けん
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新潮社創業120年記念トーク「筒井康隆ワールドの過去・現在・未来」
- 著者: 筒井 康隆, 佐々木 敦
- ナレーター: 筒井 康隆, 佐々木 敦
- 再生時間: 1 時間 21 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
2016年、新潮社は創業120周年を迎えます。これを記念して、日本を代表する作家のひとり、筒井康隆さんのトークイベントを開催しました。 1960年代にSF作家としてデビューして以来、ドタバタ爆笑小説、実験小説、そして純文学と、ジャンルの壁を軽やかに乗り越え、旺盛な創作活動を続けてこられた筒井さん。新潮文庫でも『家族八景』『虚航船団』『パプリカ』『聖痕』をはじめとする名作たちが今なお新しい読者を獲得し続けており、昨年暮れには曰く「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇」という『モナドの領域』でファンを大いに驚かせ、また、感動させてくれました。 対談のお相手を務めるのは、「新潮」2016年1月号に出色の『モナドの領域』論を寄稿した佐々木敦さん。『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)で、メタフィクションを拡張するパラフィクションという概念を提起し、筒井さんをして「創作意欲を触発させられた」と言わしめたこの稀代の批評家に、筒井康隆ワールドの過去・現在・未来について、鋭く切り込んでいただきます。 50年以上にわたり創作の第一線で活躍してきた筒井さんの今後の展望とは――。作家の生の声に接する貴重な機会をお見逃しなく!
著者: 筒井 康隆, 、その他
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wisの井伏鱒二01「屋根の上のサワン」
- 著者: 井伏 鱒二
- ナレーター: wis
- 再生時間: 20 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
【解説】 井伏鱒二の処女作「山椒魚」に続く佳作。「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ(『厄除詩集』)」という井伏作品の放浪的基調低音に通じる抒情的作品。 私は散歩の途中、沼池のほとりで猟銃で撃たれて苦しんでいる雁(がん)を見つけた。抱き上げたときの羽毛や体の温かみ、意外に重たい目方に、その時の私の思い屈した心は慰められる。私は、どうしても丈夫にしてやりたい思いに駆られ、家に連れて帰り治療し、羽を切り、”サワン”と名付けた。雁との心通わせる日々は続く。――しかしある月夜のこと、けたたましいサワンの鳴き声がするので出てみると、屋根の上にのぼって、飛び去っていく3匹の雁と交信している様子だった。「サワンに対する私の愛着を裏切ってかれが遠くに逃げ去るはずはない」。けれどサワンは、月の明るい夜更けに限って鳴き声をたてるようになり、そして……。 【朗読時間】 20分12秒 【朗読】wis ※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
著者: 井伏 鱒二
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ツイート狂詩曲〜SNSは流されずに賢く使え
- 著者: 石田 衣良
- ナレーター: 遠藤 純平
- 再生時間: 6 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
SNSが大嫌いだった。 自分のプライベートなんか不特定多数の人と共有して楽しいのかな。 いいたいことなら、作家の場合エッセイや小説で好きなように書ける。しかもちゃんと原稿料も支払われるのだ。SNSなんてやってられないよ。そんなふうに思っていた。 ところが去年の春にツイッターを始めて、自分でも意外なほどはまってしまった。140字という短文のなかに、あるアイディアや視点をぎゅっと凝縮して、思いついた瞬間に書きとめる。それをほぼ同時に、世のなかに広く問えるのだ。これは実際にやってみると、実におもしろいものだった。そのときのトピックに反対したり、ひとひねりして肯定したり、自分の考えが揺れたりするのがまた興味深い。(本文より) 石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』はこちらから→http://yakan-hiko.com/ishidaira.html
著者: 石田 衣良
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『Xへの手紙』 小林秀雄と人生を読む
- 著者: 池田 雅延
- ナレーター: 池田 雅延
- 再生時間: 1 時間 18 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
池田雅延(レクチャー) 新潮社の元編集者で、小林秀雄氏の本の担当者として「本居宣長」「小林秀雄全集」などを造った池田雅延氏が、小林氏の作品を月々1作取り上げ、その奥深い世界をご案内します。お聞きいただく音声は、東京神楽坂に2014年秋にオープンした〈la...
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疑問はXとは誰なのか?
- 投稿者: minerva2050 日付: 2018/10/11
著者: 池田 雅延
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『様々なる意匠』 小林秀雄と人生を読む
- 著者: 池田 雅延
- ナレーター: 池田 雅延
- 再生時間: 1 時間 7 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
池田雅延(レクチャー)
新潮社の元編集者で、小林秀雄氏の本の担当者として「本居宣長」「小林秀雄全集」などを造った池田雅延氏が、小林氏の作品を月々1作取り上げ、その奥深い世界をご案内します。お聞きいただく音声は、東京神楽坂に2014年秋にオープンした〈la...
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目から鱗の小林秀雄論、聴くべし
- 投稿者: minerva2050 日付: 2018/10/01
著者: 池田 雅延