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『シン・ゴジラ』で描かれた「虚構」とはなんだったのか

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『シン・ゴジラ』で描かれた「虚構」とはなんだったのか

著者: 切通 理作
ナレーター: 古川 雅達
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このコンテンツについて

◇まったく新しい出現の仕方 ついに蓋を開けた、『シン・ゴジラ』。まずゴジラの登場シーンに、この映画独自のものがある。 ギャレス・エドワーズ監督による2014年版ハリウッド『ゴジラ』では、日本の初代ゴジラからあり、また『JAWS』でも描写として際立っていた「怪物の登場のさせ方」に凝りまくった。 人間の生活圏に「ぬっと」あらわれる怪獣。そのインパクトに徹底的に寄せて作られたのがギャレス版『ゴジラ』であった。 本作『シン・ゴジラ』でも、この登場のさせ方は意識したに違いない。この場合の「意識した」とは、「その手はやらない」という方向性だ。いかにも映画の主人公よろしく「ハイ、ここで出ました!」という演出を、意識的に排するという作戦を採ったのだ。。(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html© Risaku Kiridooshi, (P) 2016 Audible, Inc. エッセイ エンターテインメント・舞台芸術

『シン・ゴジラ』で描かれた「虚構」とはなんだったのかに寄せられたリスナーの声

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