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暇と退屈の倫理学

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暇と退屈の倫理学

著者: 國分 功一郎
ナレーター: 盆子原 康
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このコンテンツについて

暇とは何か。人間はいつから退屈しているのだろうか。
答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう。
2011年朝日出版社刊『暇と退屈の倫理学』、2015年太田出版刊『暇と退屈の倫理学 増補新版』と現代の消費社会において、気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加え、待望の文庫化。©國分功一郎 /新潮社 (P)2024 Audible, Inc.
倫理学・道徳
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暇と退屈の倫理学に寄せられたリスナーの声

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連れ去られるのを待ち構えろ。

連れ去られるのを待ち構えろ。
人間は環世界を行き来しやすく、飽きっぽく、慣れやすい。そうした方がエネルギー消費量が少なくて効率がいいからである。そうすると人は退屈になり(暇と退屈は異なる)、耐え難い。すると、命懸けの戦争に行ったり、忙しく働き詰めになったりもする。間違っているとはいえ、信念のために死ぬテロリストを羨ましがったりもする。
また、なぜ耐え難いのかというと、人間の生理学的な必然性(フェイト)で過去の嫌な記憶を再現して多かれ少なかれ苦しめられるからである。個人差がある。
では、どうすればいいか。常に習慣化から免れることを習慣化しながら逸脱すること。これはいわばもつれに他ならない。これが「待ち構える」ということだ。いつもなるべく生まれたままで、フレッシュでいること。ただしそれは、バランスを失ったら生存の危機に直面する。なぜなら、エネルギー効率があまりにも悪いから。そして、本当に連れ去られ、環世界の往来をしなようになったとしたら・・・。

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人生の本質

以前読んだことがあり、衝撃を受けた。今回、増補版のあとがきのところが特に印象に残った。人間の本性、本質と運命について、ゆっくりかみ砕いて説明してくれる。毎日の生活の中で周りを見る捉え方が変わる。理解するのが簡単ではないかもしれないが、どの年代の人にも読んでほしい。また読み返したい。

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この上なし

國分は自らをワールドクラスの哲学者だと証明した。英訳・仏訳はされたのだろうか? ドゥルーズのスピノザやヒュームを初めて読んだ時以来の興奮があった。一気に通読できる力、作者の魂の叫びを感じた。一級の哲学書であり、文学書である。

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めちゃくちゃ面白い

とても論理的で分かりやすく、一気に聴いてしまいました。哲学のみならず人類学的な興味深い話も盛り込まれてとても面白かったです。途中で引用されていた数々の哲学者にも興味がわきました。あと、所々で先生がある人に対して名指しで激怒するところが最高😀

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浪費、という言葉の意味

素晴らしい本でした。暇と退屈から、人が人として幸福に生きるヒントを教えてくれる。哲学を、自らの中で生かす思索にするのは、こういうことなんだな、と思わされます。オススメです。

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暇と退屈の視点から社会を見る

暇、退屈に倫理があるのか、自分にとっては全く結びつかない、と思いつつ本書を聞くことにした。
正直、日常生活の中で暇だな退屈だなと思ったことがないが、いつの間にかそんな状況に誰かに誘導されていたことがなんとなくわかった。少し時間的に余裕を持つことで暇な時間の使い方を考えてみたい。

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